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富士ゼロックスは、日本およびアジア・パシフィック地域連結対象の62法人、42,529名(2011年3月末現在)で構成されます。
それぞれの法人では、富士ゼロックスの基本的な価値観を共有した役員と従業員が、地域社会の課題をとらえて、ニーズに応じたCSR活動を実践しています。ここでは、各法人で今一番力を入れている活動のうち、代表的なものを紹介します。
こちら以外の各法人の活動は下記をご覧ください。
高齢者のサポートで地域に貢献する

富士ゼロックス上海は、コミュニティーとのかかわりを大切にしています。そのなかでも事業所近隣の「江川社区紅六居委」は重要なパートナー地区です。この地区で暮らす高齢者は、公共の路線バスがいつも込み合っているため、近所を散歩するぐらいの楽しみしかありません。
そこで、2008年から年に2回、従業員がボランティアで添乗員となり、高齢者の方々を公園や博覧会などにご案内する観光ツアーを開催しています。毎回、2台のバスに90名程度を招待し、これまで通算500名を超える高齢者が参加しました。2009年には感謝の旗をいただきました。また、2010年の上海万博では万博会場に送迎するバスを提供し大変喜ばれました。
今後は、事業所周辺以外の地区にも、同様の地域活動を紹介し、地域の皆様と接する場を広げていきたいと思います。
NGOと連携して生物多様性の保全に取り組む

富士ゼロックス台湾は、台湾のなかでも早くから環境NGOと連携して生物多様性の保全に向けた活動を進めており、これまで486名の従業員が参加しています。
2008年に山や湿地などの清掃活動を開始し、2009年からは環境NGO「荒野協会」と協業で湿地の保全活動を始めました。荒野協会のスタッフの解説を受けながら台北県政府が所有する人工湿地を見学し、従業員の環境意識を高めました。今では参加した従業員のうち5名がボランティアの湿地解説員として同NGOで活動しています。そのほか、近年、台湾では海に捨てられたゴミが生態系に悪影響を及ぼしていることが問題となっているため、2010年、台湾全土の海辺3カ所の清掃活動を合計180名の従業員で行いました。
今後は同様の活動を台北本社だけではなく、台湾全土の事業所に拡大していきたいと考えています。
小学生の環境への気付きをお手伝い

事業所のある三重県は、環境に関する基本理念の一つに「良好な環境の確保と将来の世代への継承」を挙げ、環境教育の実践活動として「キッズISO14000プログラム(入門編)注1」(以下、キッズISO)を推進しています。
鈴鹿事業所は、以前から敷地内のどんぐり広場を近隣の深伊沢小学校に開放したり、三重県の要請を受け2007年から、同校の5年生を対象にキッズISOを通し、環境への気付きをお手伝いしています。また同校校長から小学3、4年生にも身近な環境教育を提供してほしいとのご依頼をいただき、2009年には牛乳パックを活用したエコハガキづくりにも協力しました。
参加した従業員から、「子供たちの発想は大人顔負けで、元気な子供たちとふれ合える時間はリフレッシュできる」という声がありました。現在は、従業員9名が同校や県内小学校のキッズISO指導員として活躍しています。
将来世代を担う若者の起業を支援する

韓国では、若者の失業率増加にともない、NGO「希望製作所」が行っている若者向けの起業家支援プログラム「希望別動隊」に注目が集まっています。
富士ゼロックスコリアは、2010年の広告キャンペーン「オフィスマン、生まれ変わる」の一環として、この「希望別動隊」を支援することが、新しいワークスタイルの提案と同時に社会課題の解決にもなると考え、情報配信やお客様とのコミュニケーションに利用していたツイッターを活用し、募金キャンペーン「Hope Fund」を展開しました。これは応援メッセージをツイートしたりリツイートされると、1人当たり2,000ウォン(150円相当)ずつ当社が募金を積み立てる活動です。著名人や他の企業からもツイートしていただき、合計1,000万ウォン(75万円相当)を積み立てました。
これからも多くの方が気軽に参加できる活動を通じて当社への理解を広げたいと思います。
小学生にリサイクルの重要性を伝える

タイ政府は工業省が中心となって企業のCSR活動を奨励しており、賛同する企業に対して独自の認証を行っています。
富士ゼロックスエコマニュファクチャリングは、工業省の方針に賛同し地域貢献活動を推進してきました。特に、使用済みの商品を回収してリサイクルするという事業の特性を活かして、ゴミの分別方法やその重要性を近隣の小学生に教えるリサイクル教室を実施し、リサイクルに対する小学生の意識向上に努めています。
また、この活動以外にも同社の自主的な取り組みとして、約250名(業務委託先の従業員を含む)が参加して近隣の海岸でのゴミ拾いを行い、地域での環境保全活動を展開しています。2011年にはリサイクルパートナー会社と共同でマングローブへの植樹を計画するなど活動範囲を拡大していく予定です。
阿蘇の大自然を後世に残すために

熊本の阿蘇の大自然は、国民の生命資産(グリーンストック)と位置付けられており、この豊かな自然を後世に残していくことが地域の課題になっています。
富士ゼロックス熊本は会社創立25周年を記念して2007年に阿蘇郡西原村の外輪山に「富士ゼロックス熊本の森」をつくり保全活動を始めました。紙の使用や販売にかかわる企業として、森に恩返しをしたいという思いで約120名の従業員とその家族がクヌギなどの植林や下草刈りを行っています。
2007年に植樹した苗木は、今では2メートルの木に成長。参加した従業員からは、「故郷の自然保護に貢献できて嬉しい」という声が聞かれ、環境保全や社会貢献活動に対する意識は年々高まっています。2009年には、西原村から植林活動に対して感謝状をいただきました。
2011年には、熊本県の「阿蘇草原再生事業」への寄付を始めました。今後も、阿蘇の美しい大自然を守り続けるために取り組んでいきます。