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オンデマンド印刷プリンターを支える技術

富士ゼロックスのオンデマンド印刷プリンターは、光輝性の高いメタリックカラーをはじめとした多彩かつ高品質の印刷表現を実現します。業界初の6色プリントエンジンと新たなカラーマネジメント技術の開発により、ゴールドやシルバー、メタリックカラーなど、特殊色を活かしたデザインを可能にします。さらに、独自技術により圧倒的な生産性、多彩な表現力を実現する高画質、ドキュメント品質への高度なニーズに応える高次元の信頼性を実現し、バラエティー豊かな印刷物をスピーディーかつ安定的に提供します。これらオンデマンド印刷プリンターを支える技術についてご紹介します。

オンデマンド印刷プリンターを支える技術 ツインデカーラー ベルトロール定着器 エアーアシスト機構 イメージエンハンスメント処理 HQデジタルスクリーン インラインセンサー 用紙冷却機構 オーバーコート感光体 VCSEL-ROS EA-Ecoクリアトナー画像表現技術 EA-Ecoトナー ゴールドトナー、シルバートナー デジタル画像位置制御(IReCT) 高精度レジストレーション 大径シームレス中間転写ベルト フィニッシャー 高速シリアル伝送技術 ドキュメント品質を向上させる自動補正技術 3Dキャリブレーション技術 メタリックCMS技術 写真画像自動調整技術

主要な技術

高画質

生産性

信頼性

高精度レジストレーション

高速で走行する用紙の姿勢を制御する高精度レジストレーション機構技術

用紙搬送部に配置したサイドガイドと用紙位置を検知するラインセンサーそして可動式レジローラーにより、用紙位置ズレやスキューを補正し、1枚1枚高い精度で用紙の走行姿勢を安定化し確実な用紙走行を可能にしました。これにより、印刷位置の高精度制御によって高画質化を実現しています。

【高精度レジストレーション】

大径シームレス中間転写ベルト

高生産性と安定した色再現性を実現する長尺シームレス構造技術

ベルトの継ぎ目で発生していた画質ムラを避けるために継ぎ目のないシームレスベルトを導入。ベルト上の画像形成位置に制約がなくなり、ランダムに配置できるため、ベルト長に対して画像の枚数を最大化でき、高い生産性が可能になりました。またベルト周長を長尺にすることで、長時間使用時におけるベルト劣化を抑制し、安定した色再現性を実現しました。

【大径シームレス中間転写ベルト】

注記:
トナーを用紙に転写する機能を持つベルト

転写ベルト用紙搬送

転写後の用紙を次のプロセスへ正確かつ速やかに搬送する用紙搬送技術

転写部に従来の転写ロールに加えて剥離ロールと転写ベルトを追加することで、転写後の用紙の巻きつきや紙詰まりがなくなり、用紙搬送を正確かつ速やかに行うことができます。従来、高速での用紙搬送ではコシのない薄紙などが転写ロールに巻きついたり、用紙搬送が不安定になるトラブルがありましたが、本方式では転写ベルトが用紙をガイドし、安定した高速用紙搬送を実現しました。

転写ロール単独方式(イメージ図)

【転写ロール単独方式(イメージ図)】

転写ベルト用紙搬送技術(イメージ図)

【転写ベルト用紙搬送技術(イメージ図)】

エアーアシスト機構

用紙の重送・紙づまりを抑止し、安定した用紙搬送を可能にするエアーアシスト技術

エアーアシスト技術は、給紙トレイ内にファンを設け、ファンからのエアーをシャッターによって流路コントロールすることで、搬送待ちの用紙を効率的にさばいて送り出します。したがって密着度の高いコート紙でも、複数枚の用紙が重なったまま搬送されるトラブル(=重送)を抑止することができます。さらにこのエアーアシスト技術は、吹き付けるエアーの一部を温風にすることで、高温高湿環境下でもより安定した用紙の送り出しが可能となっています。

