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市場が世界に広がり、社会や市場が発展する中で、いかに多様な人材を確保し、市場の多様化に対応するかということが、企業の競争力を左右するといわれています。
富士ゼロックスでは多様な人材をより積極的に採用・登用すること、その人材がそれぞれの能力を最大限に発揮できるフレキシブルな就労形態を整備すること、グローバル化・サービス化に必要なビジネススキルを向上させる能力開発を促すこと、常に変化する社会の要請を敏感に察知し業務に反映できるよう従業員が社会と接点を持つ機会拡大を支援すること等を徹底することにより、グローバル化・サービス化に貢献する人材を育成することを推進していきます。
2008年度の富士ゼロックス(単独)の女性管理職は2.06%でした。性別を問わず従業員が100%能力を発揮できる会社となる上で、また魅力ある商品・サービスを充実する上で、女性従業員の果たす役割が重要と考えており、現状の役員・管理職への女性の登用を考える上で、女性従業員のなかで管理職になりたい人材が増加しているか、管理職に登用できる人材が育成されているか、実際に登用されているか等を課題として捉えています。
富士ゼロックスは、管理・専門役割(管理職)に従業員を任用する際、任用されるための最低限の基礎要件である「マネジメント基礎認定」を受けた認定者の中から最適な人材を任用しています。2008年度はこのマネジメント基礎認定に合格した女性従業員の人数が前年度の約1.5倍となり、絶対数はまだまだ少ないものの、全体として増加しています。
今後も現行の人事制度をフル活用することで、事業特性、本人の実績・意欲・能力などを勘案して、それぞれの事情に即した人材登用を行ないます。

富士ゼロックスは、障がいのある人も、障がいのない人と同じように働き、自己実現できる職場環境・組織風土の実現を目指し、障がい者の雇用の促進と、働きやすい環境づくりに取り組んでいます。
2008年度は「年度末に、富士ゼロックスおよび国内の販売会社、関連会社の各社が法定雇用率1.8%を達成する」という目標の実現を目指し、障がい者就職面接会への参加など積極的な採用活動に取り組みました。その結果、2008年度末の障がい者雇用率は、富士ゼロックス単体では1.88%、国内販売会社・関連会社では45社中31社が法定雇用率を達成しました。
今後は、法定雇用率が未達の販売会社、関連会社各社に対し、引き続き法定雇用率達成に向けた雇用推進のはたらきかけを行なうとともに、障がいのある方がより活躍できる職場環境の整備や職域の拡大などを進めていきます。
富士ゼロックスは2001年から定年退職者再雇用制度を実施し、定年後の従業員の能力活用に取り組んできました。今後、予想される定年退職者の増加に対応するため、高年齢従業員の多様な働き方、生き方を支援する「セカンドライフ・プログラム」を2006年度から導入しています。
「セカンドライフ・プログラム」は、定年後に富士ゼロックスでの再雇用を行なう「再雇用コース」と、定年後に富士ゼロックス以外での再就職を支援する「マイプランコース(グループ内再就職/グループ外再就職)」、会社の支援を受けることなく、自力で自己のセカンドライフプランを実現する「マイプランコース(独自プラン)」、定年を待たずに転職、独立などのライフプラン実現を支援する「シニア転進コース」からなり、従業員のライフプランに合わせた多様な選択肢を用意しています。
2008年度の定年退職者316名のうち、「再雇用コース」は166名(53%)、「マイプランコース(グループ内再就職)」12名(3%)、「マイプランコース(グループ外再就職)」24名(8%)、それ以外の「マイプランコース(独自プラン)」114名(36%)でした。
2008年度は以下の3点を実施しました。
今後は、定年退職者が持つスキルをより活かせる形での再雇用制度の運用を進め、販売会社・関連会社を含めたオール富士ゼロックスでの最適配置を目指します。

富士ゼロックスは、アジア・オセアニア市場での売り上げの拡大、生産拠点の活用、ゼロックス・コーポレーションやゼロックス・ヨーロッパ、OEM先様を通じた全世界での商品提供を進めています。その動きを加速させるためにも、ビジネスのグローバル化に対応できる人材の確保と育成に努めています。具体的には外国籍の従業員の採用や、研修プログラムを通じた人材育成を行なっています。2008年度は、以下の活動を重点的に実施しました。
今後は、グローバル人材育成・開発体系の見直しと教育の体系化に取り組みます。事業のグローバル化を支える人材の採用、育成、配置に一貫して取り組むことで、経営戦略の実行・推進に貢献し、富士ゼロックスおよび関連会社全体の人材の最適配置を目指します。