“省エネ”のこと

待機は「ムダ」と、省エネ技術開発
- 新入社員E:
- A先輩、今日、お客様のところへいったら、「うちでは毎日コピー機を使っているけど、一日中電源を入れっぱなしで、結構、電気も消費しているはず。家電製品みたいな省エネモードはあるの?」と聞かれたんですけど・・・。
- A営業:
- もちろんだよ。富士ゼロックスは、温暖化防止のための省エネ機器開発に真剣に取り組んでいる。
- 新入社員E:
- どんなことをしているのですか?
- A営業:
- おいおい・・・。いいか、まず、コピーをとっていない状態、つまり待機時の消費電力は「ムダ」ととらえて、限りなくゼロに抑えるよう、省エネ技術の開発を進めてきた。その結果、待機時の電力を限りなく低く抑えながら、待機から使用できるまでの時間も短くして、お客様に不便をかけない技術を開発することに成功したんだ。もちろん、環境への負荷も下げながらだぞ。
- 新入社員E:
- へぇ、どうやってそんなことできるのですか?
電気を最も消費する「定着器」

- A営業:
- おいおい、研修で習っただろう?コピー機の中で、どこが一番電気を消費するんだったっけ?
- 新入社員E :
- ・・・どこでしたっけ?
- A営業:
- 一番電気を使うのは、画像を紙に定着させるときに使われる「定着器」という部分だ。この部分で、トナーを溶かして、画像を紙に焼き付ける仕組みになっているからね。焼き付けには熱が必要で、常に電気を消費しているんだ。
- 新入社員E:
- そうでした。思い出しました!
- A営業:
- 待機時の電力をゼロに近づけようとすると、いざ使うときになって、定着器が暖まるのに時間がかかって、お客様がとりたいときにコピーがとれないという技術的な課題があったんだ。
- 新入社員E:
- それをどのように改善したのですか?
- A営業:
- コピー機が待機から使用に切り替わる時間を大幅に短縮できるよう、定着器の構造を様々な視点で見直したんだ。温度が低くてもきちんと定着するために、紙をベルトに乗せて定着器と接する時間を長くしたり、トナーを低い温度で紙に融着できるようにするなど、数々の技術を開発した結果、最終的な電力消費も大きく下げることができた。
- 新入社員E:
- 発想の転換だったのですねぇ。
- A営業:
- そうだよ。コピーをとるスピードだけでなく、コピーの画質も落とさず、ビジネス面の効率と省エネ性能との両立を達成しているんだ。
- 新入社員E:
- 便利さや画質を追求しながら、環境への負荷も下げている。そのバランスは重要ですよね。
全ラインナップ機種で省エネを追求

- A営業:
- もう一つ大事なことは、お客様のニーズに応えるため、省エネ性能を搭載したすべてのラインナップ機器を導入することだよ。ある機種だけが省エネ性能に優れていても、その機械が少ししか売れなかったら、効果は期待できないからね。
- 新入社員E :
- 確かに、いくら省エネ機種を開発しても、実際に使われなければ、温暖化防止の効果は上がらないですよね。
- A営業:
- そう。だから、富士ゼロックスでは、全てのお客様にご採用いただけるよう、低速機も高速機も、白黒機もカラー機も、プリンターもコピー機も、全ての機種が省エネ機能を搭載している。ラインアップ全体で省エネ性能を追求しているというわけさ。
- 新入社員E:
- 富士ゼロックスのどの機械を使っても、必ず省エネにつながるってことですね。実際、どのくらいの省エネ効果があるんですか?

- A営業:
- 1997年から2007年の間に、市場全体で稼動している富士ゼロックスのコピー機の一台あたりの消費電力を45%削減したんだ。また、ビジネス性能と省エネ性能を同時に達成していることが評価されて、2006年度も8年連続で省エネ大賞を受賞した。これからも、お客様のオフィスでの省エネにさらに貢献しつつ、ビジネス面での効果も同時に向上できるよう、開発部門にも引き続き頑張ってもらう必要がある。
- 新入社員E :
- どの機械をお客様におすすめしても、全て自動的に省エネにつながるというわけですよね。さっそく、お客様にご説明しなければ!!
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