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執筆者一覧

青木 宏一郎(あおきこういちろう)氏

1945年新潟県生まれ。ランドスケープ・ガーディナー。千葉大学園芸学部造園学科卒業。森林都市研究室を設立し、青森県弘前市弘前公園計画設計、福島県下郷町(大内宿の町)景観形成基本計画設計などの業務を行う。また東京大学農学部林学科、三重大学工学部建築学科、千葉大学園芸学部緑地・環境学科で非常勤講師を歴任。(財)国立公園協会田村賞受賞。著書に『江戸の園芸』『江戸のガーデニング』『自然保護のガーデニング』『鴎外の花暦』『江戸庶民の楽しみ』『明治東京庶民の楽しみ』『大正ロマン東京人の楽しみ』『軍国昭和東京庶民の楽しみ』などがある。

赤池 学(あかいけまなぶ)氏

1958年東京生まれ。科学技術ジャーナリスト。ユニバーサルデザイン総合研究所所長、CSV開発機構理事長。筑波大学生物学類卒業。「自然に学ぶものづくり」を提唱し、地域の資源、技術、人材を活用した数多くのものづくりプロジェクトに参画。製造業技術、科学哲学分野を中心とした評論、講演活動にも取り組んでいる。著書に『昆虫力』『生物に学ぶイノベーション』『世界でいちばん住みたい家』など多数。

赤木 昭夫(あかぎあきお)氏

1932年京都市生まれ。東京大学文学部卒業。NHK解説委員、慶應義塾大学環境情報学部教授、放送大学教授を経て著述活動に入る。技術論の立場から技術社会のゆくえにも関心を寄せ、考察を深めてきた。専門は英文学・学説史。著書に『蘭学の時代』『インターネット社会論』『ハリウッドはなぜ強いか』『アメリカは何を考えているか—オイルとマネー』『反情報論』『書籍文化の未来』など。訳書に『ガリレオの思考をたどる』『神と人種—アメリカ政治を動かすもの』などがある。

赤瀬川 原平(あかせがわげんぺい)氏

1937年横浜生まれ。作家・美術家。武蔵野美術学校中退。現代美術の先駆的な作品を発表しながら、尾辻克彦のペンネームで小説を執筆、『父が消えた』で芥川賞を受賞。路上観察学会、ライカ同盟、日本美術応援団など幅広い活動を続けている。著書に『外骨という人がいた!』『老人力』『東京随筆』『「墓活」論』など多数。

明川 哲也(あきかわてつや)氏

1962年東京生まれ。早稲田大学文学部哲学科卒業。放送作家、フリーライターなどを経て、ドリアン助川の名で現代詩絶叫バンド「叫ぶ詩人の会」を結成。バンド活動のかたわら、ラジオの深夜番組「ジャンベルジャン!」のパーソナリティーを務め、十代の少年少女から多数の人生相談を受け人気を呼ぶ。バンド解散後はニューヨークに3年間在住。現在は小説を中心とした創作活動を行う。著書に『ぼく、あいにきたよ』『ブーの国』『がぶ呑み相談室』『カラスのジョンソン』『オーロラマシーンに乗って』など。

秋道 智彌(あきみちともや)氏

1946年京都市生まれ。人類学者。京都大学理学部動物学科卒業、東京大学大学院理学系研究科人類学博士課程修了。専攻は生態人類学、海洋民族学。国立民族博物館教授を経て総合地球環境学研究所副所長・推進戦略センター長を務め、2012年3月に退職。自然と人間の多様な関わりから地球規模の環境問題まで、多角的な視点で研究活動を行っている。編著書に『なわばりの文化史』『クジラは誰のものか』『水と文明』『コモンズの地球史』『生態史から読み解く環・境・学』『日本の環境思想の基層』など。

秋山 育(あきやまいく)氏

1947年生まれ。浪速短期大学デザイン美術科卒業。ニューヨークのSchool of Visual Artsに学ぶ。ドイツ国際カレンダー展銀賞、日本グラフィック展イラストレーター年間作家優秀賞、ハリコフ国際ポスタートリエンナーレ2位受賞ほか。代表作に「TIME」誌(米)の世界版カヴァーや「ピクチャーレリーフ」シリーズなどがある。パリ国立広告美術館を始め、国内外12カ所の美術館等に作品収蔵。東京イラストレーターズ・ソサエティ、日本グラフィックデザイナー協会会員。

秋 竜山(あきりゅうざん)氏

1942年静岡県伊東市生まれ。漫画家。奇抜なアイデアとユーモアあふれるナンセンス漫画で人気を博す。代表作に「親バカ天国」「ノッホホン氏」「Oh!ジャリーズ!!」「みんないいひと」「すってんころりん劇場」など多数。エッセイに『利口と馬鹿ばっかり』『秋竜山のロビンソン・クルーソー』などがある。文藝春秋漫画賞、日本漫画家協会賞文部科学大臣賞など受賞。

阿古 真理(あこまり)さん

1968年兵庫県生まれ。作家、生活史研究家。神戸女学院大学文学部卒業。広告制作会社を経てフリーに。大学時代に培った社会学的視点でインタビュー記事やルポ、コラム、エッセイを書く他、単著も多い。主に手がける分野は食を中心にした現代生活史、写真など。著書に『うちのご飯の60年—祖母・母・娘の食卓』『昭和の洋食 平成のカフェ飯—家庭料理の80年』『昭和育ちのおいしい記憶』『「和食」って何?』『小林カツ代と栗原はるみ—料理研究家とその時代』など。2016年秋にパンブームの背景に迫る新書をNHK出版から刊行予定。

浅賀 行雄(あさかゆきお)氏

1951年東京生まれ。イラストレーター。1989年講談社出版文化賞さしえ賞受賞。1978、1990年HBギャラリー、2001年スペースユイにて個展。

浅沼 璞(あさぬまはく)氏

1957年東京生まれ。レンキスト、俳人。法政大学文学部卒業。現在、連句作家(レンキスト)、俳人として創作活動を行う傍ら、日本大学、法政大学、武蔵野大学などで連句実作の講師として若い人々への啓蒙に務めている。連句の裾野を広げようと新連句形式「オン座六句」を提唱、自身のウェブサイト「連句パワー」で実践中。著書に『「超」連句入門』『西鶴という鬼才』など。編著に『淺原六朗俳句選集・天衣百韻』などがある。

アーサー・ビナード(ArthurBinard)氏

1967年米国ミシガン州生まれ。詩人。ニューヨーク州のコルゲート大学で英米文学を学び、卒業と同時に来日。日本語での詩作と翻訳を始める。国境を越えた文学者として創作を続けながら、歴史や軍需産業、経済のカラクリについても言及。辛辣ながらユーモア溢れる語り口は定評がある。ラジオのコメンテーターとしても活躍中。詩集『釣り上げては』で中原中也賞、絵本『ここが家だ—ベン・シャーンの第五福竜丸』で日本絵本賞、『さがしています』で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞を受賞。エッセイ集に『亜米利加ニモ負ケズ』『アーサーの言の葉食堂』など著書多数。

足立 倫行(あだちのりゆき)氏

1948年鳥取県境港市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学政治経済学部中退。週刊誌記者を経てフリーに。独創的な視点と徹底取材によるルポルタージュには定評がある。近年は日本古代史に関する取材・執筆活動を精力的に続けている。著書に『人、旅に暮らす』『日本海のイカ』『北里大学病院24時—生命を支える人びと』『親と離れて「ひと」となる』『妖怪と歩く—ドキュメント・水木しげる』『激変! 日本古代史』『死生天命—佐久間艇長の遺書』『倭人伝、古事記の正体—卑弥呼と古代王権のルーツ』など。

