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巻頭言

富士ゼロックス株式会社
取締役専務執行役員
坂本 保
Tamotsu Sakamoto

新興国を含めたグローバル競争がますます激化、経済環境の改善が遅々として進まない、これからの世代のために地球環境を守る、将来の展望予測が難しい、などの多くの課題を抱えながらも各企業はお客様により高い価値を提供するために日夜、しのぎを削っています。厳しい競争環境で成長を実現するために、グローバルな事業提携、企業買収・統合、産学官連携など、企業や地域の枠を超えたビジネス展開のニュースも頻繁に発表されています。またICTを効果的に活用し、場所の制約を受けないモバイルワークや在宅勤務など働き方も多様化しています。

このような企業の形や働き方の変化のなかで、企業内外の円滑なコミュニケーションがますます重要になっています。当社は、1962年にドキュメントに関わってお役立ちをする会社としてスタートしました。現在では、紙のドキュメントに限らず、映像や音声なども含め、人と人とがコミュニケーションするために必要な広い意味で情報に関わるものをすべて「ドキュメント」と位置づけ、「ドキュメントサービス&コミュニケーション」でお客様への新たな価値の提供を実現し、お客様の満足度ナンバー1を目指しています。

お客様にさらに迅速に新たな価値をお届けするために、当社では2010年4月に神奈川県横浜市のみなとみらい21地区に富士ゼロックスR&Dスクエアを構築しました。8箇所に分散していたR&D拠点を、開発効率の向上を狙いに、この富士ゼロックスR&Dスクエアとモノづくりを中心とした海老名事業所(神奈川県)の2箇所に集約しました。併せてデジタル化した開発手法や部門間の壁を取り払った三位一体開発により、開発プロセスの最適化を進めています。建物の内部もこれらのプロセスに合うようにオープン型のオフィスとして仕切りをなくし、上下フロアにも吹き抜けの階段を設け、各機能のコミュニケーションの円滑化を促進する構造にしています。さらに、都市型の開発拠点として、土地の利を生かしてお客様やパートナー企業の方と当社の技術者が容易に交流できる場「お客様共創ラボラトリー」を設け、お客様のニーズを技術者がダイレクトに把握し、開発に展開できる仕組み作りを行っています。

今回のテクニカルレポートでは特集テーマとして、「お客様に新たな価値提供を実現する技術」を採り上げました。新たなR&D拠点でさらに育み、お客様へのより大きな価値提供につなげ、お客様満足度ナンバー1を目指す技術の一端をご一読いただければ幸いです。

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