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多彩な個性を持つ従業員が互いの強みを活かし合うことが会社の活力につながると考え、「自ら考え、最後までやり抜く力」を重視した上で、個人が持つさまざまなバックグラウンドを尊重し、個性に着目して採用を行なっています。
富士ゼロックスは、採用においても、入社後の待遇についても男女の区別を設けておらず、性別による制度上の差・不平等はありません。
2007年度のモラール・サーベイでは、「職場では、性差(男性-女性)による仕事上の不利益(仕事の機会・内容の不平等など)なく働ける」という問いのスコアは3.90で、男女間の不公平は比較的少ないと考えている従業員が多いことがわかります。
性差による不利益はないか

2007年度の女性管理職比率は1.5%でした。一概に管理職比率だけで女性の活躍を計ることはできませんが、一定の目安にはなると考えています。女性がどのように活躍し、それを社内の活性化にどうつなげていくかは、今後の課題です。そのための施策の一つとして、2007年度はワーク・ライフ・バランスに関する育児支援制度を改定しました。
詳しくは「ワーク・ライフ・バランス」をご覧ください。
女性管理職比率(富士ゼロックス単独)

「CSR推進の自己評価」もあわせてご覧ください。
富士ゼロックスは、「ノーマライゼーション」の趣旨に賛同し、障がいのある人も、障がいのない人と同じように働き、自己実現できる職場環境・組織風土の実現を目指し、障がい者の雇用の促進と、働きやすい環境づくりに取り組んでいます。
2007年度は、「2008年度末に、富士ゼロックスおよび国内の販売会社、関連会社の各社が、法定雇用率1.8%を達成する」という目標の実現に向け、
などの施策を行ないました。
また、障がい者採用のWEBページをリニューアルし、積極的な情報の開示と採用の募集を行なっています。
詳しくは「障がい者採用」をご覧ください。
2007年度末の富士ゼロックス単独の障がい者雇用数は171人(うち重度は60人)、障がい者雇用率は1.96%となっています。また、国内の販売会社・関連会社全体では雇用数は356人(うち重度は142人)、雇用率は1.70%。46社中22社が法定雇用率を達成しています。
2008年度は未達成の関連会社各社に対し、引き続き法定雇用率達成に向けた計画策定と、雇用推進の働きかけを行ない、2008年度末までに全社での法定雇用達成を目指します。
「CSR推進の自己評価」もあわせてご覧ください。
富士ゼロックスは2001年から定年退職者再雇用制度を実施し、定年後の従業員の能力活用に取り組んできましたが、「改正高年齢者雇用安定法」の施行(2006年4月)や、今後予想される定年退職者の大幅な増加に対応するため、高年齢従業員の多様な働き方、生き方を支援する「セカンドライフ・プログラム」を2006年度から導入しました。
セカンドライフ・プログラムの全体像