阿部 謹也(あべきんや)氏

1935年東京生まれ。一橋大学経済学部卒業。同大学院社会学研究科博士課程単位修得修了。専攻はドイツ中世史。小樽商科大学教授、東京経済大学教授、一橋大学教授を経て、一橋大学学長、共立女子大学学長を務め、現在、一橋大学名誉教授。社会史研究の泰斗として知られ、旧来の教養、世間、大学の枠を超える新しい知の提案を続けている。『中世を旅する人びと』でサントリー学芸賞、『中世の窓から』で大佛次郎賞、『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』で日本翻訳文化賞を受賞。他の著書に『ハーメルンの笛吹き男』『逆光のなかの中世』『「教養」とは何か』『「世間」とは何か』『大学論』『物語 ドイツの歴史』『阿部謹也著作集』など多数。

天野 祐吉(あまのゆうきち)氏

1933年東京生まれ。コラムニスト、童話作家、松山市立子規記念博物館館長。創元社、博報堂などを経て独立、株式会社マドラ(現・マドラ出版)を設立。1979年雑誌「広告批評」創刊。同誌の編集長、発行人を経て、現在は主にマスコミを対象とした評論・コラムを執筆。テレビのコメンテーターとしてもおなじみ。近年は童話作家として活躍中でもある。著書に『広告みたいな話』『嘘八百』『さようなら経済大国』『おかしみの社会学』『広告論講義』『天野祐吉のことばの原っぱ』『私説広告五千年史』など多数。絵本に『くじらのだいすけ』『ぬくぬく』『絵くんとことばくん』などがある。

新井 卓(あらいたかし)氏

1978年川崎市生まれ。写真家。大学時代に写真に出会い、その原点を探るうちにダゲレオタイプ(写真黎明期の銀板写真)を知る。以後、ダゲレオタイプで広島、長崎、福島、アメリカ各地の「核」をテーマに撮影し、社会的な問題を提起している。2016年4月には写真集『MONUMENTS』で木村伊兵衛賞と日本写真協会賞新人賞を受賞。他の写真集に『Here and There 明日の島』『ドイツ 丘の上の小さなハカセ クラース』など。ボストン美術館、森美術館、東京国立近代美術館など国内外の展覧会に参加している。

荒井 良二(あらいりょうじ)氏

1956年山形県生まれ。絵本作家。日本大学藝術学部美術学科卒業。『たいようオルガン』でJBBY賞、『あさになったので まどをあけますよ』で産経児童出版文化賞・大賞、『きょうはそらにまるいつき』で日本絵本賞大賞を受賞するほか、2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど国内外で高い評価を得る。NHK連続テレビ小説「純と愛」のオープニングイラストや「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ2014」アーティスティック・ディレクターに就任するなど、その活動の幅を広げている。近著に『チロルくんのりんごの木』『ぼくらのエコー』がある。

アレックス・ウェブ氏

1952年サンフランシスコ生まれ。ハーバード大学で歴史と文学を専攻し、またカーペンターセンターで写真を学ぶ。74年からフォトジャーナリストとして活動を始め、「LIFE」「GEO」「NATIONAL GEOGRAPHIC」などに作品を発表。70年代はモノクロで作品を発表していたが、79年よりカラーで表現するようになる。その作品はバイブレーションに満ちあふれており、カラー新時代の到来とまで評された。80年海外記者クラブ賞、88年レオポルド・ゴドフスキー・ジュニア・カラー写真賞を受賞。76年よりマグナムに参加、79年より正会員。写真集に『Hot Light/Half-Made Worlds』『Amazon』『Crossing』など。ニューヨーク在住。

安斎 利洋(あんざいとしひろ)氏

1956年東京生まれ。システムアーティスト。ペイントシステム「スーパー・タブロー」を開発。作動し続ける複雑なシステムをつくることに一貫した関心を持ち、「連画」「カンブリアンゲーム」などのコラボレーション・プロジェクト、「Ramblers」などセルオートマトン等を応用した数理的な作品を制作、海外でも高い評価を得ている。マルチメディアグランプリ95ネットワーク部門アート賞など受賞多数。東京大学大学院非常勤講師。

飯田 鉄(いいだてつ)氏

1948年東京生まれ。写真家。上野高校卒業。スタジオ助手を経てフリーに。早くから東京に残る戦前の建物や町並みに関心を寄せ、浅草、上野などで作品を撮り続けてきた。その失われた風景の写真は高い評価を得ている。1987年に日本写真協会新人賞受賞。写真集に『街区の眺め』『横浜建築百景』『浅草モニュメント』(CD-ROM)など、著書に『レンズ汎神論』『私だけの東京散歩』(共著)『釣魚台書法繍錦』『使うライカレンズ』『まちの呼吸』(共著)などがある。

飯田 朋子(いいだともこ)さん

岐阜県生まれ。造形教室「飯田」主宰。武蔵野美術大学油絵科卒業。創造表現研究会会員。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人。著書に児童書『だんご鳥』(新日本出版社)がある。

飯野 和好(いいのかずよし)氏

1947年埼玉県秩父生まれ。絵本作家、イラストレーター。東京デザイナー学院コスチューム科卒業。服飾デザイナーを経て、長沢セツ・モードセミナーで水彩、イラストレーションを学ぶ。絵本に『ハのハの小天狗』『しゃべる詩 あそぶ詩 きこえる詩』『むかでのいしゃむかえ』『くろずみ小太郎旅日記』シリーズ、『妖怪絵巻』『おならのうた』『桃子』など。『小さな山神スズナ姫』シリーズで第11回赤い鳥さしえ賞、『ねぎぼうずのあさたろう その1』で第49回小学館児童出版文化賞を受賞。雑誌の表紙、小説の挿絵や装画、人形芝居の美術・衣裳制作なども手がける。また、絵本の読み語り講演などで全国を股旅姿で渡り歩いている。

五十嵐 敬喜(いがらしたかよし)氏

1944年山形県生まれ。弁護士。法政大学法学部教授。早稲田大学法学部卒業。専門は都市政策、公共事業、立法学。不当な都市計画や建築に反対する住民側の弁護士として住民運動に参加し、「日照権」を確立させた。また従来の公共事業のあり方への鋭い批判を行って公共事業見直しの流れをつくる。最近はより人間らしいシステムをめざす「市民の憲法論」に取り組んでいる。著書に『都市はどこへ行くのか』『美しい都市をつくる権利』『市民の憲法』など。共著に『美の条例 いきづく町をつくる』『公共事業は止まるか』『公共事業をどうするか』『「都市再生」を問う』『市民事業』など多数。

五十嵐 太郎(いがらしたろう)氏

1967年フランス・パリ生まれ。建築史家、建築評論家。東京大学工学部建築学科卒業、同大学院修士課程修了。博士(工学)。専門の建築史の他にも、映画、マンガ、アニメなど幅広い分野に精通。現在、東北大学大学院工学研究科教授。2008年に「ヴェネツィアビエンナーレ国際建築展」において日本館のコミッショナーを担当するなど、ユニークなプロジェクトを実施して注目を集める。「あいちトリエンナーレ2013」の芸術監督を務め、その功績により芸術選奨新人賞を受賞。著書に『新宗教と巨大建築』『美しい都市・醜い都市—現代景観論』『映画的建築/建築的映画』『被災地を歩きながら考えたこと』『忘却しない建築』『日本建築入門—近代と伝統』など多数。

