ホーム > 企業情報 > 広報誌 グラフィケーション > 執筆者一覧

執筆者一覧

齋藤 純一(さいとうじゅんいち)氏

1958年福島県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、同大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。プリンストン大学客員研究員、横浜国立大学経済学部教授を経て現在、早稲田大学政治経済学術院教授。専攻は政治理論・政治思想史。現代社会に適合した開かれた公共性など社会が成熟するための方策を、先端的な政治理論を用いて提起し続けている。「立憲デモクラシーの会」呼びかけ人も務める。著書に『公共性』『自由』『政治と複雑性—民主的な公共性にむけて』『人権の実現』など。

斎藤 貴男(さいとうたかお)氏

1958年東京都生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学商学部卒業、英国バーミンガム大学大学院修了。日本工業新聞記者、週刊文春記者、月刊「プレジデント」編集部などを経てフリーに。経済に強い社会派ジャーナリストとして活躍中。近年は社会的格差、教育の問題にも取り組んでいる。著書に『カルト資本主義』『機会不平等』『梶原一騎伝』『プライバシー・クライシス』『経済小説がおもしろい。』『空疎な小皇帝』『希望の仕事論』『安心のファシズム』『ニッポン不公正社会』(共著)『みんなで一緒に「貧しく」なろう』(対談集)『分断される日本』『ルポ改憲潮流』『「非国民」のすすめ』『あなたは戦争で死ねますか』(共著)などがある。

嵯峨 生馬(さがいくま)氏

1974年横浜生まれ。NPO法人アースデイマネー・アソシエーション代表理事。東京大学教養学部卒業。市民活動やNPOと企業、行政の自立的な関係づくりをめざして、地域通貨や都市と農村の交流などに積極的に取り組んでいる。著書に『地域通貨』『図解eマーケティング』など。

坂崎 重盛(さかざきしげもり)氏

撮影/佐々木 孝憲

1942年東京生まれ。編集者・随筆家。千葉大学造園学科卒業。横浜市計画局を退職、波乗社を設立して多くの本をプロデュース。町歩きと古書店めぐりを愛し、明治石版画、ひょうたん、ステッキなどのコレクターとしても知られる。著書に『蒐集する猿』『一葉からはじめる東京町歩き』『東京煮込み横丁評判記』『神保町「二階世界」巡り 及ビ其ノ他』『名著再会 「絵のある」岩波文庫への招待』『ぼくのおかしなおかしなステッキ生活』など多数。

佐木 隆三(さきりゅうぞう)氏

1937年朝鮮生まれ。作家。福岡県立八幡中央高校卒業。八幡製鉄所(現、新日鉄)勤務の傍ら執筆活動を続け、在職中の63年に『ジャンケンポン協定』で新日本文学賞受賞。翌年退社し執筆活動に専念。『復讐するは我にあり』で第74回直木賞、『身分帳』で第2回伊藤整文学賞受賞。犯罪小説の第一人者として注目を集め、その著作は100冊を超える。田中熊吉については『宿老・田中熊吉伝 鉄に挑んだ男の生涯』で詳述されている。

佐々木 賢(ささきけん)氏

1933年中国瀋陽市生まれ。教育評論家。長い間定時制高校教師として学生たちと向き合いながら、学校や教育について考察を深めてきた。現在、日本社会臨床学会運営委員、神奈川県高校教育会館教育研究所共同研究員、夜間給食を守る市民の会代表、NPO法人ことぶき青少年の広場運営委員。著書に『学校はもうダメなのか』『親と教師が少し楽になる本—教育依存症を超える』『教育と格差社会』『教育×原発—操作される子どもたち』など。

佐々木 悟郎(ささきごろう)氏

1956年岐阜県生まれ。イラストレーター。愛知県立芸術大学デザイン科卒業後、渡米。アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン卒業。ニューヨーク・ソサエティ・オブ・イラストレーターズ学生コンペ入賞。NAAC展ADC部門特選、ニューヨーク・ソサエティ・オブ・イラストレーターズ入賞、講談社出版文化賞さしえ賞などを受賞。その郷愁を誘う色彩と描写力で多くのファンを得る。主な仕事は、山田詠美、浅田次郎、レイモンド・カーヴァー、W.P.キンセラなどのブックカバー・デザインの他に、CDジャケット、記念切手、ニューヨーク・ブロードウェイ・ミュージカル「アスペクツ・オブ・ラブ」のポスターなど、幅広い分野で活躍中。愛知県立芸術大学、名古屋造形芸術大学の非常勤講師も務める。著書に『L.A.』『いつもジャズが聞こえていた』がある。

