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在日外国人留学生研究助成募集要項

1. 助成の趣旨

人類の永遠の願いである平和で住みやすい国際社会を実現していくためには、国際間の正しい理解と協調を促進していくことが今後ますます重要になります。とりわけ日本とアジア・大洋州諸国・地域とは地理的に近く、相互の交流の歴史が古いにもかかわらず、日本が本来担うべき役割が充分に果されていないこともあり、それらの国々・地域と必ずしも政治的、経済的あるいは文化的にベストな関係が確立・維持されているとは言えず、今日、より一層の相互理解と信頼が求められていることも事実であります。

富士ゼロックス株式会社は、創立以来、「より良いコミュニケーションを通じて人間社会の理解と調和の増進に寄与する」ことを基本的な理念として活動を続けてまいりましたが、この基本姿勢と前述の現状認識から、国際理解とその促進に関する研究支援およびそれによる学術交流を通じて、将来それぞれの出身国・地域において各界の指導者を目指し、相互理解と親善に貢献し得る人材育成のためにいささかなりとも貢献をすることが課せられた命題と受け止め、初代社長故小林節太郎の遺徳をしのんで設立された基金により、在日外国人留学生で博士課程に在籍する方々を対象として研究活動への支援をおこなってまいりました。

一人でも多くの研究者の方々に当基金の助成を活用していただくことによって、21世紀のアジア・大洋州を支える人材が育まれることを心から願っております。

2. 助成の対象

1) 研究分野

助成の対象分野は人文・社会科学とし、個人研究に限ります。研究者が日本やアジア・大洋州の社会、文化などへの理解・認識を深め、将来これにより日本とこれらの地域との国際交流が一層促進されるような研究を重視します。

2) 応募者の資格

応募の時点(2016年2月29日現在)および助成金受給の時点で、下記のすべての条件を満たしていなければなりません。

  1. アジア、大洋州諸国・地域から来日中の留学生
    • 注記 ここで言うアジア・大洋州諸国・地域とは、次の国・地域を示します。
    東アジア 韓国、中国、台湾、モンゴル
    東南アジア インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、東チモール、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス
    南アジア インド、スリランカ、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、ブータン、モルジブ
    大洋州 オーストラリア、ニュージーランド、オセアニア地域の島国
  2. 日本国内の大学院博士課程(前期博士課程など修士課程相当を除く)在籍者、または大学院博士課程を修了し、博士号取得のために継続して在籍している者。ただし、博士号を既に取得している者、あるいは助成金授与時(2016年7月末)までに博士号取得が決定(内定)している者は応募できません。
  3. 指導教授の推薦を受けられる者。

3. 助成の概要

日本国内およびアジア・大洋州諸国もしくは地域において調査・研究活動を行うに当たり、これに関わる費用(旅費、滞在費、参考文献購入費など)を研究助成金として支給します。

1) 助成金額と採用数

1件当たり120万円を限度とし、32名程度を採用します。
2015年度は、32名に対し、19~120万円/件を助成しました。
(審査の結果、申込金額に対し実際の助成金額が減額される場合もあります。)

2) 助成期間

原則として助成金受領後1ヶ年を助成対象期間とします。

3) 再助成

既に一度当基金の助成を受けた者が再助成を希望する場合は、前回(第一回目)助成時の研究計画を添付し、再助成を受ける理由を明確にしなければなりません。尚、再助成は1回に限ります。

4) 助成を受ける者の義務

  1. 助成を受けた者は、提出した研究計画に基づいて研究を行い、助成期間終了後3ヶ月(2017年10月末まで)以内に研究報告書(A4サイズ用紙30枚、30,000字前後)および会計報告書(サマリーにて可)を指導教授を経由の上、当基金事務局に提出しなければなりません。
  2. 研究内容により研究成果を公開したり、または富士ゼロックス株式会社主催の研究会において発表していただくことがあります。
  3. 研究計画の変更、あるいは止むを得ず研究を中断する場合、また、住所・電話など連絡先を変更した場合は、すみやかに当基金事務局に書面にて通知しなければなりません。

5) 助成を受ける者への支援

上記4)の1.により提出された研究報告書は、当基金にて複製・製本し、内30冊を当人に贈呈する他に、国内外の大学・研究機関および当基金で助成を受けたOB/OGからの希望に応じて寄贈します。

6) 助成金支給の時期

2016年7月下旬(予定)に合格者の指定口座に全額一括して振込みます。

4. 選考の方法

1) 選考の基準

主として次の項目について高い評価が得られたものの中から選定します。

  1. 独創性:テーマ設定、研究方法に独創的な発想がみられ実現の可能性が高いもの
  2. 社会性:日本、アジア・大洋州の相互理解の促進に貢献する可能性が大きいもの
  3. 研究成果が博士号請求論文として提出され、近い将来学位取得の可能性が高いもの

2) 選考の方法および決定

  1. 当基金選考委員会による書類選考を経て、5月末までに当基金運営委員会にて決定されます。
  2. 「合」「否」の結果は本人、推薦教授にEメールもしくは書面で通知されます。
  3. 助成の確定は、6月下旬~7月上旬に開催される当基金主催の研究助成説明会・懇親会への参加が前提となります。

5. 応募手続

1) 応募方法

a ) 最初に下のボタンをクリックして応募者情報を登録してください。

お申込みはこちらから

b ) 上記( a )を登録後、次の書類を応募締切日までに当基金事務局まで簡易書留で郵送してください。

  1. 当基金所定フォームによる申込書 (PDF [41KB]Word [Zip:11KB]) および 経歴書 (PDF [26KB]Word [Zip:13KB])(写真添付)
  2. 指導教授の推薦書 (PDF [46KB]Word [Zip:9KB])(当基金所定フォームを使用し、厳封のこと)
  3. 研究計画の概要(任意A4横書き2枚以内)およびスケジュールと予算案 (PDF [29KB]Word [Zip:10KB])(所定フォーム)
  4. 在学証明書

2) 応募期間

2016年1月4日(月)~2016年2月29日(月)
(日本の2016年2月29日消印のあるものは有効)

3) 注意事項

  1. 基金に提出いただいた申込書類はいずれも返却いたしません。必要な書類については、提出する前に控えをとるようにしてください。
  2. 助成の「合」「否」やその理由については、一切問い合わせには応じられません。
  3. 申込内容に虚偽があることが判明した場合には、合格は取り消しとなります。
  4. 当基金では、当基金以外の助成機関からの奨学金・助成金等との併給を認めておりますが、他の助成機関によっては併給を認めていない場合がありますのでご注意ください。

応募書類の送付先・申込手続きに関する問い合わせ先

〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3
富士ゼロックス株式会社 小林節太郎記念基金事務局
03-6271-4368

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