この制度は定年後に富士ゼロックスでの再雇用を行なう「再雇用コース」と、定年後に富士ゼロックス以外での再就職を支援する「マイプランコース(グループ内再就職/グループ外再就職)」、会社の支援を受けることなく、自力で自己のセカンドライフプランを実現する「マイプランコース(独自プラン)」、定年を待たずに転職、独立などのライフプラン実現を支援する「シニア転進コース」からなり、それぞれのライフプランに合わせた多様な選択肢を用意しています。
また、54歳のときにライフプランを考えるための2日間の研修「CFW54(キャリアフロンティアワークショップ)」、58歳のときに「セカンドライフ・プログラム説明会」を従業員全員に対して実施し、高年齢従業員が定年を前に自分の生き方を見つめ直す機会を提供しています。
2007年度の定年退職者313名のうち、「再雇用コース」は150名(48%)、「マイプランコース(グループ内再就職)」24名(8%)、「マイプランコース(グループ外再就職)」30名(10%)、それ以外の「マイプランコース(独自プラン)」109名(34%)でした。
2007年度に「再雇用コース」を選択した従業員の業務内容についてみると、定年前の業務領域を継続している(ただし、役割は変更)場合が大半を占めています。しかし今後は、別部門への配属を進め、再雇用者がその経験や知識を十分に発揮しつつ、組織全体の活性化につながるような働き方を開発していきます。
なお、国内の販売会社、関連会社もすべて2006年4月から改正高年齢者雇用安定法に対応した定年再雇用制度を導入しています。今後は、定年退職者についても販売会社・関連会社を含めた富士ゼロックスおよび国内の関連会社全体での人材流動化を進め、最適配置を目指します。
お客様にご満足頂く商品作りの技術を継承したい | |
モノ作り技術本部 金型・部品技術部 |
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1970年に富士フイルムから移籍して以来、試作部品の加工をはじめ、生産準備、量産設計、故障解析などに携わってきました。2007年1月に定年を迎え、今は試作部品の加工を行なっています。入社してから一貫して技術屋として働いており、現在は主に研究や開発の測定に使われる「実験部品」を加工しています。富士ゼロックスに移籍した当時は、富士ゼロックスが開発部門を立ち上げようとしていた時代です。お客様の満足を得る商品作りの原点は「試作」だと捉え、当時、私たちが試作部品の加工を始めました。それだけに品質の作り込みと試作部品に対し、強い想いがあります。よい商品をつくるためには、試作の段階で課題を見つけることが大切であり、私は、このような「モノ作りの難しさとおもしろさ」が好きです。定年後も富士ゼロックスの技術者として培った加工スキルを活かし、技術職人として貢献したいと思っています。 | |
チームとともに考え、お客さまの目線で提案・問題解決 | |
営業本部 Sプロジェクト |
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私は、1971年に営業として入社し、2006年に定年退職を迎えるまで、基本的に営業一筋でした。定年前から継続して営業本部のSプロジェクトに携わっています。 | |
富士ゼロックスは、アジア・オセアニア市場での売り上げの拡大、生産拠点の活用やゼロックス・コーポレーションやゼロックス・ヨーロッパ、OEM先様を通じた全世界での商品提供を進めています。その動きを加速させるためにも、ビジネスのグローバル化に対応できる人材の確保と育成に努めています。具体的には外国籍の従業員の採用や、研修プログラムを通じた人材育成を行なっています。
研修プログラムでは、長期的観点から若手層全体のグローバル対応力の底上げを図り、共通教育の年次研修において「グローバル視点」を組み込んだ教育を開始しました。
さらに、国内外のビジネススクール等でグローバル経営を学ぶコースや、海外の仕事の現場で研修を受けるOJTコースを用意。また、富士ゼロックスから従業員を派遣するばかりでなく、海外にある関連会社からも研修生の受け入れも行なっています。
2007年度は、この制度を利用して国内外のビジネススクールに6名(うち海外4名)、 OJTコースには3名の従業員が派遣されました。
富士ゼロックスは、1998年から、中国の大学の技術系大学院生および講師・准教授を対象としたインターンシップ制度(Fuji Xerox Visiting Fellowship Program)を実施しています。これは、研究・開発の各部署から研究テーマが提示され、その研究に携わりたい学生・研究者が、1年間、当該部署で嘱託従業員として実際の研究・開発業務にあたるというものです。
この制度の目的は、
などを目的として開始したものですが、近年では
という側面も大きくなっています。
制度開始以来、延べ83名の学生・研究者が来日し、富士ゼロックスの各研究開発拠点での業務を経験しました。2007年度は4大学9名の参加者が2007年10月に来日。ソフトウエア開発などを中心に、最先端の研究テーマに取り組んでいます。
参加者に対しては、120時間の日本語研修に加え、日本の生活・文化・ビジネスマナーなどについての研修が行なわれ、日本への理解を深められるよう配慮がされています。また、受け入れ側の富士ゼロックス従業員にとっても、VFP参加者とともに異文化間コミュニケーション研修を受講するなど、異文化間での相互理解を学ぶ機会となっています。
これまでのVFPの実施によって、
など、多くの成果があがっています。
ウェブサイトを利用したVFPについての広報活動や募集時期の変更により、例年40名前後だった応募者が2006年度には91名に増加し、77名の選考面接を行ないました。
今後は、このプログラムの認知度をさらに向上させるため、VFPの概要を収めた映像を作成してDVDで各大学に配布するなど、引き続き広報活動に力を入れていく予定です。
また、現在は参加者の大半が大学院生ですが、さらに各大学との長期的な連携の強化を目指す観点から、准教授レベルの参加を促進したいと考えています。社内では、参加部署が固定化する傾向にあるため、制度の認知度を上げ、より多くの部署からの参加を募るとともに、配属された部署以外の従業員と参加者の交流の場を広げ、例えば基礎年次教育や、DMSM塾生との異文化研修等、異文化間コミュニケーションから生まれる「気づき」を通した組織の活性化への貢献を目指していきます。
(1)葛 文翔(Ge Wenxiang) 上海交通大学 |
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以前から富士ゼロックスのことはよく知っており、商品の高い品質に良い印象を持っていました。米国・ミシガン大学の修士課程を終了した後上海に戻っていましたが、人々に尊敬されるような企業で実務に基づいた研究の実績やキャリアを積みたいと望んでいました。私がVFPを知ったのは、以前にVFPに参加したクラスメイトの話からです。画像処理技術と計測ツールの開発というVFPの研究テーマをはじめ、日本のモノづくりや、日本流のワーキングスタイルにも興味がありました。また、日本と中国の友好関係についても、このプログラムを通じて日本で働くことで理解を深めたいと考えていました。 現在はマーキング技術領域の測定ツールの開発を行なっています。プログラム開始前は、従業員のみなさんとどうしたらうまく同じチームで協力していけるか、不安に思っていました。同僚とは仕事中も英語で会話をしています。言葉の壁がない訳ではないですが、同じチームの一員として温かく迎えられ充実した毎日を過ごしています。仕事以外でも、部門内での国際交流プログラムを主催し、“中国と日本における食文化の違い”などのテーマで毎月ディスカッションを行なっています。交流会を通じて中国語に興味を持った日本人の同僚たちが中国語の勉強を始めたことはとても嬉しいですね。 富士ゼロックスで働くようになって、富士ゼロックスが知の創造や活用を通じて持続可能な社会の構築にどのように貢献しているのかを理解しました。 |
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(2)郭瑾(Guo Jin)西安交通大学 |
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一度は祖国を離れ、海外で生活をすることで、自立した人間になりたいと思っていました。大学でこのプログラムの存在を知ったとき、自分の研究能力を向上させるためにもぜひ参加したいと考え、プログラムに応募しました。現在は、システム要素技術研究所でセンシングのユーザーインタフェースの研究をしています。 | |