佐々木 正美(ささきまさみ)氏

1935年前橋市生まれ。児童精神科医。新潟大学医学部卒業後、東京大学で精神医学を学び、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学に留学。帰国後、国立秩父学園を経て小児療育相談センターに勤務のかたわら、東大精神科や東京女子医科大学小児科、お茶の水女子大学児童学科で講師を勤める。またアメリカの自閉症療育プログラム「TEACCH」を日本で最初に紹介。その間、各地の保育園、幼稚園、学校などで相談や勉強会、講演会活動を展開。現在も自身の活動拠点「ぶどうの木」を中心に全国を飛び回っている。現在、川崎医療福祉大学特任教授。著書に『子どもへのまなざし』(全3巻)『0歳からはじまる子育てノート』など多数。

ささめやゆき氏

1943年東京生まれ。版画家、イラストレーター、エッセイスト。ヨーロッパ、ニューヨークでの遊学を経てシェルブール美術学校へ通う。1985年ベルギー・ドメルホフ国際版画コンクールにて銀賞、1995年宮沢賢治作『ガドルフの百合』で小学館絵画賞、1999年講談社出版文化賞さしえ賞受賞。独特の叙情と諧謔で多くのファンを魅了し続けている。絵本に『マルスさんとマダムマルス』『あしたうちにねこがくるの』『はだかのカエルとはだしのライオン』『ねこのチャッピー』他多数、エッセイ集に『ほんとうらしくうそらしく』『イタリアの道』などがある。

佐高 信(さたかまこと)氏

1945年山形県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。郷里の高校教師、経済誌の編集長を経て評論家となる。歯に衣着せぬ過激な批評家として知られる。また書評家としても定評がある。「週刊金曜日」を発行する株式会社金曜日の代表取締役社長。著書に『逆命利君』『企業原論』『日本官僚白書』『日本国憲法の逆襲』『面々授受─市民・久野収の生き方』『魯迅烈読』『佐高信の教育革論』『佐高信の丁々発止』(対談集)『城山三郎の遺志』『西郷隆盛伝説』など多数。

佐藤 勝彦(さとうかつひこ)氏

1945年香川県坂出市生まれ。宇宙物理学者。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。東京大学名誉教授、独立行政法人日本学術振興会学術システム研究センター所長、明星大学理工学部客員教授、日本学士院会員。専門は宇宙物理学・宇宙論。誕生まもない小宇宙が急激な膨張で一瞬に巨大な宇宙になるとする「インフレーション宇宙論」を提唱。井上学術賞、仁科記念賞、学士院賞などを受賞。2002年紫綬褒章受章、2014年には文化功労者に選ばれた。著書に『インフレーション宇宙論』『宇宙論入門』『アインシュタインの宇宙』『眠れなくなる宇宙のはなし』など。

佐藤 信(さとうしん)氏

1988年奈良県生まれ。東京大学法学部卒業。現在、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程在籍。日本学術振興会特別研究員、東京大学先端科学技術研究センター学内研究員。専門は日本政治外交史。著書に『鈴木茂三郎 1893-1970 統一日本社会党初代委員長の生涯』『60年代のリアル』がある。

佐藤 修造(さとうしゅうぞう)氏

1954年福岡県生まれ。写真家。東京綜合写真専門学校卒業。81年に渡仏し、フランス・イタリア各地の街やポートレートを撮影。写真展に「昭和の香り」「by my foot」など。現在は青森県津軽に居を移し、作家活動を続けている。

佐藤 卓(さとうたく)氏

1955年東京生まれ。グラフィックデザイナー。東京藝術大学デザイン科卒業、同大学院修了。株式会社電通を経て、佐藤卓デザイン事務所設立。グラフィックデザインを中心に、パッケージデザイン、プロダクトデザイン、ロゴデザイン、商品企画などの他、デザインをテーマにした子ども向け番組「にほんごであそぼ」アートディレクターや「デザインあ」総合指導(NHK教育テレビ)、「21_21DESIGN SIGHT」ディレクターを務めるなど、幅広い領域で活躍している。著書に『デザインの解剖』シリーズ、『クジラは潮を吹いていた。』など。

