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国内初 ベルギー政府の国際試験所認定を追加取得し、
安全関連評価がすべて実施可能に

2007年4月9日

  • 富士ゼロックス国際認証センター
  • 情報機器の安全関連テスト全てを一箇所で


富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂9-7-3、社長:有馬利男、資本金:200億円)海老名事業所(神奈川県海老名市)内の国際認証センターは、安全関連評価システムについて、ベルギー経済省国際試験認定(BELAC)による電気的・機械的安全性評価試験、レーザーの安全性試験、排出化学物質(ケミカルエミッション注1試験の3分野の技術監査を終了し、BELAC NBN EN ISO/IEC17025認証を取得いたしました。

注1: ケミカルエミッション:VOC(Volatile Organic Compound:揮発性有機化合物)、オゾン、粉じん微粒子など、機器から放出される化学物質

国際認証センターはすでにEMC注2、騒音、無線に関するBELACの認証を取得しており、今回の3分野の認証取得により、デジタルカラー複合機やプリンターなどを含む電気・電子機器に要求される全ての安全項目(電機・機械安全、レーザー安全、排出化学物質、EMC、騒音、無線)を、より公平、迅速かつ、正確に評価する体制を確立いたしました。
情報機器の安全関連評価テスト全てを一箇所で実施することができるBELAC NBN EN ISO/IEC 17025認証施設は国内初です。

注2: EMC (Electro magnetic compatibility 電磁両立性)

BELACの認証を取得したことにより、同センターにおける評価結果はベルギー政府が各国政府間と相互に締結した相互認証システムにより、たとえば、欧州および北米における無線検査や、ドイツの環境ラベルBlue Angel Markが定める複写機/複合機/プリンターの騒音検査については、現地に出荷前の商品を送り込み追加試験を受けることなどが免除されます。
当社は世界的に商品を供給するメーカーとして商品の品質・安全性などをより高めるため、2005年6月、世界最高レベルの性能を確保した「全無響電波暗室」や、電波暗室としては国内最大規模の「10m法電波暗室」などを備えた「新電波暗室棟」を稼働、あわせてBELACのEMC、騒音、無線に関する認証を取得いたしました。

2006年10月には当社商品開発部門からの独立性を担保するため、海老名事業所内に国際認証センターを設置するとともに、排出化学物質試験設備の新設や安全評価設備の充実を図り、今回の3分野について認証範囲拡張監査を受診し、2007年2月にBELAC証明書を受理しました。
当社は今回の認証拡張に併せて、既存EMC施設の稼働率改善と、国際認証センターとして他社商品などの安全評価業務を提供することを考慮し、「10m法電波暗室」を電波暗室棟に増設、4月に稼動いたします。
現在、電気・電子機器および通信端末機器の急速な発展・普及に伴い、これらの機器から放出される電磁波が他の機器に影響を及ぼし誤動作させたり、機器同士が発する電磁波が干渉し合うことで機器の正常な稼働を妨げたり、人体への影響も懸念されることなどから、お互いの電磁波が悪い影響を及ぼし合わないように「電磁波環境」を考慮し、機器の使用と両立させることが求められています。
このため、IEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)が国際規格を作成、デジタルカラー複合機やプリンターなどを含む電気・電子機器および通信端末機器が放出する電磁波の許容値を定めております。
排出化学物質分野では、シックハウス症候群など化学物質の安全性への関心が高まっており、電子・電気機器からの排出化学物質について公平かつより精度の高い評価データの提示が、お客様から求められています。また、このような背景を受け、各国環境ラベル要求を集約した国際規格化も進められています。
そこで当社は、海老名事業所内に5m3および国内最大級の25m3の測定環境室を設置、さらに竹松事業所(神奈川県南足柄市)に分析試験室を完備し、サンプリングから分析まで迅速に対応し、評価できる体制を整えました。
電気的・機械的安全性分野は、感電防止、火傷防止、けが防止、防火構造(延焼防止)といった、製品として確保されるべき基本的な安全性要求項目で、EMC分野と同様、IECが事務機器・情報処理機器の安全性基準として国際規格を作成し、さまざまな安全性要求事項を定めています。
またレーザー分野では、レーザーの放射レベルによっては網膜障害や火傷などを引き起こすため、安全に使用できる放射レベルでの製品提供が求められおり、IECが国際規格を作成、放射レベル許容値などを定めています。
当社は世界的に商品を供給するメーカーとして、欧州/国際規格を先取りした設備をより充実することで、デジタル複合機/オフィス用プリンターはもちろん、コンピュータープリンターなどの大型システムの試験を実施し、商品の品質・安全性をより一層向上させてまいります。

【増設した10m法電波暗室の概要】
暗室サイズ 幅14.0m、長22.0m、高8.5m
特徴 新開発した複合型電波吸収体を採用することでEMC電波暗室としては他に類をみない非常に広範囲な周波数帯域(30MHz~40GHz)に対応
直径5m(耐荷重5ton)の回転床を持ち大型製品の測定に対応
自動制御電動仰角制御式アンテナ昇降装置を備えることで、機器上面から放射される雑音測定が可能
三相対応45kVAのCVCF(定電圧/定周波数)装置の導入により大電流機器にも対応
大型機器の設置を変更せずに電源雑音端子電圧測定を可能とする、可動式垂直基準壁を保有

【電波暗室棟の概要】
敷地面積 2,160m2
のべ床面積 2,997m2 (鉄筋コンクリート2階建て)

◆ 本件に関するお客様からのお問い合わせは、当社お客様相談センターまで。
フリーダイヤル : 0120-27-4100 土・日・祝日を除く、9:00~12:00、13:00~17:00



電気的・機械的安全性評価試験を行なう「電機実験室」

排出化学物質(ケミカルエミッション)測定環境室

排出化学物質(ケミカルエミッション)の分析作業

BELAC認定書

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