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端数倶楽部

社員ボランティアを支えるしくみ

「端数倶楽部」は、富士ゼロックスで働く人々や退職者によって構成され、自発的、自主的に運営されているボランティア団体です。1990年に会社が組織した「社会貢献に関する検討委員会」において、社員の有志が検討し、富士ゼロックスらしい社会貢献活動のしくみとして生まれたのが「端数倶楽部」です。現在は、富士ゼロックスのほか、富士ゼロックスアドバンストテクノロジー、富士ゼロックスマニュファクチュアリング、富士ゼロックスサービスクリエイティブの従業員も参加しており、2016年3月末現在、約4,000人の会員で構成されています。会費は、毎月の給料と各期の賞与から、『端数』(100円未満の金額)に、個人の自由意志による『口数』(1口:100円で最低1口から最高99口の範囲で任意)をプラスし、給与天引きにより年間14回継続的に拠出するか、年会費(3,000円+α)を拠出します。その拠出金を積み立て、会員が必要と考える「社会福祉」、「文化・教育」、「自然環境保護」、「国際支援」「東日本大震災復興支援」の分野で、資金を有効に役立てています。

寄付には、会社から同額(マッチング・ギフト)が上乗せ

一人ひとりではささやかな金額でも、多くの社員に継続的に参加してもらうことによって、全体ではまとまった活動資金になり、社会のために大きく役立てることができます。使途の大きな柱は、会員が推薦し運営委員会で承認された各種NPOや任意団体への寄付金、および会員自らの企画・運営による自主プログラム活動費です。さらにこの資金を外部に寄付するときには、会社から同額(マッチング・ギフト)がプラスされます。2015年度は、端数倶楽部から77団体に合計575万円が、同額が会社から寄付されました。

活動事例紹介

端数倶楽部は、現在4つの部会で活動しています。ここでは、その一例をご紹介します。

福祉作業所で制作された商品の詰め合わせ作業

<社会福祉部会>「施設製作品プレゼントプログラム」

障がいを持つ人たちが健やかな日常生活を送れる社会の実現を目指して、活動をすすめています。活動のひとつに「施設製作品プレゼントプログラム」があります。1997年から継続的に実施しているこのプログラムは、全国の授産施設で製作された品物を端数倶楽部が購入し、各地のいろいろな品物を詰め合わせ、再び施設へバザー用品として寄付するものです。購入と寄付という二重のプレゼントになっていることが特長です。施設からは「同じ商品になりがちなバザーに彩りが生まれた」「他の施設ではこんなアイデアで製作しているのかという発見につながった」などの声が届いています。

富士ゼロックススーパーカップを観戦する子どもたち

<文化・教育部会>富士ゼロックススーパーカップ観戦ボランティア

毎年、当社が協賛している富士ゼロックススーパーカップに、障がいを持つ子どもたちやそのご家族を招待し、安心して観戦を楽しんでもらえるよう、駅でのお出迎えからお見送りまで終日アテンドするボランティア活動を実施しています。他にも、2015年度は、スペシャルオリンピックス日本神奈川地区大会、神戸ふれあい夏祭りのボランティア支援に参加しました。継続的なボランティア活動として、今後も実施していきます。

自然観察会を開催

<自然環境保護部会>「身近な自然環境に親しむ」

自然とのふれあいが、自然保護を考える基本です。日本自然保護協会が提唱する「“いつでも”、“どこでも”、“誰とでも”できる自然観察会」を、主に関東近郊で端数倶楽部が主催、または支援先等と共催で開催しています。自然観察会を通じて、参加会員が自然環境保護の大切さを理解することが、将来世代にかけがえのない自然を残すための第一歩につながると考えています。また、全国各地の支援先を訪問し現地で活動を行なっている団体の方々と交流する中で、自然環境保護に関する課題を再認識し、また、団体の方々の熱意に触れる機会を得て、私たちの活動をもさらに質の高いものにしたいと考えています。

<国際支援部会>「アジアでの国際支援」

端数倶楽部の海外活動は、1994年6月フィリピンにおける井戸掘りで始まりました。その後、中国の黄土高原やフィリピンにおける植林など、ホームステイをしながら現地の人々と一緒に作業してきました。これらの体験から、アジアの自立支援のためには子どもの教育が重要と考え、2004年10月にカンボジアに小学校を寄贈し、その後もボランティアツアーで現地を訪れるなど、継続的に日本から子どもたちの支援を実施しています。また、端数倶楽部の支援先団体とともにベトナムに遊休自転車を寄贈するなど、年々活動の場を拡大しています。