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国連グローバル・コンパクト

国連グローバル・コンパクトに対する考え方

富士ゼロックスは、国連が提唱する「グローバル・コンパクト」の理念に賛同し、2002年に当時の社長の有馬が署名し、2007年から社長を務める山本も強くコミットしています。当社は、グローバル・コンパクトを、CSRを積極的に推進する富士ゼロックスおよび関連会社共通の価値観として位置づけ、2007年に導入した社員行動規範には精神的支柱として反映しています。
また、CSR調達活動を推進する上で、グローバル・コンパクトの理念を強い後ろ盾として、世界各国の取引先に協力をお願いしています。
さらに、目まぐるしく変わる世界のCSRの潮流を把握する有効な手段として活用しています。
2007年8月から多くの企業が共にCSRを推進するプラットフォームとして有効だという認識のもと、グローバル・コンパクトの日本ネットワークの強化と推進にも積極的に協力しています。

国連グローバル・コンパクトは、世界的に確立された人権・労働・環境・腐敗防止の4分野10原則を支持し、実践することを企業が自発的に宣言するものです。

「グローバル・コンパクト」10原則

富士ゼロックスの2007年度の活動

2007年度の主な活動として、7月に、相談役の有馬が国連グローバル・コンパクトのボードメンバーに任命され、ボードメンバーとして多くの会議で講演しました。また、2007年12月にはベトナム拠点の富士ゼロックス・アジア・パシフィック・インドシナ・オペレーションズ社長の花田が、国連グローバル・コンパクトに署名しました。

国際会議への積極的な参加

2007年度は、国連グローバル・コンパクトが開催する様々な国際会議において、富士ゼロックスおよび関連会社のCSRの取り組み事例を発表しました。当社が参加した会合の概要は下記のとおりです。

2007年度に富士ゼロックスが参加した国連グローバル・コンパクト(ジャパン・ネットワークを含む)が主催・後援した国際会議
年月・開催地 会議名(対象者) 発表テーマ
2007年7月
スイス・
ジュネーブ
「第2回国連グローバル・コンパクト・リーダーズ・サミット」
(世界各国の企業代表者、国際機関、国際NGO代表者約1000名)
・国際資源循環の取り組みと企業競争力
2007年9月
ベトナム・
ホーチミン市
「アジアン・CSRフォーラム」
(アジアの経営者や国連関係者など約600名)
・CSR調達が社会に与える効果
・国際資源循環システム
2007年10月
メキシコ・
モンテレー
「国連グローバル・コンパクト・ローカル・ネットワーク・フォーラム」
(世界約60の国連グローバル・コンパクト・ローカル・ネットワークの第5次年次大会)
・資源循環システム
・CSR調達の活動事例
2007年11月
米国・
ニューヨーク
「国連総会第2委員会」
(各国政府代表団に対し、グローバル・コンパクトを各国政府が支援していただくよう理解と協力を求めるパネルディスカッション)
・CSR実践事例
2007年11月
日本・
東京
「グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク・ラーニングフォーラム」公開セミナー
(日本のグローバル・コンパクト署名団体、それ以外の企業・団体のCSR関係者)
・CSRと国際競争力
2007年12月
インドネシア・
バリ島
「国連グローバル・コンパクト Caring for Climate」ディナー
(国連気候変動枠組み条約第13回締約国会議(COP13)とあわせて開催された。グローバル・コンパクト署名企業代表者、WBCSDメンバー企業代表者、国際機関、政府当局者)
・地球温暖化抑制に貢献する富士ゼロックスの取り組み
2008年6月
韓国・
ソウル
「Changing Landscapes: Towards a sustainable economy in Asia」
(国連グローバル・コンパクト、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)、国連責任投資原則(PRI)が共催。韓国の韓昇洙首相を含む韓国政策当局者、世界の企業経営者や投資家など約600名)
・CSRを本業で取り組むことの効果
・アジアにおける労働環境と富士ゼロックスの取り組み
2008年6月
日本・
東京
国連グローバル・コンパクトが主催した
「潘事務総長歓迎レセプション」
・グローバル・コンパクト
・ジャパン・ネットワークの新体制

※ WBCSD(World Business Council for Sustainable Development)

接続可能な開発のための世界経済人会議

このような国内外で当社のCSR活動の発表を通じて、各地域社会におけるCSRの関心の高さを理解すると同時に、当社の活動に対する建設的な批評・賞賛を含む評価を直に得ることができました。

国連グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワークの強化に協力

2007年度は、グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワークの運営委員会、有識者とともに、日本における国連グローバル・コンパクトを活性化するための運営組織の改変に協力しました。
これまでは、ジャパン・ネットワークは専任の事務局体制がなく、署名した企業や経営者等に対して魅力的な活動を提供することに限界がありました。そこで、2008年度4月には専任事務局を設け、署名した企業経営者にも有益な活動の場を設けるためにグローバル・コンパクト・ボード・ジャパンを設立しました。さらに、署名企業の関心が強い温暖化防止、アジアにおけるサプライチェーン、CSR活動ケーススタディの三つのテーマについて分科会を新設し、6月から活動を始めています。
第1回のグローバル・コンパクト・ボード・ジャパン会合で、相談役の有馬が初代の議長に任命されました。
このように、企業経営者が中心となって活動を牽引する体制ができたことで、国連本部からの期待も高まっています。6月の潘基文事務総長来日の際にグローバル・コンパクト・ボード・ジャパンが主催した歓迎レセプションでは、国際社会が直面する食糧危機、気候変動、アフリカの開発問題という三つの危機の対応には、経済界のリーダーの支援・協力が欠かせないことや、政界、経済界、市民コミュニティ、三者間の連携が非常に重要になっていることを述べられました。その上で、環境分野などで多くのイノベーションを実現してきた日本の経済界への期待を語りました。

詳しくは、国連グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク公式サイトをご覧ください。

今後の方向性

今後は、グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワークの活動として、グローバル・コンパクト・ボード・ジャパンに相談役の有馬が議長として活動を続けると同時に、「アジアのサプライチェーン分科会」のメンバーとして積極的に活動します。
さらに、国連グローバル・コンパクトの理念を富士ゼロックス社内および関連会社に伝える活動を強化する予定です。

詳しくはニュースリリースもあわせてご覧ください。
取締役相談役 有馬利男が国連グローバル・コンパクト・ボードのメンバーに就任

COP13に合わせて開催された国連グローバル・コンパクト「Caring for Climate」ディナーの記者会見にて、ノルウェーの元首相ブルントラント氏らと質問に応じる有馬(2007年12月、バリにて)
「Changing Landscapes: Towards a sustainable economy in Asia」で基調講演を行なう有馬(2008年6月、ソウルにて)
「潘事務総長歓迎レセプション」で握手を交わす潘事務総長と有馬

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