佐藤 忠男(さとうただお)氏

1930年新潟県生まれ。映画評論家・日本映画大学学長。国鉄職員、電電公社員を経て「映画評論」「思想の科学」編集長を歴任。以後、映画をはじめ大衆文化論や教育論など幅広い分野で評論活動を展開。アジアやアフリカなどの映画の発掘・紹介でも活躍。著書に『長谷川伸論』『完本 小津安二郎の芸術』『意地の美学—時代劇映画大全』『教育者・今村昌平』(編著)『喜劇映画論—チャップリンから北野武まで』『映画で日本を考える』など多数。

佐藤 俊樹(さとうとしき)氏

1963年広島生まれ。東京大学文学部社会学科卒業、東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。東京工業大学工学部社会工学科助教授を経て、現在、東京大学総合文化研究科助教授。専攻は比較社会学、日本社会論。日本の階層化を論じた『不平等社会日本』で注目を集める。他の著書に『近代・組織・資本主義』『ノイマンの夢・近代の欲望』『00年代の格差ゲーム』『桜が創った「日本」』など。

佐藤 弘(さとうひろし)氏

1961年福岡生まれ。ジャーナリスト。東京農業大学農業拓殖学科卒業。西日本新聞社編集委員。「農、食、暮らし」を専門テーマに九州一円を駆け回っている。新聞の長期連載企画「食卓の向こう側」は大きな反響を呼び、それぞれのテーマでシンポジウムやセミナーを開催、読者との交流活動も精力的に展開している。近年は講演で各地を飛び回る日々でもある。共著にブックレット『食卓の向こう側 1~10』『竹田読本』『「農」に吹く風』漫画『食卓の向こう側』がある。

佐藤 文則(さとうふみのり)氏

1954年茨城県生まれ。フォト・ジャーナリスト。明治大学文学部卒業後、渡米してサンフランシスコ・シティ・カレッジで写真を学ぶ。88年からハイチ取材を開始し、これまで20回ほど現地を訪れている。そのほか米国、東南アジア諸国での取材活動も行う。著書に『ハイチ 目覚めたカリブの黒人共和国』『ダンシング・ヴードゥー ハイチを彩る精霊たち』『ハイチ 圧制を生き抜く人びと』など。

里見 実(さとみみのる)氏

1936年東京生まれ。教育学者。國學院大學名誉教授。60年代から教育運動に関わり、学校教育のあり方を問い続けてきた。またタイの子どもたちと教育ワークショップを開いて相互の学び合いを行っている。著書に『ラテンアメリカの新しい伝統』『働くことと学ぶこと』『学校でこそできることとは、なんだろうか』『パウロ・フレイレ「被抑圧者の教育学」を読む』など。

佐野 眞一(さのしんいち)氏

1947年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社、業界紙勤務を経てノンフィクション作家に。『旅する巨人—宮本常一と渋沢敬三』で大宅壮一ノンフィクション賞、『甘粕正彦—乱心の曠野』で講談社ノンフィクション賞を受賞。他の著書に『性の王国』『遠い「山びこ」』『東電OL殺人事件』『だれが「本」を殺すのか』『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史』『目と耳と足を鍛える技術』『新忘れられた日本人』など多数。

澤登 翠(さわとみどり)さん

東京生まれ。活動弁士。法政大学文学部哲学科卒業。大学卒業後、弁士の故松田春翠氏に師事。1973年弁士としてデビュー。以後、松田氏設立の「無声映画鑑賞会」を拠点に、各地で無声映画の公演活動を行い、「活弁」を現代のエンターテインメントとして広めている。時代劇、現代劇、洋画とレパートリーも幅広く、その変幻自在な語り口への評価は高い。フランスのアビニョン芸術祭への招待を皮きりに、欧米各地での海外公演もあいつぎ、「日本の伝統話芸・活弁」の紹介にも務めている。2002年文化庁芸術祭優秀賞(演芸部門)受賞。著書に初のエッセイ『活動弁士 世界を駆ける』がある。NHK「生活ほっとモーニング」他テレビ、ラジオにも数多く出演中。

椹木 野衣(さわらぎのい)氏

1962年埼玉県秩父市生まれ。美術評論家。同志社大学文学部文化学科卒業。1991年に初の評論集『シミュレーショニズム ハウスミュージックと盗用芸術』で注目を集める。1995年の阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件をきっかけに戦後日本美術の論考に転じ、戦後日本は蓄積なき忘却の繰り返ししか存在しない「悪い場所」であるとして大きな波紋を起こした。2005年には『戦争と万博』を刊行、国家のプロパガンダと芸術家の関係に一石を投じた。イラク戦争の際には反戦ユニット「殺す・な」を組織。最近では芸術家集団「Chim↑Pom」と共同で福島県内の帰宅困難区域で開催中の“見に行くことができない”展覧会「Don't Follow the Wind」を組織・運営するなど、社会活動家としての一面も見せている。主著に『日本・現代・美術』『後美術論』(第25回吉田秀和賞)ほか。近著に『アウトサイダー・アート入門』『戦争画とニッポン』(会田誠と共著)がある。現在、多摩美術大学美術学部教授。