池内 紀(いけうちおさむ)氏

1940年兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者・エッセイスト。ゲーテ、カフカの翻訳で知られる。登山、温泉、演芸など多彩な趣味の世界でも活躍。『ゲーテさん こんばんは』で桑原武夫学芸賞、『恩地孝四郎—一つの伝記』で読売文学賞を受賞。他の著書に『ニッポンの山里』『ニッポン周遊記』『戦争よりも本がいい』など多数。訳書にゲーテ『ファウスト』、カフカ『ミレナへの手紙』など。

池内 了(いけうちさとる)氏

1944年兵庫県姫路市生まれ。宇宙物理学者。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。宇宙の進化や星間物質の大局的構造などの理論的研究を行ってきた。現在は科学技術に関わるさまざまな問題について発言し、学問の専門性を超える新しい博物学を提唱している。名古屋大学および総合研究大学院大学名誉教授。著書に『観測的宇宙論』『科学は今どうなっているの?』『物理学と神』『考えてみれば不思議なこと』『寅彦と冬彦』『懐手して宇宙見物』『科学者心得帳』『科学・技術と現代社会』『科学者と戦争』『ねえ君、不思議だと思いませんか?』など多数。

井家上 隆幸(いけがみたかゆき)氏

1934年岡山県生まれ。岡山大学法文学部法学科卒業。三一書房編集者、「日刊ゲンダイ」創刊時の編集局次長などを経て、現在はフリーライターとして書評を中心に執筆活動を続けている。著書に『量書狂読』(日本冒険小説協会評論賞)『20世紀冒険小説読本(日本篇・海外篇)』(日本推理作家協会賞)『ここから始まる量書狂読』などがある。日本推理作家協会会員。

池澤 夏樹(いけざわなつき)氏

1945年北海道生まれ。作家。埼玉大学理工学部物理学科中退。75年より3年間ギリシャに滞在。詩作、評論から作家活動に入る。『スティル・ライフ』で芥川賞、『母なる自然のおっぱい』で読売文学賞、『マシアス・ギリの失脚』で谷崎賞を受賞。94年沖縄に移住。近著に『イラクの小さな橋を渡って』など。

石川 梵(いしかわぼん)氏

1960年生まれ。写真家。人間と自然の共生をテーマに世界の辺境の民を撮り続けるかたわら、空撮を通して地球のダイナミズムを追う。写真集『海人』で講談社出版文化賞、『The Days After 東日本大震災の記憶』で日本写真協会作家賞を受賞。著書『鯨人』『伊勢神宮 式年遷宮と祈り』『祈りの大地』など多数。

石川 好(いしかわよしみ)氏

1947年東京都伊豆大島生まれ。作家・評論家。高校卒業後に渡米、カリフォルニア州の農園で働く。慶應義塾大学法学部卒業後に再渡米。日米関係論や政治社会批判を中心に著作活動を展開。近年は中国やインドについても発言している。山形県酒田市美術館館長も務める。『ストロベリー・ロード』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。その他の著書に『親米・反米・嫌米論』『60年代って何?』『中国という難問』『秋田について考えた事』など。

石田 友三(いしだともみ)氏

1939年小笠原諸島父島生まれ。古書店「一艸堂石田書店」店主。「一石エッセイ」発行人。法政大学哲学科中退。古本店を営むかたわら、生活者の視点から暮らしや社会のあり方についての思索を深めている。著書に志多三郎の筆名で書いた『街の古本屋入門』『古本屋春秋』の他に、暮らしの思想を考える『ヨコ社会の理論』がある。

泉 留維(いずみるい)氏

1974年広島生まれ、関西育ち。経済学者。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、専修大学経済学部准教授。エコロジー経済学専攻。循環型社会における地域通貨の役割、コモンズやフットパスなどの自然資源の持続的な活用や管理について考察を深めている。共著書に『だれでもわかる地域通貨入門』『エンデの警鐘:地域通貨の希望と銀行の未来』『環境と公害』『コモンズと地方自治』など。

磯部 涼(いそべりょう)氏

1978年千葉県生まれ。音楽ライター。主にマイナー音楽と社会とのかかわりについて関心を持ち『ヒーローはいつだって君をがっかりさせる』『音楽が終わって、人生が始まる』を刊行。その他の編著書に風営法とクラブの問題を扱った『踊ってはいけない国、日本』、日本のポップミュージックの歌詞の意味を問う『新しい音楽とことば—十三人の音楽家が語る作詞術と歌詞論』、共著書に『ヤンキー文化論序説』『遊び疲れた朝に』『ラップは何を映しているのか—「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで』などがある。

磯 良一(いそりょういち)氏

1962年群馬県生まれ。イラストレーター。桑沢デザイン研究所卒業。黒く塗られた石膏ボードを鋭利な刃物でスクラッチ(引っ掻く)して光を創りだす技法をメインに、雑誌、単行本、絵本などの装画・挿絵で活躍。装画に『朦朧戦記』(清水義範著)『落語魅捨理全集 坊主の愉しみ』(山口雅也著)など、絵本に『飛行機にのって』『うどんの味を守る福猫』『エルトゥールル号の遭難』(寮美千子著)がある。

板垣 真理子(いたがきまりこ)さん

宮崎県生まれ。写真家。1982年にジャズ・ミュージシャンの撮影をきっかけに写真家として活動を始める。以後、アフリカ、南米、カリブ、アジアなどを旅して、各地のテーマを掘り下げたレポートを続けている。2005年『武器なき祈り』で第1回小田島雄志賞を受賞。写真集、著書に『おいでよアフリカ』『歓喜・AYO』『踊るカメラマン』『ベトナムの人』『Carnival in Black』『アフリカ 喜・気・樹』『虹色のこどもたち』『キューバ・甘い路上』『スプーン曲げに夢中』『アフリカン・ビューティ』など。個展多数開催。今年9月にブラジルの写真展を予定している。

市川 衛(いちかわまもる)氏

1977年東京生まれ。東京大学医学部卒業後、NHK入局。ディレクターとして医学・健康分野の取材を行う。主な作品に「脳がよみがえる〜脳卒中・リハビリ革命〜」「"誤診"される認知症」「糖尿病の"常識"が変わる」など。2014年、NHKスペシャル「終わりなき被爆との闘い〜被爆者と医師の68年〜」で文化庁芸術祭テレビ・ドキュメンタリー部門優秀賞受賞。京都大学医学部非常勤講師(兼任)。

一杉 裕志(いちすぎゆうじ)氏

1965年富山県生まれ。東京大学大学院情報科学専攻博士課程修了。博士(理学)。93年に電子技術総合研究所(2001年より産業技術総合研究所)入所後、並列・分散プログラミング言語、ソフトウェア工学の研究に従事。2005年より計算論的神経科学の分野における大脳皮質ベイジアンネットモデルを研究。現在、同研究所人工知能研究センター主任研究員。全脳の情報処理アーキテクチャーの解明を通じて、人類の役に立つ「人間のような知能」の実現を目指している。人工知能学会、日本神経回路学会、ACM(Association for Computing Machinery)会員。

井出 明(いであきら)氏

1968年長野市生まれ。観光学者。京都大学経済学部卒業、同大学大学院情報学研究科指導認定退学。博士(情報学)。現在、追手門学院大学経営学部教授。社会情報学とダークツーリズムの手法を用いて、災害復興や戦争の記憶の継承に取り組む。監修書に『DARK tourism JAPAN』などがある。

