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デジタルデータ埋め込み技術(MIG)

パソコンやデジタルカメラ、スキャナーなどのデジタル画像を生成する機器の増加とネットワーク環境の進展にともない、画像を含む電子ドキュメントが大量にネットワーク上に流通し、そしてさまざまな印刷物として出力されています。そして、ネットワーク上の電子の世界と印刷物を容易に連携させる仕組み(例えば、自社のホームページのURLを消費者に知らせる)として、バーコードや2次元コードなどが活用されています。
しかし、既存のバーコードや2次元コードは、それを記載するスペースが必要となるため、スペース上の制約が発生する、印刷物のデザイン性を損ねる、などのデメリットがあります。
そこで、富士ゼロックスではバーコードや2次元コードの代替として、印刷・プリントした画像に微細な濃度変化をつけることにより、画質品質を大きく損なうことなく、デジタルデータを埋め込む技術を開発しました。

システム構成例

システム構成例

このデジタルデータ埋め込み技術(MIG : Micro Gradation)には、以下のような特長があります。

データを埋め込む為の特別なスペースが不要
ドキュメント上にある写真(商品・人物)や画像(ロゴ・シンボル)などにデータを埋め込む為、紙面を有効に使うことが可能です。
大容量情報の埋め込みが可能
開発した技術では、20~60Byte(1cm2当り)の情報を埋め込むことができます。ちなみに、13桁のバーコード(JANコード)は、6Byteあれば表現可能です。

技術概要

情報埋め込み方式 ~図1
画像のR, G, B階調値から所定サイズのブロック毎に濃度傾斜を設け、濃度傾斜の方向により、0/1情報を本画像に重畳することで情報の埋め込みを行います。

図1 0/1情報の濃度傾斜概念図1 0/1情報の濃度傾斜概念

減衰率乗算方式(高画質化技術) ~図2
埋め込みの濃度傾斜パターンは、各々のパターンの階調平均値が0、パターン同士の極性が逆であり、また、パターンの中部分での階調値の絶対値が大きく、中央部から周辺方向に離れるにしたがって、階調値の絶対値が減衰します。これらの特長により、元画像の画質劣化を抑えることが可能です。

図2 埋め込みパターン図2 埋め込みパターン

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テクニカルレポート

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