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商品における地球温暖化抑制への取り組み

商品における省エネルギー化への基本方針―すべてのラインナップに省エネルギー技術を

一部の商品が省エネルギー性能に優れているだけでは、商品の総電力消費量の削減に大きな効果をあげることはできません。富士ゼロックスは、カラー・モノクロ、高速・低速を問わず、すべてのラインナップの新機種に省エネルギー技術を投入し、消費電力の大きい旧機種と交換していくことによって、お客様使用時の電力消費量をトータルで削減することを目指しています。
また、商品の開発にあたっては、電力消費量と利便性に関する目標を設定し、省エネルギー化に取り組んでいます。例えば、スリープモード時の待機電力を下げることで電力消費量は減りますが、スリープモード時からの復帰時間は遅くなるため、利便性は損なわれます。このように、両者は矛盾することが多々あります。そのため、いかに電力消費量を抑えながら利便性を高めるかを常に念頭に置いて開発を行なっています。

2007年度の成果

エコプロダクツ大賞・省エネ大賞を受賞

省エネルギー・CO2削減を推進する当社の商品は環境配慮型省エネルギー商品として高く評価され、1999年から9年連続して経済産業省が主催する「省エネ大賞」を受賞しています。2007年度はA4対応カラープリンターで、「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。これまでの受賞商品は、カラーおよびモノクロ複合機、複写機、プリンターの低速から高速までを網羅しています。これは、当社が進めているお客様の商品使用時の電力消費量削減を実現するため、幅広いラインナップで省エネルギー商品の開発に取り組んでいる成果の一つといえます。
また、2007年度は、エコプロダクツ大賞推進協議会主催の「第4回エコプロダクツ大賞・エコプロダクツ部門」において、複合機・プリンター業界では初めて「経済産業大臣賞」を受賞しました。受賞したのは、オフィス向けデジタルカラー複合機、およびカラープリンター5機種です。この5機種は、植物由来成分を含む新開発のバイオマスプラスチックを本体可動部分に業界で初めて採用し、製造工程におけるCO2排出量を約16%削減しています。また、当社の省エネ技術により、プリンターではスリープモード時電力1.5W以下(前任機の約4分の1)を実現し、さらに、Fuserの改良によってウォームアップタイムを短縮し、国際エネルギースタープログラムの適合基準であるTEC値を従来の約3分の1にするなど省エネ性能を大きく向上させるとともに、大幅な小型・軽量化・低騒音化も実現しています。

一週間の標準的な消費電力量の試算値。

省エネ大賞受賞機と環境配慮型商品を支える技術

エコプロダクツ大賞受賞機と環境配慮型製品を支える新技術

今後の方向性

商品における省エネルギーの方針を変更

CO2の排出量削減・環境負荷軽減のためには、原材料から製品生産、流通、お客様オフィスまで、排出するCO2やその他の環境負荷物質の量を、各段階で把握・抑制することが必要です。そのため当社では、2008年度から、それまでの環境効率という指標から、カーボンバランスという指標へ転換することに決定しました。カーボンバランスは、CO2を中心とする環境負荷物質など排出物の絶対量について、抑制の目標値を具体的に定め、実行するものです。従来の指標では、商品全体での目標設定でしたが、2007年度に、各バンド(商品群)別に商品1台あたりのCO2排出量を抑制する具体的目標値を設定し、商品開発に取り組み始めています。

CO2削減(省エネ/省資源)を目指す商品開発の取り組み

商品開発にあたっては、台あたりのCO2削減の目標値を設けて設計活動を行なっています。2008年度はカーボンバランス目標に基づき、商品群を層別し、それぞれのCO2削減の目標値を設定・展開していきます。
具体的には、商品を小型・軽量化するとともに、メンテナンスは最小限に抑える設計とします。メンテナンスのためにお客様のオフィスを訪問する回数を減らすことで、移動によって発生するCO2の排出量を削減します。また、商品の省エネルギー化を最大限に実現することでお客様使用時のCO2排出量を大幅に削減します。

物流からお客様のオフィスまでにわたるCO2削減

カーボンバランスの考え方は、商品開発・生産から物流、お客様のオフィスまで、さらにリサイクル、廃棄まで、商品のライフサイクルすべての分野に対して目標値を設定し展開します。商品の質量は軽く、メンテナンスは最小限に抑える設計とし、メンテナンスのためにお客様のオフィスにお伺いする回数を減らすことで、移動によって発生するCO2の排出量を削減します。また、省エネルギー化を最大限に実現することで、お客様使用時のCO2排出量を大幅に削減します。
また、富士ゼロックスは、サービス・ソリューション分野においても、お客様の「業務生産性を高めながら環境負荷を削減したい」というエコノミーとエコロジーの両立に向け、環境負荷低減活動に取り組んでいます。ソフトウエア「DocuWorks」では紙文書の電子化により、情報共有を容易にするとともに用紙使用枚数を削減。出力環境統合サービス「XOS」では、お客様のご使用データに基づく出力機器の最適配置により、TCO(システムの導入、維持・管理などにかかる費用の総額)の削減や生産性向上と同時に環境負荷低減を実現することが可能です。富士ゼロックスは、お客様の環境負荷を削減することも自らの役割であると認識し、このようなソフトウエアやサービスの開発に取り組んでいます。

CSR推進の自己評価」もあわせてご覧ください。

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