国/地域:
富士ゼロックスは、1978年から全従業員(富士ゼロックス単体と出向社員)を対象に、アンケートによる意識調査「モラール・サーベイ」を実施しています。
この調査は、従業員一人ひとりの会社や仕事に対する意識・価値観を正しく捉え、今後の経営目標・施策に反映させることが目的です。調査結果は詳しく分析されて経営や各組織にフィードバックされ、経営方針の策定や、組織での課題解決のための重要な情報として活用されます。2007年度は11,287名(出向者・海外勤務者・嘱託を含む)を対象に実施され、10,069名からの有効回答がありました(回答率89.2%)。
12月にイントラネット上、もしくは紙(いずれも無記名)で行なわれた調査は、項目ごとの年度推移や、年齢、職種、性別といった属性による傾向分析、自由回答のキーワード抽出・意識マッピングなどさまざまな角度から詳しく分析されます。
この結果は3月に速報として経営陣に報告され、次年度の経営方針を策定する際の重要な資料として使われます。また、分析結果は経営層の業績評価にも反映されます。
各組織にも組織単位の集計結果が報告され、これに基づいて、組織ごとに課題の認識とその改善施策の立案が行なわれます。
従業員に対しては、紙媒体による概要、イントラネット上での詳細な報告書などによる結果を報告します。また、調査の結果を受けての対応方針は、社長放送や、部署ごとの説明を通して、全従業員に伝えられるようになっています。
今回の調査は、2004年度から始まった経営改革プログラム(VO6)の施策展開がほぼ終了し、かつ2006年10月の新しい人事報酬制度の導入から1年が経過した時点での調査となりました。
「仕事のやりがい」、「職場の働きがい」、「上司のマネジメントへの支持」、「人事制度・運営への支持」、「経営・組織運営への支持」の5つの設問で構成される「コア・モラール」の全社平均スコアは、先回に引続いて改善しており、この結果から見ても、全社での従業員意識は、前向きな状態であることがうかがえます。
この事実を踏まえ、導入された施策・制度が、十分な効果を引き出せるように引続き適切な制度運用を続け、従業員の高いモラールの実現につなげていきます。お客様の満足度向上を実現していくためには、全従業員一人ひとりの高いモチベーションやモラール向上がベースになると考えます。そのようなことからも、2008年度には、グループ全体のバリューチェーンを支える従業員の高いモラールの実現に向けて、「モラールサーベイ」自体の運用改善にも取り組んでいきます。
「CSR推進の自己評価」もあわせてご覧ください。

| ※ | : | コア・モラールとは「仕事」、「職場」、「上司」、「人事」、「会社」、に関する全20設問のうち、特に、従業員モラールを把握する上で中核となる設問として、「仕事のやりがい」、「職場の働きがい」、「上司のマネジメントへの支持」、「人事制度・運営への支持」、「経営・組織運営への支持」の5設問をコア・モラールと位置づけています。 |