井出 孫六(いでまごろく)氏

1931年長野県南佐久生まれ。作家。東京大学文学部仏文科卒業。中央公論社編集者を経て著述に専念。小説・ルポルタージュの分野で活躍。著書は第72回直木賞を受賞した『アトラス伝説』をはじめ、『秩父困民党群像』『峠の廃道』『終わりなき旅—中国残留孤児の歴史と現在』(大佛次郎賞)『昭和の晩年』『小説佐久間象山』『ねじ釘の如く』『国を越えた日本人』『男の背中 転形期の思想と行動』『中国残留邦人—置き去られた六十余年』など多数。

伊藤 勝一(いとうかついち)氏

1937年横浜生まれ。タイポグラファー、イラストレーター、アート・ディレクター、自称デザインナンデモ屋。武蔵野美術大学商業デザイン科卒業。大学時代に同級生の桑山弥三郎氏と共同で新たな書体「タイポス」を開発。約35年後の2008年「漢字タイポス」として発表した。富士ゼロックスの複写機が日本に登場した1962年から85年頃まで富士ゼロックスの雑誌広告のディレクションを担当。私家版で出し続けているイラストカレンダーはここ10年ほど動物をテーマとし、そのユーモアと洒脱さで好評を博している。著書に『漢字の感字』『あいうのえほん』など。

伊藤 千枝(いとうちえ)さん

振付家・演出家・ダンサー。1990年、日本大学芸術学部在学中に「珍しいキノコ舞踊団」を結成。以後全作品の演出・振付・構成を担当。活動は作品発表の他、映画、CMを含む映像作品、演劇の振付・出演、アーティストとのコラボレーション等多彩。2000年「フリル(ミニ)」で日本舞踊批評家協会新人賞。2003年フィリップ・ドゥフクレ「IRIS」に演出アシスタントとして参加。2007年映画「めがね」、UA「黄金の緑」で振付を担当。サントリー「アセロラ体操」やトヨタ自動車、ミスタードーナツなどのCM、NHK「おかあさんといっしょ」、テレビ東京「しまじろうのわお!」で振付を担当している。

伊藤 洋志(いとうひろし)氏

撮影/片岡 杏子

1979年香川県生まれ。ナリワイ代表。京都大学大学院農学研究科森林科学専攻修士課程修了。ベンチャー企業退職後に執筆活動を始め、2007年より生活の中から生み出す仕事をテーマにナリワイづくりをスタート。シェアアトリエの運営やワークショップ企画、野菜や果物の収穫と販売をする「遊撃農家」などのナリワイの他、野良着メーカー「SAGYO」の共同経営、ナリワイのギルド的団体「全国床張り協会」の運営も行う。大学での講義など教育活動にも従事。著書に『ナリワイをつくる—人生を盗まれない働き方』『フルサトをつくる』『小商いのはじめかた』などがある。

糸川 燿史(いとかわ ようし)氏

1934年三重県生まれ。写真家。1950年より大阪市在住。1955年から大阪の街とポートレイトを撮りはじめる。モダンジャズなどアメリカ文化に傾倒するうち、ロバート・フランクの『アメリカ人』に強い衝撃を受ける。60年代後半には同志と写真グループ「HIPD HIP」を結成、他ジャンルの若いアーティストと交流する。94年から99年まで「マンスリーよしもと」で大阪の芸人の写真を連載。この6月には「大阪芸人ストリート」と題して10W galleryで展示し、多数の観客を集めた。今年末から初春にかけて、なんばグランド花月新装に合わせて写真展「吉本芸人ストリート 1994年〜1999年」を開催予定。

稲賀 繁美(いながしげみ)氏

1957年東京生まれ、広島育ち。東京大学教養学部卒業、同大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程単位取得退学、パリ第7大学博士課程修了。専攻は比較文化、文化交流史、美術思想史。三重大学人文学部助授を経て現在、国際日本文化研究センター教授・副所長。『絵画の黄昏—エドゥアール・マネ没後の闘争』でサントリー学芸賞、『絵画の東方—オリエンタリズムからジャポニスムへ』で和辻哲郎文化賞を受賞。その他の著書に『異文化理解の倫理にむけて』『伝統工藝再考 京のうちそと』『絵画の臨界—近代東アジア美術史の桎梏と命運』『接触造型論—触れ合う魂、紡がれる形』などがある。

稲垣 尚友(いながきなおとも)氏

1942年東京生まれ。竹細工師・エッセイスト・作家。大学を中退し日本国中を放浪。南の島で出会った風物と人間に魅せられ、トカラ列島の中ほどの平島で暮らす。35歳のとき離島。現在、竹細工を生業とするかたわら、人と暮らしを記録した著作『臥蛇島金銭入出帳』『トカラの伝承』などのガリ版本、『悲しきトカラ』『十七年目のトカラ・平島』『青春彷徨』『密林のなかの書斎』などを書き続けている。2003年に初の非ノンフィクション作品『埋み火 南島尚歯譚』を上梓。

稲蔭 正彦(いなかげまさひこ)氏

1960年名古屋生まれ。メディア・アーティスト、プロデューサー。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科委員長兼教授、メディアスタジオ株式会社代表取締役。米オベルリン大学経済専攻卒業、カリフォルニア芸術工芸大学大学院ビデオアート修了。政策・メディア博士。アート作品や映画などを制作する傍ら、プロデューサー、経営者としてコンテンツビジネスの戦略にも携わる。また次世代のコンテンツやデザインについての研究、知的財産などの政策に関する活動も行っている。著書に『マルチメディアの冒険』『コンピュータ・グラフィックス・アート』(共著)など。

稲葉 振一郎(いなばしんいちろう)氏

撮影/新井 卓

1963年東京生まれ。経済学・社会学者。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。岡山大学経済学部助教授、オーストラリア・モナシュ大学日本研究センター客員研究員などを経て現在、明治学院大学社会学部教授。専門は社会倫理学。政治哲学、倫理学を講じる一方、ポップカルチャー、サブカルチャーにも造詣が深く、さまざまな分野の雑誌などで活躍。著書に『ナウシカ解読—ユートピアの臨界』『社会学入門—〈多元化する時代〉をどう捉えるか』『不平等との闘い—ルソーからピケティまで』『宇宙倫理学入門』などがある。

稲宮 康人(いなみややすと)氏

1975年神戸市生まれ。写真家。中央大学文学部史学科国史学専攻卒業、日本写真芸術専門学校報道芸術科卒業。高速道路、海外神社、東日本大震災など多様なテーマを撮影し、風景に刻まれた過去の記憶を掘り起こしている。写真展「『くに』のかたち HIGHWAY LANDSCAPES OF JAPAN」で三木淳賞受賞。著書に『帝国後 海外神社跡地の景観変容』『「大東亜共栄圏」の輪郭をめぐる旅—海外神社を撮る』がある。

井上 史雄(いのうえふみお)氏

1942年山形県鶴岡市生まれ。言語学者。東京大学文学部卒業、同大学院言語学博士課程修了。東京外国語大学・明海大学名誉教授。専門は社会言語学・方言学。現代の「新方言」、方言イメージ、言語の市場価値などを研究テーマに、趣味と実益を兼ねた調査旅行で各地を回っている。1985年金田一京助博士記念賞受賞。著書に『日本語ウォッチング』『ことばの散歩道』『敬語はこわくない』『日本語は年速一キロで動く』『変わる方言 動く標準語』『言語楽さんぽ』『日本語の値段』『言葉づかい新風景』『社会方言学論考—新方言の基盤』『経済言語学論考—言語・方言・敬語の値打ち』など多数。