塩野 米松(しおのよねまつ)氏

1947年秋田県角館町(現仙北市)生まれ。作家。東京理科大学理学部応用化学卒業。小説やエッセイ、絵本、翻訳と幅広い執筆活動を行う傍ら、普通の人々の暮らしや職人の仕事を追って各地で聞き書きを続けている。著書に『天から石が』『木のいのち木のこころ』『失われた手仕事の思想』『大黒柱に刻まれた家族の百年』『登頂 竹内洋岳』『もやし屋—秋田今野商店の100年』など多数。

汐見 稔幸(しおみとしゆき)氏

1947年大阪府生まれ。東京大学卒業、同大学院教育学研究科博士課程修了。東京大学大学院教育学研究科教授を経て現在、白梅学園大学学長。育児学・保育学・教育学を出産・育児を含んだ人間形成の学として位置づけ、地域社会との連携を提唱している。著書に『こうすれば学校は変わる』『親子ストレス』『お~い父親』『子どもの学力の基本は好奇心です』『子どもの自尊感と家族』『保育者論』『子どもが育つお母さんの言葉がけ』など多数。

篠崎 三朗(しのざきみつお)氏

1937年福島県生まれ。イラストレーター・絵本作家。桑沢デザイン研究所グラフィック専攻科卒業。ミュンヘン国際児童図書館にて絵本『おかあさん ぼくできたよ』が国際的に価値のある絵本として収録される。その他、『りんごの花が咲くころ』『とうがん太郎』『おじいさんのランプ』など絵本・児童図書多数。また、日本のみならず、サンフランシスコ、ブダペスト、北京、上海などで個展やグループ展を開催している。現代童画会ニコン賞、高橋五山絵画賞などを受賞。日本児童出版美術家連盟理事、東京イラストレーターズソサエティ会員。

柴田 昌治(しばたまさはる)氏

スコラ・コンサルト プロセスデザイナー代表。1979年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。大学院在学中にドイツ語学院を起業した後、ビジネス教育の会社を設立。1986年に日本企業の風土・体質改革を行うスコラ・コンサルトを設立、以来、社員が主体的に協力し合っていきいきと働ける会社にしたい、という社長の思いがスピーディーに組織の隅々まで伝わる会社づくりをめざしサポートを続ける。2009年にシンガポールに会社を設立、対話によるチームづくりを通じて日本企業のグローバル化を支援している。著書に『なぜ会社は変われないのか』『なんとか会社を変えてやろう』『トヨタ式最強の経営』(共著)『なぜ社員はやる気をなくしているのか』『考え抜く社員を増やせ!』『どうやって社員が会社を変えたのか』(共著)『できる人が会社を滅ぼす』など多数。

篠原 徹(しのはらとおる)氏

1945年中国長春市生まれ。民俗学者。京都大学理学部植物学科、同大学文学部史学科卒業。専攻は民俗学、民族植物学。国立歴史民俗博物館教授を経て現在、滋賀県立琵琶湖博物館館長。従来の民俗学にはなかった、漁や農に生きる人々の「技能」や自然に対する知識の総体である「自然知」に目を向ける。著書に『自然と民俗』『海と山の民俗自然誌』『アフリカでケチを考えた』『自然とつきあう』『自然を生きる技術』『自然を詠む』など。

島尾 伸三(しまおしんぞう)氏

写真家・作家。1948年、作家の島尾敏雄、ミホの長男として神戸に生まれ、奄美大島に育つ。東京造形大学写真専攻科卒業。家族の日常を撮影した写真やエッセイの他、妻の写真家・潮田登久子さんと共著で中国、香港、マカオの庶民の生活や雑貨などを紹介するユニークなガイドブックも刊行している。写真集に『まほちゃん』『中華幻紀—WANDERING IN CHINA』、著書に『中華人民生活百貨遊覧』(共著)『季節風』『月の家族』『星の棲む島』『中国庶民生活図引』(共著)『ケンムンの島』『東京~奄美 損なわれた時を求めて』『小高へ 父 島尾敏雄への旅』など。

