電子文書技術(DocuWorks)
富士ゼロックスでは「電子の世界に紙を作る」をコンセプトに、紙の扱いやすさを活かしながら文書を電子化するための技術を研究開発しています。その成果はドキュメントハンドリング・ソフトウェア"DocuWorks"として商品化されています。
DocuWorksは以下の構成・アーキテクチャーから成り立っていて、次のような機能が実現されています。
- 各種のアプリケーションで作成した電子文書や、スキャナーで取り込んだ紙文書を、同じウインドウ内で一元管理し、電子文書と紙文書を同じ感覚で扱うことができます。
- あたかも机の上に書類を広げているように、書類の大きさやページ分量が直感的に把握しやすい表示機能を提供し、さらに付箋やマーカー、スタンプなどをつけるアノテーション機能も充実しており、まさに紙の操作性を電子データ上で実現しています。もちろん、電子化による優れた検索性や共有性、さらにセキュリティーの確保が可能です。
DocuWorksが提供するドキュメントハンドリング技術とは、直感性(一目見て分かり、記憶に残る)、軽快性(すぐに作業できる)、快適性(操作が簡単)を重視し文書情報を取り扱う技術です。
DocuWorksは、DocuWorks文書フォーマット、WYSIWYG注1描画、ドキュメントデータモデルの一貫性を実現するDocuWorks Coreコンポーネントを中核とし、その上層にDocuWorks文書生成ドライバー、閲覧編集用ビューアー、文書操作環境デスク、トレイオプションのような各国語GUIのアプリケーションが実装されています。 また、Windows®版以外にも、各種CPU/OS版、複合機やサーバー組込用モジュール、オプションソフトウェア開発用API群、などによりDocuWorksソフトウェアファミリーを構成しています。

図1:DocuWorksのアーキテクチャー
- DocuWorks Printer
一般のアプリケーションの印刷機能から呼び出され、DocuWorks文書を作成する仮想プリンタードライバー
- DocuWorks Desk
文書のサムネールを2次元的に並べたイメージをユーザーに提供し、さまざまなタイプのドキュメントを容易に分解・合成。
- DocuWorks Viewer
DocuWorks文書を表示閲覧するビュー。Windows®版、Mac OS版、Windows Mobile®版、iPhone®・iPad®版、Android™版を提供。
- DocuWorks組込用モジュール
DocuWorks文書を生成、操作する組込用モジュール。スキャン画像からDocuWorks文書生成、印刷するモジュールや、DocuWorks文書からテキストなどの属性情報抽出など。
- DocuWorks オプションソフトウェア群
DocuWorks Coreコンポーネント上に実現したオプションソフトウェア。一例として、トレイオプション、Content Filter、Context Service、サムネール拡張、DocuWorks Folder、など。
- DocuWorks Development Tool Kitと各種連携モジュール
公開しているDocuWorks Development Tool Kitや、その他のDocuWorks連携インターフェイスを使って実現した各種連携機能。
- 注1
- WYSIWYG:(What you see is what you getの略)ディズプレイに現れるものと処理内容(特に印刷結果)が一致するように表現する技術。
- 注記:
- Microsoft®、Windows®、Windows Mobile®は、Microsoft Corporation(米国マイクロソフト社)の米国およびその他の国における商標および登録商標です。
- Apple、iPad、iPhone 、Macintosh、Mac、Mac OS、Spotlightは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
- Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。
- 本書に記述されている上記以外の製品に関する商標はすべて、それを保有する各社に帰属します。
- DocuWorksは、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。