井上 洋介(いのうえようすけ)氏

1931年東京生まれ。画家・絵本作家。武蔵野美術学校西洋画科卒業。油彩画、鉛筆画、水墨画、版画、漫画などさまざまな表現領域を横断しながら、ダイナミックでナンセンス、ユーモアあふれる作品を制作している。絵本に『くまの子ウーフ』シリーズ(挿絵)『ゆめゆめえほん』『でんしゃえほん』(日本絵画賞大賞)『やまのばんさんかい』『モグモグでんしゃ』など、作品集に『井上洋介木版東京百画府』『井上洋介図鑑』など。

今泉 吉晴(いまいずみよしはる)氏

1940年東京生まれ。動物学者・著述家。東京農工大学獣医学科卒業。山梨と岩手の山林に山小屋を建て、森づくり、畑づくりをしながら、森に暮らすモグラ、野ネズミ、リス、ムササビなど小哺乳類の観察・研究を続けている。『ムササビ』で日本科学読物賞、『シートン—子どもに愛されたナチュラリスト』で児童福祉文化賞、小学館児童出版文化賞、『シートン動物誌』(全12巻)で日本翻訳出版文化賞を受賞。その他の著書に『野ネズミの森』『空中モグラあらわる』『わたしの山小屋日記—動物たちとの森の暮らし』(全4冊)など。訳書に『ウォールデン 森の生活』(ヘンリー・ソロー)『シートン動物記』(全15巻)など。

今尾 恵介(いまおけいすけ)氏

1959年横浜市生まれ。フリーライター、地図エッセイスト。明治大学文学部ドイツ文学専攻中退。音楽出版社勤務を経てフリーライター兼フリーハンド地図制作者として独立。鉄道少年、地図少年として長年培ってきた該博な知識を生かして活躍を続けている。著書に『日本鉄道旅行地図帳』(監修)『地名の社会学』『地図で読む戦争の時代—描かれた日本、描かれなかった日本』『鉄道ひとり旅入門』『地名の謎』『地図の遊び方』など。

今福 龍太(いまふくりゅうた)氏

1955年東京生まれ。文化人類学者・批評家。1982年よりメキシコ、キューバ、ブラジルで人類学的調査に従事。1987年にテキサス大学オースティン校博士課程にてリチャード・バウマン、アメリコ・パレーデスに師事(人類学、ラテンアメリカ研究)。エル・コレヒオ・デ・メヒコ、中部大学、慶應義塾大学SFC、カリフォルニア大学サンタクルーズ校などで研究・勤務。札幌大学教授を経て現在、東京外国語大学大学院教授。既存の学問の枠に収まらない自由な執筆、フィールドワークで独自の世界を構築している。2017年に『ヘンリーソロー 野生の学舎』で読売文学賞受賞。他の著書に『ミニマ・グラシア』『群島-世界論』『レヴィ=ストロース 夜と音楽』『ジェロニモたちの方舟』『わたしたちは難破者である』他多数。新刊に『クレオール主義—〈パルティータⅠ〉』がある。

今森 洋輔(いまもりようすけ)氏

1962年滋賀県大津市生まれ。画家・イラストレーター。幼少の頃より、琵琶湖とその周辺に広がる里山で遊び育つ。著書に『森のアトリエから』『琵琶湖の魚』『琵琶湖の水鳥』『水草の森』、写真家の兄・今森光彦氏との共著に『琵琶湖里山ふるさと散歩』『むしむしだあれ』『すきすきどうぶつ』がある。成安造形大学非常勤講師。

色平 哲郎(いろひらてつろう)氏

1960年神奈川県生まれ。長野県南佐久郡南相木村診療所長、内科医。東京大学中退、京都大学医学部卒業。長野県の佐久病院で勤務後、98年より無医村だった人口約1,300人の南相木村診療所の初代所長となる。その傍ら、外国人HIV感染者・発症者への生活支援、帰国支援を行うNPO「佐久地域国際連帯市民の会(アイザック)」事務局長としても活動を続け、95年にタイ政府より表彰される。著書に『源流の発想 21世紀 ムラ医療の現場から』『大往生の条件』『命に値段がつく日 所得格差医療』(共著)など。

岩合 光昭(いわごうみつあき)氏

1950年東京生まれ。19歳のとき訪れたガラパゴス諸島の自然の驚異に感動し、動物写真家の道を歩み始める。以来、地球上のあらゆる地域をフィールドに、大自然と野生動物を撮影し続けている。その美しく、想像力をかきたてられる写真は「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙を2度にわたって飾るなど、世界的に高く評価されている。1980年度に『海からの手紙』で木村伊兵衛賞を受賞。一方で、身近な存在であるネコをライフワークとして40年以上撮り続けている。2012年よりNHK BSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」の番組撮影を開始。

宇江 敏勝(うえとしかつ)氏

1937年三重県生まれ。作家・エッセイスト。和歌山県立熊野高等学校卒業。炭焼き業の父について熊野山中で育つ。高校卒業後、林業労働に従事するかたわら文学を学ぶ。炭焼きや植林などの山林労働や山で暮らす人々の民俗誌を深い愛情と洞察をもって綴ったエッセイやルポルタージュは貴重な記録となっている。熊野古道の語り部としても知られる。著書に『山びとの記』『森をゆく旅』『宇江敏勝の本』(全12巻)『世界遺産 熊野古道』の他、小説に『鹿笛』『鬼の哭く山』『黄金色の夜』など。

上野 昻志(うえのこうし)氏

1941年東京生まれ。評論家。東京都立大学大学院在籍中、「ガロ」の社会時評連載「目安箱」で評論活動を始める。以降、映画を中心に、漫画、文学、写真、音楽、美術など多様な文化を鋭く深い洞察力で批評する。著書に『沈黙の弾機』『現代文化の境界線』『映画 = 反英雄たちの夢』『戦後再考』『映画全文』『写真家 東松照明』『戦後60年』などがある。

鵜飼 哲(うかいさとし)氏

1955年東京生まれ。哲学者。京都大学大学院文学部卒業。フランス文学・思想専攻。現在、一橋大学大学院教授。仏哲学者ジャック・デリダに師事。ジャン・ジュネの研究者としても知られる。行動する哲学者・思想家として、沖縄、朝鮮半島、パレスチナ、ニューヨーク、パリと世界各地を飛び回り、さまざまな現場で闘う人々との対話を通して思索を深めている。著書に『抵抗への招待』『償いのアルケオロジー』『応答する力—来るべき言葉たちへ』『主権のかなたで』などがある。

宇梶 静江(うかじしずえ)さん

1933年北海道浦河郡浦河町生まれ。古布絵作家。札幌の私立北斗学園中等科卒業後、上京。1972年、朝日新聞の投書欄でウタリ(同胞)への呼びかけを行い、それがきっかけで東京ウタリ会が発足、関東圏のアイヌ復権運動の牽引者として活躍する。62歳でアイヌ刺繍を学び、布絵に出会って、両者を組み合わせた独自の「古布絵」を創作。アイヌの精神世界を詩情豊かに表現する作品は海外でも高く評価されている。現在も各国先住民族との交流や国内外での講演活動、古布絵の指導などで忙しく活動中。2004年アイヌ工芸作品コンテストでアイヌ文化奨励賞を受賞。古布絵絵本に『アイヌの治造物語』『シマフクロウとサケ』『セミ神さまのお告げ』『トーキナ・ト』がある。2009年からアイヌ料理、アイヌ刺繍やお話の会でアイヌ文化を広めようと「ハポ工房」を自宅に開設。