しまおまほさん

東京生まれ。漫画家・エッセイスト。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業。高校生時代に授業中の回覧誌としてつくった『女子高生ゴリコ』でデビュー。以後ファッション誌やカルチャー誌に漫画やエッセイを発表。ラジオ番組のレギュラー・パーソナリティーとしても人気を集めている。父は写真家の島尾伸三、母も写真家の潮田登久子。小説家の島尾敏雄は祖父、島尾ミホは祖母。著作に『しまおまほのひとりオリーブ調査隊』『ガールフレンド』『まほちゃんの家』『マイ・リトル・世田谷』などがある。

島上 宗子(しまがみもとこ)さん

九州生まれ、大阪育ち。津田塾大学英文科卒業。(財)京葉教育文化センターでアジアとの民際交流に携わったのち、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程を単位取得退学。インドネシアの村落自治研究のためジャワ島、スラウェシ島に滞在。現地の住民、研究者、実践家との交流を深める。2004年にコミュニティーによる自然資源管理(いりあい)と住民自治(よりあい)について調査研究・経験交流(まなびあい)を進める日本とアジアのNGO/NPO関係者、研究者、地域住民の集まり「いりあい・よりあい・まなびあいネットワーク」を友人とともに立ち上げる。『インドネシアの地方分権化』所収論文がある。

島倉 二千六(しまくらふちむ)氏

1940年新潟県生まれ。背景画家。アトリエ「雲」主宰。版画の勉強のかたわら映画の背景を描きはじめ、20歳のとき東宝に入社。特撮映画をはじめ数々の映画の背景美術を手がける。その後フリーとなり、映画の他、テレビコマーシャル、舞台、博物館、テーマパークなど幅広い分野で活躍。ことに雲の絵に関しては定評があり、雲描き名人と呼ばれている。日本アカデミー賞特別賞、文化庁国際映画祭特別賞受賞。また、加藤九祚氏を隊長とするシルクロードの旅に参加。以来20年以上にわたり各地を訪れ、旅先でスケッチ画を描いている。画集に『風とともに—。 シルクロード旅のスケッチ』がある。

島田 興生(しまだこうせい)氏

1939年旧樺太県(現・サハリン)生まれ。フォト・ジャーナリスト。74年に水爆実験で被災したマーシャル諸島へ日本人として最初に訪れたジャーナリスト・メンバーの一人。以来、現地での取材を続け、85年から91年までマーシャル諸島の首都マジェロに移住。写真集や講演を通してマーシャルの現状を伝えている。写真集に『ビキニ—マーシャル人被曝者の証言』、著書に『還らざる楽園—ビキニ被曝40年核に蝕まれて』『マーシャルの子どもたち—水爆の島』などがある。

島村 菜津(しまむらなつ)さん

1963年福岡県生まれ。ノンフィクション作家。東京芸術大学芸術学科卒業。美術史の研究で訪れたイタリアで、その食文化の豊かと人の暖かさに出会い、以来イタリア・フリークに。食のグローバル化に抗してイタリアで興ったスローフード運動を紹介し、日本にスロー・ブームを巻き起こす。以後もよりよい食と農の風景を求めて国内外を歩き廻っている。『エクソシストとの対話』で小学館・21世紀国際ノンフィクション大賞優秀賞受賞。他の著書に『スローフードな人生!』『スローな未来へ—「小さな町づくり」が暮らしを変える』『スローシティ—世界の均質化と闘うイタリアの小さな町』『生きる場所のつくりかた—新得・共働学舎の挑戦』などがある。

清水 眞砂子(しみずまさこ)さん

1941年北朝鮮生まれ。児童文学者・翻訳家。静岡大学教育学部卒業。ル=グウィン『ゲド戦記』全6巻(日本翻訳文化賞)、マヤ・ヴォイチェホフスカ『夜が明けるまで』(産経児童出版文化賞)、マーヒー『ゆがめられた記憶』、ルイス・スロボドキン『ピーターサンドさんのねこ』など翻訳多数。著書に『子どもの本のまなざし』『学生が輝くとき』『そして、ねずみ女房は星を見た』『本の虫ではないのだけれど』『不器用な日々』など。

下田 博次(しもだひろつぐ)氏

1942年愛知県生まれ。早稲田大学第一商学部卒業。コンピューター・シンクタンク勤務、雑誌記者、放送番組制作などを経て、現在、群馬大学社会情報学部大学院研究科教授。専攻は情報メディア論、社会情報論。「インターネット時代のメディアリテラシー」などを研究テーマとしており、子どものケータイやインターネット利用の問題に取り組むNPO団体「ねちずん村」の村長も務める。著書に『日本人とインターネット』『ケータイ・リテラシー—子どもたちの携帯電話・インターネットが危ない!』など。

