ページ内移動用のリンクです
サイト内共通メニューへ移動します
本文へ移動します

国/地域:

80億円投資して
乳化重合トナー工場の生産能力を2倍以上に拡大

2004年11月29日

  • オフィス向け複写機・複合機すべてにEAトナーを搭載へ
  • 環境負荷低減と高画質化を推進


富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂2-17-22、社長:有馬利男、資本金200億円)は、今後発売するオフィス向け複写機・複合機すべてにEAトナーを搭載し、一層の環境負荷低減と高画質化を推進いたします。このため、約80億円を投じて、乳化重合トナー(EAトナー)専門の最新鋭プラントを備えた富士ゼロックス イメージング マテリアルズ株式会社(本社:富山県滑川市大島1277番地6、社長:石井 健児)の生産能力を2004年度比2倍以上の年間約5000トンに拡大いたします。12月に新工場棟の建設に着工、2005年9月から11月にかけて順次操業いたします。

新工場棟ではトナーカートリッジの成形・自動組立ラインも順次設置することにより、トナーからカートリッジまでの一貫生産を実現いたします。

EAトナーは製造工程でのCO2排出量の低減と高画質プリントの両立を可能にしたトナーで、当社は2001年9月に発売したデジタルカラー複合機「DocuCentre Color 500 / 500 CP」に初めて搭載し、現在主力商品であるデジタルカラー複合機「DocuCentre Color f450 / f360 / f250」などに採用しているほか、11月25日に発表した新デジタルカラー複合機「DocuCentre C6550 I / C5540 I」、情報システム「ApeosPort C6550 I / C5540 I」や、モノクロデジタル複合機「DocuCentre 185 / 155」、「DocuCentre a285 / a235」、卓上型カラーレーザープリンター「DocuPrint C3530」、「DocuPrint C2425 / C2426」など主力商品に次々と搭載しております。

今後、当社は新商品として市場投入するオフィス向け複写機・複合機すべてにEAトナーを搭載する計画であり、現在販売している機種向けも含めると2005年度中に現在の生産能力を上回る需要が見込まれることから、生産能力を倍増する必要があると判断いたしました。

当社は生産戦略の一環として、組立て生産ラインの中国への移管を進めており、2005年度中に全生産量の約9割を中国で生産する計画で、11月1日には上海工場第二工場を立ち上げ、竣工式を執り行ないました。

一方国内では、パブリッシングシステム、図面用複写機、基幹システム用高速プリンターなどを生産するほか、トナーは高度な技術に基づく装置型生産であることと、お客様の日用の需要に柔軟に対応するため、国内生産を戦略の基本としております。



EAトナーは従来の粉砕式トナー製法と異なり、顔料とワックス粒子、そしてそれらを結合させる乳化重合樹脂粒子を水溶液中で化学反応させ加熱融合したものです。これにより、ワックスを内包させたうえで形状や大きさが均一な各色5.8μm(ミクロン)(体積平均粒径)のトナー粒子の生成が可能です(図参照)

その製法は、従来の粉砕式トナー製法が"大から小へ"というプロセスを経るのとは逆に、顔料とワックス粒子などを"小から大へ"と粒径を成長させる製法であるため工程が少なく、製造工程で排出するCO2を35%削減することが可能です。さらにトナーの形状を任意に制御し転写に有利な形状とすることで、転写率、定着率が向上し、トナーの使用量を従来に比べて37%低減できます。

また、ワックスを内包した小径で均一なトナー粒子は、定着にオイルを使用しないため、ムラの無い薄くて均一な転写が可能になり、ボールペンなどでの書き込みや付箋紙の貼付けが容易なほか、小さな文字をはっきり、黒文字や写真、グラフィクスもテカリやギラツキを抑えて自然な光沢で再現するなど、CO2排出量の低減と高画質プリントの両立を実現しています。

こうした業績が認められて、日本画像学会(東京都中野区本町2-9-5、高橋通会長)主催の平成14年度日本画像学会技術賞を受賞しております。



所在地: 富山県滑川市大島1277番地6
設立年月日: 2000年10月10日
敷地面積: 104,000m2
資本金: 8,000万円 (富士ゼロックス 100%出資)
生産品目: EAトナー
生産能力: 2000トン/年
プラント建設着工 2000年7月 稼働 2001年4月
従業員数: 200名 (2004年11月現在)


◆ 本件に関するお客様からのお問い合わせ先は、当社お客様相談センターまで。
  フリーダイヤル :0120-27-4100 土・日・祝日を除く、9:00~12:00、13:00~17:00





EAトナー製法の特徴
ここまで本文

このページのトップへ