潮田 登久子(うしおだとくこ)さん

1940年東京生まれ。写真家。桑沢デザイン研究所卒業。大辻清司氏の門下生で、フォトジェニックな独特の写真で知られる。近年は「冷蔵庫」「帽子」「本」と生活の中のモノを通して人生を浮かび上がらせるような作品を撮っている。夫で写真家の島尾伸三氏と共著『中華人民生活百科遊覧』『中国庶民生活図引』などを刊行。また、娘のまんが家しまおまほさんとの三人展なども開催した。写真集に『冷蔵庫』『HATS』などがある。

内田 繁(うちだしげる)氏

1943年横浜生まれ。インテリアデザイナー。桑沢デザイン研究所卒業。株式会社スタジオ80設立。家具から商・住空間、地域開発まで幅広い活動を展開。日本を代表するデザイナーとして、国内外で高い評価を受けている。毎日デザイン賞等受賞多数。著書に『椅子の時代』『インテリアと日本人』など。

内山 節(うちやまたかし)氏

1950年東京生まれ。哲学者。NPO法人「森づくりフォーラム」代表理事。専門は存在論、労働論、自然哲学、時間論など。70年代から群馬県上野村に通い続け、80年に発表したエッセイ『山里の釣りから』で注目される。在野の哲学者として労働問題から森林問題まで幅広い論考を展開。最近は「の・ようなもの」などの哲学塾やセミナーを開催している。著書に『存在からの哲学』『自然と人間の哲学』『貨幣の思想史』『森の列島に暮らす』『「里」という思想』『戦争という仕事』『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』『怯えの時代』『時間についての十二章—哲学における時間の問題』『内山節のローカリズム原論—新しい共同体をデザインする』など多数。

うてつ あきこさん

1970年山形市生まれ。看護師、保健師。1995年より訪問看護の仕事に従事。2003年、ホームレスの人々を支援する「NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」のボランティア・スタッフとして活動に参加。現在は正式スタッフとして活動中。2004年6月、東京・飯田橋に活動で出会った人々が気軽に集まれる場所をと「サロン・ド・カフェこもれび」をオープン。翌年にはフェアトレード・コーヒーの自家焙煎プロジェクトを立ち上げ、「こもれびコーヒー」として販売を開始。交流サロンとコーヒー焙煎のコーディネーターを務めている。著書に『つながりゆるりと』がある。

宇野木 早苗(うのきさなえ)氏

1924年熊本県生まれ。気象技術官養成所(現気象大学校)研究科卒業。理学博士。専門は海洋物理学。気象研究所主任研究官、東海大学海洋学部教授、理化学研究所主任研究員を歴任。半世紀以上にわたって水系の研究を続け、環境・生態系保全について提言をしている。日本気象学会藤原賞、日本自然保護協会沼田真賞、日本海洋学会賞などを受賞。著書に『海洋の波と流れの科学』『河川事業は海をどう変えたか』『有明海の自然と再生』『川と海—流域圏の科学』『流系の科学—山・川・海を貫く水の振る舞い』など。

海野 弘(うんのひろし)氏

1939年東京生まれ。評論家。早稲田大学文学部卒業。世紀末美術、ロシア・アヴァンギャルドを中心にした美術評論から映画・演劇、舞踏、音楽、都市論、民俗学、江戸学など扱う分野は多岐にわたる。小説『江戸ふしぎ草紙』で第3回斎藤緑雨賞受賞。主な著書に『アール・ヌーヴォーの世界』『都市の神話学』『プルーストの部屋』『江戸の盛り場』『ファンタジー文学案内』『おじさん・おばさん論』『万国博覧会の二十世紀』『1914年—100年前から今を考える』『魔女の世界史—女神信仰からアニメまで』『マティスの切り絵と挿絵の世界』『アルフォンス・ミュシャの世界—2つのおとぎの国への旅』『レンズが撮らえた19世紀英国』など多数。

江藤 文夫(えとうふみお)氏

1928年横浜生まれ。評論家・エッセイスト。東京大学経済学部卒業。専門はコミュニケーション論、映像論。言葉と映像を手がかりに、現代とはどのような時代かを問い続けている。多くの学生、素人たちの“ことば”“理解”に協力し、市民文化活動にも取り組んでいる。著書に『見る—現代のコミュニケーション』『スター—そのイメージと本人の間』『チャップリンの仕事』『歴史を見る眼』(共著)『講座・コミュニケーション』(全6巻・共編著)などがある。
2005年3月、本誌連載中に逝去された。

遠藤 利男(えんどうとしお)氏

1931年東京生まれ。日本エッセイストクラブ専務理事。東京大学フランス文学科卒業。NHK入社後、ラジオやテレビの革新的演出家として活躍。そのころより狂言に親しむ。30年間のブランクを経て、70歳を前に稽古を再開。2013年は大曲「木六駄」に挑戦すべく、稽古を続けている。

遠藤 由隆(えんどうよしたか)氏

1960年生まれ。滋賀県野洲市役所総務課、下水道課、県庁出向などを経て現在、同市役所政策推進課専門員を務める。

逢坂 剛(おうさかごう)氏

1943年東京生まれ。作家。中央大学法学部卒業。推理小説から時代小説、西部劇小説まで幅広い作風を持つ。ギターとフラメンコをこよなく愛し、ギターとスペイン内戦を扱った『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。その他の作品に「禿鷹」シリーズ、「御茶ノ水警察署」シリーズ、「重蔵始末」シリーズなど多数。

大石 始(おおいしはじめ)氏

1975年東京生まれ。ライター・編集者。雑誌編集者を経て、フリーランスとしてワールドミュージックや民族音楽・芸能の取材を続ける傍ら、ラジオ番組のパーソナリティーやDJとしても活躍している。旅と祭りの編集プロダクション「B.O.N」所属。著書に『関東ラガマフィン』『大韓ロック探訪記』(共著)『ニッポン大音頭時代—「東京音頭」から始まる流行音楽のかたち』『ニッポンのマツリズム—盆踊り・祭りと出会う旅』がある。

大沢 敏郎(おおさわとしろう)氏

1945年岐阜県生まれ。寿識字学校主宰。大学闘争後、日雇労働者や単行本編集者を経て、1980年より日本の三大簡易宿泊所(ドヤ)街のひとつと言われる横浜・寿町で十分に学校教育を受けることができなかった人たちとの識字実践活動を続ける。近年は、高い教育を受け、競争社会を勝ち抜く中で、家族や他者との豊かな人間関係を失ってゆき、さまざまな心の闇を抱えている若者たちも受け入れて、両者の出会いの中で、共に書くことを通して自分自身を取り戻し、生き抜くちからを獲得することをめざしている。著書に『生きなおす、ことば 書くことのちから—横浜寿町から』など。

大沢 真知子(おおさわまちこ)さん

1952年東京生まれ。労働経済学者。成蹊大学文学部日本文学科卒業、南イリノイ大学大学院経済学専攻博士課程修了。博士(経済学)。シカゴ大学ヒューレット・フェロー、ミシガン大学助教授、亜細亜大学教授を経て現在、日本女子大学人間社会学部現代社会学科教授、同大学現代女性キャリア研究所所長。女性の労働とキャリア開発など、真に女性が活躍できる社会をめぐって考察を続けている。少子化と男女共同参画に関する専門調査会などの政府委員も務めた。著書に『経済変化と女子労働—日米の比較研究』『21世紀の女性と仕事』『ワークライフシナジー』『セカンドチャンス社会へ—妻が再就職するとき』『女性はなぜ活躍できないのか』などがある。