下谷 二助(しもたににすけ)氏

1942年東京生まれ。イラストレーター。諷刺の利いた画風で知られ、「テレツクテンテン、スッテン展」「人じん・展」「風劇、雨劇、火劇、展」「ときすろそ展」などで意欲的な試みを続けている。講談社出版文化賞さしえ賞、年鑑日本のイラストレーション作家賞受賞。著書に『ネズミ事師の仕事と生活』『ニスケダイジェスト』『描く書くしかじか』など、共著書に『しゃべる肉体』『かもめ』『いつもいつもそうかな』『くわずにょうぼう』『だって…』などがある。東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)会員。

ジョナス・ベンディクセン氏

1977年ノルウェー生まれ。写真家。19歳でロシアへ渡り、フォトジャーナリストとして仕事を始める。数年間ロシアを拠点に活動し、孤立したコミュニティーの人々など、旧ソビエト連邦の人々の生活を取材。「ジオ」「ニューズウィーク」をはじめとする世界の主要雑誌に作品を発表。2003年ICP(国際写真センター)賞、POYi(Pictures of the Year International)賞など数多くの賞を受賞。2004年よりマグナムに参加。ニューヨーク在住。

白石 ちえこ(しらいしちえこ)さん

1968年横須賀市生まれ。写真家。日常に潜む小さな記憶の断片を追いながら、個展や雑誌などで作品を発表している。写真集『サボテンとしっぽ』の他、三崎亜記とのコラボレーション連作短篇集『海に沈んだ町』などがある。

白石 嘉治(しらいしよしはる)氏

1961年生まれ。フランス文学者。上智大学非常勤講師。哲学思想を背景とする独自の大学論を展開する。著書に『不純なる教養』『増補 ネオリベ現代生活批判序説』(共著)、編訳書にクレポン『文明の衝突という欺瞞』などがある。

白濱 洋征(しらはまひろゆき)氏

1941年鹿児島県生まれ。早稲田大学文学部卒業。NPO法人ギルフォードSI教育協会代表理事、NPO法人ヒューマンネットワークげんき代表。教育図書の編集者を経て、ギルフォード博士の知能構造論(SI理論)に基づく「SIあそび」の指導講師として全国の幼稚園、保育園で三十余年、指導に当たる。現場の実践から編み出された指導理論は高い評価を得ている。著書に『ギルフォード博士の子どもに自信をもたせる育て方』『うれしい言葉は人を変える』『子どもの心をひらく—考える力を引き出す保育の実際』がある。

進士 五十八(しんじいそや)氏

1944年京都生まれ。造園家。東京農業大学農学部造園学科卒業。農学博士。東京農業大学第十代学長を経て現在、同大学名誉教授。日本庭園から環境・景観施策まで広範にランドスケープを研究。日本造園学会会長や日本都市計画学会会長などを歴任。日本造園学会賞、日本農学賞など受賞、紫綬褒章受章。著書に『日本の庭園』『ボランティア時代の緑のまちづくり』『「農」の時代』『グリーン・エコライフ』『日比谷公園』など多数。

新藤 宗幸(しんどうむねゆき)氏

1946年神奈川県生まれ。中央大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了。立教大学法学部教授を経て現在、千葉大学法経学部教授。専攻は行政学。市民を主役とした行政のあり方について鋭い分析と数々の提言を行っている。著書に『真の行政改革とは何か』『地方分権』『選挙しかない政治家 選挙もしない国民』『技術官僚』『分権と改革—時代の文脈を読む』など。

陣内 秀信(じんないひでのぶ)氏

1947年福岡県生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了。現在、法政大学デザイン工学部建築学科教授。イタリア建築史、都市史専攻。工学博士。歴史とエコロジーの視点から都市論を展開。長年、水都の研究に携わり、水の都東京の再生に取り組んでいる。『東京の空間人類学』でサントリー学芸賞をはじめ、建築学会賞など受賞多数。その他の著書に『ヴェネツィア—水上の迷宮都市』『水の東京』(編著)『水辺から都市を読む』(共編著)『南イタリア都市の居住空間』(編著)『地中海世界の都市と住居』『舟運都市』(共編著)などがある。

杉田 徹(すぎたとおる)氏

1943年新潟県生まれ。東京綜合写真専門学校卒業。長く写真家として活躍し、89年より宮城県志津川にて豚を飼う。2009年に「人間の所以」を問う書物『フォルティシモな豚飼い』を発表し、各紙誌で絶賛された。東日本大震災で被災した2011年には『ピアニシモな豚飼い』を刊行。写真集に『韓国の石仏』『風と土』などがある。

