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高品質・安全な商品の提供

商品安全

「商品の安全性はほかの何よりも優先すべきものである」との認識のもと、「商品安全に関する基本方針」を定め、安心して使用していただける商品だけを市場に提供することに最善を尽くしています。万が一、商品安全事故を起こした場合には、誠意をもって対応するとともに、再発防止を徹底し、信頼の維持、向上に努めています。
富士ゼロックスは、2002年9月のモノクロレーザープリンター発火事故を契機に、そこから得た多くの教訓を取り入れながら、「商品安全改革」として、体制・方針、プロセス、人材・技術、意識の4つの側面から、全社的な商品安全マネジメント体制の再構築を進めてきました。
2008年度は、商品安全事故、コンプライアンス問題の撲滅を目標とし、第三次商品安全改革を開始しました。具体的には、社員一人ひとりが商品安全について考えることで商品安全意識・風土の定着を狙いとした商品安全フォーラムの開催や、商品安全に関するコンプライアンスの重要性を認識することを目的に、富士ゼロックスおよび国内の関連会社の従業員を対象に商品コンプライアンス教育を実施しました。これらの活動は、販売会社や海外の関連会社を含め、各社・部署に設置されたセイフティマネジャーと環境商品安全部が中心として進めております。
なお、当社がOEM供給するモノクロレーザープリンタ(OEM先は2社)におきまして、OEM先事業者がリスクを公表して無償部品交換を実施した事態が1件発生しました。これは、OEM先事業者のうち一社から当社への事業譲受に伴って生産・販売・保守を引き継いだプリンタ商品(2001年発売)において、部品が破損した際に発火に至るおそれがあると判明したため、実際の事故は発生していないものの、予防的見地からOEM先事業者と一緒に対応を図ったものです。当社は商品事故防止を目的としたシステム安全設計標準を制定し、2008年度に市場導入した全ての新商品に展開しました。
今後も、商品安全フォーラムを継続開催するとともに商品安全コンプライアンス教育を海外関連会社にも展開し、従業員の意識向上、商品安全ガバナンスの強化に取り組んでいきます。

品質保証

安心できるアフターサービスの提供

商品の安全には最善を尽くしていますが、万が一事故が起こった際には、事故リスクを「事故系」(自己治療でとどまる怪我)、「発火系」(発煙など)に分け、SQEC(Safety & Quality Escalation Center)に情報が集約されます。一定レベル以上の事故についてはすべて、SQECで24時間以内に経営陣や関係者に連絡することを目標としています。また、国内、海外の全拠点にネットワークでつながったシステムを導入し、緊急時の情報共有を行なうほか、対応の進捗状況もウエブシステム上で公開しています。一定レベル以上の事故の場合、サービスエンジニアと営業担当者が現場を訪問して状況を確認し、開発現場にフィードバックします。発火などの重大な事故が起こった場合は、社長が議長を務める「リスク&エシックス会議」を開催し、その後の対応を決定します。これらすべての事故対応は1カ月以内に終わらせることと規定しています。
商品事故平均解決期間は、2008年度はお客様接点活動強化、事故解析期間の短縮化施策を行ない、前年度より3%改善しました。今後も迅速な情報共有と対応により、事故発生後の対応期間の短縮に努めていきます。

新潟富士ゼロックス製造のEMC試験所がベルギー政府の国際試験所認定を獲得

新潟富士ゼロックス製造株式会社EMC※1試験施設は、ベルギー経済省国際試験所認定機関(BELAC)による技術監査を終了し、EMC試験のEMI※2分野について、BELAC NBN EN ISO/IEC17025認証を今年3月に取得しました。
このEMC試験施設では、電磁波が電気・電子機器に与える影響の試験を、自社製品に対し行なっています。また、他社製品に対しても評価サービスを提供しています。今回の取得により、本施設でEMI評価を受けた製品は、ベルギー政府が各国政府間と相互に締結した相互認証協定により、たとえば、許認可を必要とする国で、その国での試験を要求される場合など、現地に出荷前の商品を送り込み試験を受けることが免除されます。また、欧州および北米など、自己認証を認める国に対しても、第三者的中立性とデータの正確性を認証された試験所として、高品質なEMI評価データを提供することができます。
富士ゼロックスでは、従来からデジタルカラー複合機やプリンターなどを含む電気・電子機器に要求される安全項目(電機・機械安全、レーザー安全、排出化学物質、EMC、騒音、無線)の評価についての公平性、迅速さ、正確性を確立してきました。この評価体制を富士ゼロックスおよび関連会社に展開し、自社製品に対する評価データの均一性および品質の保証を実現するという経営方針のもと、今回、関連会社である新潟富士ゼロックス製造のEMC試験設備のBELAC認証取得に挑戦し、認定を得ることができました。これにより、富士ゼロックスおよび関連会社を横断した、信頼性の高い評価体制実現への第一歩を踏み出しました。
富士ゼロックスは世界的に商品を供給するメーカーとして、欧州/国際規格を先取りした設備をより充実することに加えて、富士ゼロックスおよび関連会社での質の高い評価システムの展開・維持・向上に、より一層努めていきます。

  • ※1: EMC:Electromagnetic compatibility(電磁両立性。電磁波による障害を他機に与えない、また、他機から電磁波障害を受け難い特性を有すること。)
  • ※2: EMI:Electromagnetic Interference(電磁妨害。機器からの電磁放射による不要のノイズ(電磁波)で、放射性のものと伝導性のものがある。)

富士ゼロックス国際認証センターについて、詳しくは以下をご覧ください。

平成20年度 製品安全対策優良企業経済産業大臣表彰「銀賞」を受賞

商品安全フォーラム富士ゼロックスは、経済産業省主催の平成20年度製品安全対策優良企業経済産業大臣表彰において、大企業製造事業者・輸入事業者部門で「銀賞」を受賞しました。
これは、企業における製品安全に対する意識の向上と、事業活動や消費生活において製品安全が重要であるとする「製品安全文化」の定着および製品安全が持続的に確保される安全・安心な社会をつくることを目的に開始されました。
表彰にあたっては、製品安全に積極的に取り組んでいる製造、輸入、小売販売事業者を公募し、製品自体の安全性ではなく企業全体の製品安全活動(安全力、事故等への対応力、必要な情報を円滑に入手・提供するための取り組みなど)が審査されます。
当社は、(1)重大商品事故ゼロの設計を目指す商品安全マネジメントシステム、(2)審議中の安全性規格よりも厳しい設計基準の策定、(3)安全へのさらなる意識向上を図る商品安全フォーラム(安全を考える日)の開催、といった活動が評価され「銀賞」の受賞にいたりました。

富士ゼロックス韓国 サービス品質革新大会で大統領賞を受賞

大統領賞の授与富士ゼロックス韓国は、2008年10月31日に開催された「2008年サービス品質革新大会」で、韓国知識経済部(韓国の行政機関)の技術標準院(KATS)から大統領賞を授与されました。
この大会は、サービスの革新につながる取り組みをサービス業界で推進し、サービスの質向上に対する企業の意識と競争力を高めることを目的に、KATSが1995年より主催しています。参加した28社中、書類審査後の現場審査において最高得点を獲得し、大統領賞を受賞するに至りました。さらに、富士ゼロックス韓国は、韓国能率協会コンサルティングによる複写機部門の韓国産業顧客満足度調査でも8年連続でNo.1の評価を受けるなど、韓国政府やお客様から高い満足をいただいています。

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