エアーアシスト機構構成図

用紙冷却機構

安定した用紙走行を実現する用紙冷却機構

大型のヒートシンクを搭載し、上下に低熱容量のベルトを配置。定着器で高温に加熱定着された用紙がベルトの間を通過する際、用紙の熱はベルトを介してヒートシンクに伝導し用紙が冷却されます。これにより用紙の安定走行の妨げとなる用紙カールや用紙波打ちが抑制され、安定した用紙走行が可能になりました。またプリント後、スタッカートレイに収容された用紙間の貼り付きを防止し、スムーズな後処理工程を実現しました。

【用紙冷却装置構成図】

インラインセンサー

インラインセンサーによる自動画像制御技術

インラインセンサーは、プリント画質の維持およびプリンターのダウンタイム低減のため、テストチャート全面を読み取り、画像のRGB値や画像濃度、線画の位置などを測定し、プリンター本体の調整機能にフィードバックします。
照明部に新開発のLED照明を採用することで、消費電力と照明点灯待ち時間の低減および長寿命を実現しています。さらにLEDの光を効率よく用紙に照射するライトガイド注1を新開発するとともに、用紙上の照度を均一にするLED線光源の光学設計によって、用紙の位置変動に対して照度変化が少ない照明を実現しました。また、センサー自体の読み取り精度を校正する機構も備え、長期の使用にも安定した読み取り性能を発揮します。
これら新技術を導入したインラインセンサーにより、画像の階調補正、面内濃度ムラ調整、表裏画像レジ調整、カラーキャリブレーションの自動化を実現し、プリンターの画像調整の手間を最小限にして、プリンターの稼働率向上と安定したプリント品質を提供します。

注1
アクリル樹脂などの透明樹脂の内面反射を利用して、入射した光を効率よく伝える光学素子。

インラインセンサー構成

【インラインセンサー構成図】

ツインデカーラー

安定した高速用紙走行と高い用紙汎用性を実現する用紙補正技術

画像定着済みの用紙を冷却する用紙冷却装置の直後にツインデカーラーを配置することで、熱や圧力による用紙の変形を精度良く補正することができます。

用紙の安定走行の妨げとなる用紙のカール(下向きカール・上向きカール)を機械的な機構で補正することで、両面搬送路や排出トレイへの安定した用紙走行を実現します。

画像エリアカバレッジや用紙の坪量、片面/両面プリントなど、プリント条件に応じた自動カール補正を行うことで、安定した用紙走行を実現します。また、カール補正量は、表面・裏面を別々に手動で調整可能であり、高い用紙汎用性を実現します。

ツインデカーラー構成図(イメージ)

【ツインデカーラー構成図(イメージ)】

オーバーコート感光体

耐久性と安定した帯電性能を実現するオーバーコート有機感光体

独自の材料設計技術により新規架橋型電荷輸送層の合成に成功し、その新規材料を用いて感光体表面にオーバーコート処理を施し摩耗を大幅に低減することに成功。感光体の寿命が大幅に向上したことで感光体の交換頻度が減少し環境負荷低減に貢献しています。またオーバーコート処理によって、感光体表面の摩耗や微細な傷による劣化、ドラム回転同期での濃度ムラなどを抑止し、長期使用時においても安定した帯電性能を維持します。

オーバーコート有機感光体断面図

【オーバーコート有機感光体断面図】

EA-Ecoトナー

省エネとオフセット印刷に迫る色再現性・用紙に合わせた光沢感を実現するEA-Ecoトナー

EAトナーの特徴である小粒径で均一な形状と溶けやすさを継承してオフセット印刷に迫る色再現性を実現すると同時に、従来のEAトナーよりも定着温度が20℃以上低い、省エネに貢献するEA-Ecoトナーを開発。帯電性や製造法に課題があり、扱いにくいとされていた温度に対してシャープに溶けるポリエステルと、緩慢に溶けるポリエステルを独自の乳化凝集の技術によって、トナー内部に最適立体配置させることにより可能になりました。さらにシャープな溶融特性により、用紙の光沢に追随する光沢再現性を提供します。普通紙ではテカリを抑え、光沢紙では高光沢を再現するため、普通紙・コート紙・アート紙などの用紙の質感を活かした高い仕上がりを実現しました。

EA-Ecoトナーの構造

【EA-Ecoトナーの構造】

EA-Ecoトナーの温度に対する粘度変化

【EA-Ecoトナーの温度に対する粘度変化】

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