杉村 和美(すぎむらかずみ)さん

1952年生まれ。徳島で女性専門情報誌を刊行したり、上京して編集プロダクション勤務等を経たのち、倒産争議を経験。その仲間とさまざまな出版印刷業務を請け負う「ワーカーズコープ アスラン」を設立。その仕事と併行して、労働問題に関する取材・執筆活動を行っている。著書に『リストラに負けない100の知恵』『知らないと損するリストラ対抗トラの巻』など。共著に『現場発 スローな働き方と出会う』がある。

杉山 光信(すぎやまみつのぶ)氏

1945年東京生まれ。社会学者。東京大学文学部社会学科卒業。東京大学新聞研究所(現・大学院情報学環)教授を経て明治大学文学部教授。2015年に退職。東京大学社会情報研究所名誉教授。社会学者として市民社会とアソシエーションの関係を論じる。著書に『思想とその装置』『モラリストの政治参加』『学問とジャーナリズムの間』『戦後日本の〈市民社会〉』など、訳書に『オルレアンのうわさ』『〈子供〉の誕生』などがある。

鈴木 謙介(すずきけんすけ)氏

1976年福岡生まれ。社会学者。東京都立大学(現・首都大学)大学院社会科学研究科博士単位取得退学。現在、関西学院大学社会学部准教授。専攻は理論社会学。情報化社会の事例研究と政治哲学を中心とした理論的研究を架橋させながら独自の社会理論を展開。TBSラジオ「文化系トークラジオLife」のメイン・パーソナリティーを務め、チャーリーの愛称で親しまれている。著書に『カーニヴァル化する社会』『ウェブ社会の思想—〈遍在する私〉をどう生きるか』『SQ “かかわり”の知能指数』『ウェブ社会のゆくえ—〈多孔化〉した現実のなかで』など多数。

スズキ コージ氏

1948年静岡県浜松市生まれ。画家・イラストレーター。絵本、マンガ、映画・演劇ポスター、舞台美術、衣装、壁画、アニメーションなどで大活躍。多くの熱狂的なファンを持つ。『エンソくんきしゃにのる』で小学館絵画賞、『おばけドライブ』で講談社出版文化賞絵本賞、『旅ねずみ』で赤い鳥さし絵賞、『ブラッキンダー』で日本絵本賞大賞を受賞。その他の絵本に『サルビルサ』『はずかしがりやのおつきさん』など多数。画集に『ピクチュアショウ』『スズキコージズキンの大魔法画集』『アッチコッチソッチの歌』など。エッセイに『てのひらのほくろ村』がある。

鈴木 浩三(すずきこうぞう)氏

1960年東京生まれ。経済史家。中央大学法学部卒業、筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業科学専攻修了。博士(経営学)。2007年に日本管理会計学会論文賞受賞。著書に『資本主義は江戸で生まれた』『江戸商人の経営戦略』『江戸のお金の物語』『江戸の風評被害』など。

鈴木 直樹(すずきなおき)氏

1953年東京都生まれ。東京慈恵医会医科大学教授。同大学高次元医用画像工学研究所所長。医学博士・工学博士・理学博士。専門は医学領域では医用生体工学、医用画像工学。理学領域では生物学、古生物学。脊椎動物の機能の進化を探るためにアフリカ沖でのシーラカンスの学術調査や永久凍土地帯発見される冷凍マンモスの発掘、解析などを行ってきた。これら数多くの学術探検経歴を評価され、アメリカのエクスプローラーズ・クラブ正会員になる。写真集『森の奥の動物たち』『森の奥の巨神たち』は近々数カ国語に翻訳され出版される予定。

鈴木 一誌(すずきひとし)氏

1950年東京生まれ。グラフィックデザイナー。東京造形大学在学中より杉浦康平氏に師事。1985年に独立。装幀から本文まで書物全体を設計するブックデザインを中心に、多くの書籍、写真集を手がける。戸田ツトム氏とともにデザイン批評誌「d/SIGN」を責任編集。「ランティエ叢書」などで講談社出版文化賞ブックデザイン賞、映画批評でダゲレオ出版評論賞を受賞。現在、神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科客員教授。著書に『画面の誕生』『ページと力』『重力のデザイン』『小川プロダクション「三里塚の夏」を観る』『デザインの種—いろは47篇からなる対話』(戸田ツトム氏との共著)などがある。