大島 洋(おおしまひろし)氏

1944年岩手県生まれ。写真家。70年代に伝説の写真展「三閉伊」で注目される。作家活動を行いながら写真評論の分野でも活躍。写真集『幸運の町』で写真の会賞、写真展「千の顔、千の国—エチオピア」で伊奈信男賞受賞。写真集は『海上の集落』『モーツァルトとの旅』『ハラルの幻』ほか。著書に『写真幻論』『アジェのパリ』など。

大田 堯(おおたたかし)氏

1918年広島県生まれ。教育学者。東京帝国大学文学部教育学科卒業。戦後の新教育の実践的研究を行いながら、教育とは何かを問い続け、97歳となった現在も講演や執筆など精力的に活動を続けている。東京大学名誉教授、都留文科大学名誉教授、日本子どもを守る会名誉会長。故郷の広島県本郷町(現三原市本郷町)で「ほんごう子ども図書館」の設立に尽力するなど教育文化の発展に寄与し、名誉市民となる。2011年にはドキュメンタリー映画「かすかな光へ」が公開された。著書に『近代教育とリアリズム』『歩きながら考える生命・人間・子育て』『生命のきずな』『かすかな光へと歩む』『大田堯自撰集成』(全4巻)など多数。

太田 肇(おおたはじめ)氏

1954年兵庫県生まれ。神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。三重大学助教授、滋賀大学教授を経て現在、同志社大学政策学部教授、同大学院総合政策科学研究科教授。経済学博士。専門は組織論。とりわけ個人を生かす組織・社会や働き方について幅広く発言している。著書に『公務員革命—彼らの〈やる気〉が地域社会を変える』『がんばると迷惑な人』『個人を幸福にしない日本の組織』『最強のモチベーション術—人は何を考え、どう動くのか?』『なぜ日本企業は勝てなくなったのか—個を活かす「分化」の組織論』など。

大竹 昭子(おおたけあきこ)さん

1950年東京生まれ。文筆家。ノンフィクション、エッセイ、小説、写真評論などジャンルを横断する多角的な執筆活動と同時に、写真も撮り続けている。2007年からは多彩なゲストを招いてのトークと朗読の会「カタリココ」を開催。著書に『随時見学可』『彼らが写真を手にした切実さを』『読むとだれかに語りたくなる』『日和下駄とスニーカー』『ニューヨーク1980』『ことばのポトラック』など多数。

大竹 誠(おおたけまこと)氏

1944年東京生まれ。現代デザイン研究室主宰。武蔵野美術大学卒業。60年代に「遺留品研究所」を設立、路上観察や都市デザインのフィールドワークを長く続けている。著書に『アーバン・テクスチュア』『街の忘れがたみ』『新発見 より道街あるき』『風呂屋の富士山』(共著)『初めてデザインを学ぶ人のために』『漢字漫画』(編著)など。

大月 敏雄(おおつきとしお)氏

1967年福岡県生まれ。建築計画学者。東京大学工学部建築学科卒業。東京理科大学建築学科准教授を経て現在、東京大学大学院工学系研究科専攻教授。工学博士。専門は建築計画、ハウジング、住宅地計画。すでにある環境をいかにつくり変えていくかという問題意識のもとに、集合住宅や住環境の変遷、建て替えに関する研究を行っている。著書に『同潤会のアパートメントとその時代』(共著)『集合住宅の時間』『奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅』(共著)『住まいと町とコミュニティ』『町を住みこなす—超高齢社会の居場所づくり』などがある。

大堀 卓(おおほりたかし)氏

1959年山梨県八田村生まれ。グラフィックデザイナー。青山学院大学文学部心理学科卒業後、会社勤務のかたわら桑沢デザイン研究所でデザインやイラストを学ぶ。東京のデザイン事務所を経て故郷へUターン、タウン誌「月刊マイタウン」編集部に入社。九六年から10年間編集長を務める。その間、五緒川津平太のペンネームで同誌に「甲州弁でGO!!」を連載。それをまとめた『キャン・ユー・スピーク甲州弁?』が山梨県で大ブレーク。テレビでも話題に。目下、続編も構想中。

大村 幸弘(おおむらさちひろ)氏

1946年岩手県盛岡市生まれ。考古学者・中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所長。早稲田大学第一文学部西洋史科卒業、アンカラ大学言語歴史地理学部中近東考古学科博士課程修了。72年にトルコの遺跡発掘調査に従事、現在はカマン・カレホユック遺跡調査隊長として調査を続けながら、アナトリア文化遺産の継承や人材の育成に尽力している。『鉄を生みだした帝国』で講談社ノンフィクション賞、『アナトリア発掘記』でパピルス賞受賞。

大村 次郷(おおむらつぐさと)氏

1941年旧満州生まれ。写真家。多摩芸術学園写真科、青山学院大学卒業。オリエント、インド亜大陸、中国大陸を中心にフォト・ルポルタージュを手がけ、NHK「新・シルクロード」などのスチール撮影を担当。アジア各地の文明遺跡・歴史・文化などを精力的に撮影している。著書に『聖なるカトマンズ』『アジア食文化の旅』『新アジア漫遊』『遺跡が語るアジア』『シルクロード 歴史と今がわかる事典』、共著に『アジアをゆく』(全7巻)などがある。

岡崎 満義(おかざきみつよし)氏

1936年鳥取県生まれ。ジャーナリスト。京都大学文学部哲学科卒業。文藝春秋に入社し、「スポーツグラフィック・ナンバー」創刊編集長として活躍。その後「文藝春秋」編集長、編集委員長、編集総局長などを歴任後に退職。現在、全日本漢詩連盟常務理事。著書に『長嶋茂雄はユニフォームを着たターザンである』『想い出の作家たち』『人と出会う—一九六〇~八〇年代、一編集者の印象記』など。

岡村 昭彦(おかむらあきひこ)氏

1929-1985年。報道写真家。1964年「LIFE」にヴェトナム戦争を取材した写真が9ページにわたり掲載され、一躍世界に「OKAMURA」の名が知れ渡る。『南ヴェトナム戦争従軍記』はベストセラーとなった。その後も北アイルランド紛争、ビアフラ戦争、エチオピアなど各地を取材。後年はバイオエシックスの普及や環境問題に取り組み、精神病院でのボランティア活動を組織した。写真集に『岡村昭彦写真集 これがベトナム戦争だ』などがある。

小川 康博(おがわやすひろ)氏

1968年神奈川県生まれ。写真家。神奈川大学外国語学部卒業。大学を卒業後、偶然目にしたセバスチャン・サルガドの写真に感銘を受け、自ら写真をめざすようになる。2000年に『不確かな地図』で第37回太陽賞受賞。現在、中国大陸や東南アジアを中心に撮影活動を続けている。

荻野 弘之(おぎのひろゆき)氏

1957年東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒業、同大学院博士課程中退。現在、上智大学文学部哲学科教授。専攻は西洋古代哲学、教父哲学。古代ギリシア哲学を中心に、プラトンからストア派にいたる思想を研究。著書に『哲学の饗宴—ソクラテス・プラトン・アリストテレス』『哲学の原風景—古代ギリシアの知恵とことば』『マルクス・アウレリウス「自省録」—精神の城塞』など、共訳書に『ギリシア哲学の最前線』『中世思想原典集成4 初期ラテン教父』などがある。

