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当社は、取引先企業とCSRに関する価値観や目標を共に学び、環境や人権・労働、企業倫理に関する各々のリスクを最小化することで、共に強くなる共存共栄の関係を築くことを狙いとして、CSR調達活動を推進しています。
この理念のもと、甚大なリスクにつながる可能性のある最重要項目の適合率を、すべての対象取引先で90%以上とすることを目標において2007年から活動してきました。具体的には、取引先各社が自主的にCSR活動に取り組めるようマネジメント・ガイドラインやCSRセルフチェックリストを提供するとともに、当社の専門チームが訪問して実情を確認し、顔のみえる継続的なコミュニケーションを通じて改善活動を支援しています。2008年度からは、資材調達に加え、物流分野についてもCSR調達の取り組みを開始しました。


資材調達については、すべての取引先が最重要項目(57項目)の90%以上に適合できていることを目指しましたが、新規の取引先で目標を達成できなかった企業があったため、前年度より達成率が下がりました。取引先支援については、トップセミナー(東京、シンセン、上海)の開催に加えて、適合率の高い国内企業を当社の専門チーム(人事部、法務部、CSR部、調達部から構成)が訪問し、ベストプラクティスを学んでほかの取引先に水平展開する準備を行いました。
訪問確認を行った取引先のなかには、当社のCSR調達活動の意義と価値に共感し、自社の取引先(当社の二次取引先)にも訪問確認の実施を試みるケースが出始め、富士ゼロックスの考え方をベースとしたCSR調達が広がりつつあります。
物流分野については、富士フイルムロジスティックスと共同で国内配送のすべての一次協力会社・事業所に加え、通関業務を担当する国内会社5社へも取り組みを拡大しました。また、最重要項目(100項目)の適合率90%以上の一次協力会社・事業所が50%以上になることを目指し、結果として、67.6%が目標を達成しました。

資材調達については、これまで管理が手薄であった日本企業の中国拠点を中心に訪問確認を行い、またベストプラクティスを取引先に継続的に水平展開する仕組みの構築に取り組む予定です。物流分野については、国内に加えて海外の一次協力会社にセルフチェックリストを展開し、現状を把握します。
なお、東日本大震災で、消耗品などの物資の供給が滞ったことについては、抜本的な反省が必要であり事業継続計画(BCP)で検討していく予定です。今後もこれらの活動を通じて、品質・価格・納期の面もCSR面も高いレベルで統制されたサプライチェーンの構築を目指していきます。
詳しくは、以下のページをご覧ください。