すまけい氏

1935年国後島生まれ。俳優。富山大学、文化学院中退。66年「すまけいとその仲間」を結成。特異なアングラ劇で注目される。13年間のブランクを経て井上ひさし氏のこまつ座公演「日本人のへそ」で復活。以降、数々の舞台、映画「キネマの天地」「寅さん」シリーズ、テレビドラマなどで活躍。近年は舞台「天切り松」シリーズ(浅田次郎作)の名語り手としても知られる。ブルーリボン助演男優賞、日本アカデミー賞優秀助演男優賞、紀伊國屋演劇賞個人賞受賞。

関 曠野(せきひろの)氏

1944年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業後、共同通信入社。1980年同社を退社後、在野の思想史研究者、評論家として西洋近代主義批判を軸にポストモダンと問題意識を共有しながら独自の視点で政治思想史、教育論、科学・技術論等、さまざまなテーマを論じている。著書に『プラトンと資本主義』『みんなのための教育改革』『民族とは何か』『フクシマ以後—エネルギー・通貨・主権』など。

関 礼子(せきれいこ)氏

1966年北海道生まれ。神奈川大学法学部卒業、東京都立大学大学院社会科学研究科社会学博士課程単位取得退学。現在、立教大学社会学部教授。専門は環境社会学。公害と環境保全、開発と自然保護をテーマに、さまざまな地域で堅実なフィールドワークを続けている。著書に『新潟水俣病をめぐる制度・表象・地域』『感性のフィールド』(共著)『環境の社会学』(共著)など。

関口 正夫(せきぐちまさお)氏

1946年東京生まれ。写真家。桑沢デザイン研究所写真研究科卒業。大辻清司氏に師事。写真集に『日々』(牛腸茂雄氏との共著)『こと』がある。

関本 洋司(せきもとようじ)氏

1967年横浜生まれ。早稲田大学教育学部大学院研究生。同時にナマケモノ倶楽部地域通貨族族長として活躍中。

関谷 勲(せきやいさお)氏

1943年東京生まれ。写真家。多摩芸術学園写真科卒業。日本の近代写真史の貴重な資料『日本写真史1840-1945』『日本現代写真史1945-1970』の編集に携わる。主として都市の位層、時代の変化を記録にとどめる写真活動を続けている。

瀬名 秀明(せなひであき)氏

1968年静岡市生まれ。作家。東北大学薬学部卒業。同大学大学院在学中に『パラサイト・イヴ』で第2回日本ホラー小説大賞を受賞。2006年から2009年に東北大学機械系の特任教授を務める。ロボット・人工知能に関する小説作品多数。評論の執筆や、文芸誌・科学誌で科学と人間に関したコラムや対談も多く行っている。著作は小説に『ハル』『小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団』(原作=藤子・F・不二雄)『大空のドロテ』など、ノンフィクションに『瀬名秀明ロボット学論集』などがある。

芹沢 俊介(せりざわしゅんすけ)氏

1942年東京都生まれ。評論家。上智大学経済学部卒業。一貫して子どもや家族にいま起こっていることを見据え、鋭い視点で現代社会を読み解いている。ラディカルだが暖かいその子ども論、家族論、教育論には定評がある。著書に『現代〈子ども〉暴力論』『ついていく父親』『事件論』『家族という暴力』『新しい家族のつくりかた』『《宮崎勤》を探して』『親殺し』『家族という絆が断たれるとき』『「存在論的ひきこもり」論—わたしは「私」のために引きこもる』『宿業の思想を超えて—吉本隆明の親鸞』『養育事典』(共著)『愛に疎まれて—〈加藤智大の内心奥深くに渦巻く悔恨の念を感じとる〉視座』など多数。

扇田 昭彦(せんだあきひこ)氏

1940年東京生まれ。演劇評論家。元・朝日新聞編集委員。著書に『現代演劇の航海』『日本の現代演劇』『ミュージカルの時代』『才能の森—現代演劇の創り手たち』『唐十郎の劇世界』『蜷川幸雄の劇世界』『井上ひさしの劇世界』など。

園部 良(そのべりょう)氏

1968年千葉県生まれ。スティールパン、ハンドパン作家。スティールパン発祥の地トリニダード・トバゴの工房で製作技術を学ぶ。現在は東京・大田区に工房を構えて製作を続けている。2011年には大田区が制定した「大田の工匠100人」に選定された。

グラフィケーションに関するお問い合わせはこちらから

お問い合わせ

グラフィケーションに関するアンケートはこちらから

アンケート