荻原 規子(おぎわらのりこ)さん

1959東京生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。日本神話をもとにした『空色匂玉』でデビュー、日本児童文学者協会新人賞を受賞。『空色匂玉』はアメリカでも翻訳出版され話題を呼ぶ。勾玉三部作『白鳥異伝』『薄紅天女』の他、『西の善き魔女』シリーズ、『風神秘抄』(産経児童出版文化賞JR賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞)『これは王国のかぎ』(産経児童出版文化賞)など、主に日本を舞台としたファンタジー作品で注目されている。現在『RDGレッドデータガール』シリーズを刊行中。エッセイ集に『ファンタジーのDNA』がある。

奥泉 光(おくいずみひかる)氏

1956年山形県生まれ。小説家、近畿大学文芸学部教授。国際基督教大学教養学部人文科卒業、同大学院修士課程修了(博士課程中退)。研究者時代の共訳書にキッペンベルク著『古代ユダヤ社会史』がある。1986年にすばる文学賞に応募した『地の鳥天の魚群』で小説家デビュー。1990年『滝』で三島由紀夫賞、1993年『ノヴァーリスの引用』で瞠目反文学賞、野間文芸新人賞、1994年『石の来歴』で芥川賞、2009年『神器』で野間文芸賞、2014年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞を受賞。作品はミステリー的構造を持つものが多く、また『「吾輩は猫である」殺人事件』では漱石の文体模倣を行い、高く評価された。趣味はフルートでバンド活動も行い、また将棋の熱心なファンとしても知られる。他の著書に『バナールな現象』『鳥類学者のファンタジア』『浪漫的な行軍の記録』『桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活』『夏目漱石、読んじゃえば?』『ビビビ・ビ・ビバップ』などがある。

奥平 康弘(おくだいらやすひろ)氏

1929年北海道生まれ。憲法学者。東京大学法学部卒業。東京大学社会科学研究所教授、同所長、国際基督教大学教授、神奈川大学短期大学部特任教授を歴任。東京大学名誉教授。平和憲法を守る立場から論陣を張る。2004年に結成された「九条の会」呼びかけ人の一人。著書に『知る権利』『表現の自由とはなにか』『同時代への発言』『憲法』『憲法裁判の可能性』『ジャーナリズムと法』『「萬世一系」の研究—「皇室典範的なるもの」への視座』など。

奥野 卓司(おくのたくじ)氏

1950年京都市生まれ。京都工芸繊維大学大学院修了。米国イリノイ大学人類学部客員準教授、甲南大学文学部教授などを経て現在、関西学院大学社会学部教授、同大学情報メディア教育センター長。専攻は情報人類学・メディア産業論。著書に『ジャパンクールと江戸文化』『パソコン少年のコスモロジー』『日本発イット革命—アジアに広がるジャパン・クール』など。

奥村 宏(おくむらひろし)氏

1930年岡山県生まれ。株式会社研究家。岡山大学法文学部卒業。産経新聞記者、日本証券経済研究所主任研究員、龍谷大学教授を経て中央大学教授を定年退職。商学博士。新聞記者時代、たまたま証券担当になったのをきっかけに株式会社に興味を持ち、独学で日本の現実に則した株式会社論を立ち上げ、一貫して株式会社の研究を行っている。著書に『企業買収』『会社本位主義は崩れるか』『判断力』『最新版 法人資本主義の構造』『会社とはなにか』『会社は誰のものでもない。』『まっとうな会社とは何か』『株式会社に社会的責任はあるか』『粉飾資本主義』など多数がある。

小倉 美惠子(おぐらみえこ)氏

1963年神奈川県川崎市宮前区土橋生まれ。映画プロデューサー・文筆家。アジア21世紀奨学財団、ヒューマンルネッサンス研究所勤務を経て、2006年に(株)ささらプロダクションを設立。2008年に映画「オオカミの護符—里びとと山びとのあわいに」で文化庁映画賞文化記録映画優秀賞、地球環境映像祭アース・ビジョン賞を受賞。2010年「うつし世の静寂(しじま)に」公開、2017年に「ものがたりをめぐる物語」を公開予定。著書に『オオカミの護符』がある。

尾崎 たまき(おざきたまき)さん

1970年熊本市生まれ。写真家。19歳のときにダイビングを始め、海の力強さや海の生き物の生きざまに感動し、フォトスタジオで写真を学びながら、独学で水中写真に取り組む。その後、水中写真に打ち込むために上京し、水中写真家の中村征夫氏に師事、新聞や雑誌などに作品を発表している。水俣の海はライフワークとして追い続けている。写真集に『うみかぜ日記—あまくさ島のたからもの』がある。

小沢 信男(おざわのぶお)氏

1927年東京・新橋生まれ。作家。日本大学芸術学部卒業。在学中に「新日本文学」に参加、編集・運営に携わり、同会の幕引きに立ち会った。小説、詩、俳句、評論、エッセイ、ルポルタージュなど幅広い執筆活動を展開。『裸の大将一代記—山下清の見た夢』で桑原武夫学芸賞を受賞。その他の著書に『わが忘れなば』『いま・むかし東京逍遥』『書生と車夫の東京』『東京百景』『定本犯罪紳士録』『あの人と歩く東京』『句集・んの字』『悲願千人斬の女』『通り過ぎた人々』『東京骨灰紀行』『本の立ち話』『捨身なひと』など多数。

小野 トモコ(おのともこ)さん

1949年東京生まれ。イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。デザイン会社を経てフリーランスになる。主な仕事は、広告、小説の挿絵、書籍カバー、雑誌の表紙、カットなどのイラストレーション制作。イラストを担当したシリーズ広告が、2002年日経広告賞IT・機器部門賞を受賞。ギャラリーハウス・マヤ、アートワッズで個展数回。「パワフルな人物を依頼されることが多いが、静かな風景なども描いていきたい」と言う。

小野寺 誠(おのでらまこと)氏

1939年東京生まれ。詩人・フリーライター・写真家。中央大学文学部卒業。北極圏ラップランドへの旅を皮切りに世界各地を歩く。第1回トリエンナーレ国際写真展第1位受賞(スイス、75年)。著書に『極北の青い闇から』『白夜の国のヴァイオリン弾き』『辺境へ、世界の果てへ』『ジプシー生活誌』『秘境興安嶺をゆく』(共著)などがある。

小原 哲郎(おばらてつろう)氏

1948年長野県生まれ。一橋大学経済学部卒業。専攻・労働経済学。職業能力開発総合大学校教授。大学卒業後、職業訓練大学校(現・職業能力開発総合大学校)にて能力開発の仕事に携わり現在に至る。当初は研究所にて在職者のスキルアップ訓練を、その後能力開発専門学科で技術哲学および職業科学を担当。技術論および日本の労働市場の特徴や職場慣行など日本の職業事情について研究・講義を行っている。文学・芸術など幅広い関心領域からの技術論には定評がある。著書に『技術・技能論(1)』のほか論文多数。

大日方 欣一(おびなたきんいち)氏

1960年東京生まれ。写真/映像研究者。筑波大学比較文化学類卒業、同大学院修士課程修了。多摩美術大学映像演劇学科、武蔵野美術大学映像学科で非常勤講師をつとめる傍ら、武蔵野美術大学造形研究センター客員研究員として大辻清司アーカイブの編纂に取り組む。現在、九州産業大学芸術学部教員。写真関係の展覧会として「大辻清司フォトアーカイブ展」「実験工房展」「北代省三の写真と実験展」「新たな系譜学を求めて」等を手がける。編著書に『世界の写真家101』『写真の歴史』『大辻清司の仕事1946-1999』『大辻清司の写真・出会いとコラボレーション』『日本の写真家101』など。

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