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リアル組織行動分析サービス

富士ゼロックスでは、現場で発生しているコラボレーションなどの組織活動をICT(Information and Communication Technology)のログや各種センサーログによって計測し、経営・組織論的な視点から分析することによって、経営の組織改革を支援するサービスROBAS(Real Organizational Behavior Audit Service)の研究を行っています。

図1は、担当セールスとお客様間でやりとりされるメールの量をROBASの分析ツールで可視化した事例です。赤点が担当セールス、青点がお客様を表し、両者を結ぶ線の太さはメールの送受信量に対応します。Aグループでは一人のお客様に対して複数のセールスがコンタクトしていることが分かります。一方でBグループではお客様の窓口となるセールスが固定しています。このように組織活動の様子を見える化することができます。さらに他の結果指標(例えば売上げ、顧客満足度、営業工数など)と組合せることで、より高度な分析が可能となります。

図1 担当セールスとお客様間のメール量

図2は、ROBASを用いてオフィスにおける個々人の環境負荷を可視化したものです。各人のオフィス内での位置と滞在時間をセンサーで計測することで環境負荷を算出します。1番上のグラフでは、個人が一日に行動したエリアごとの環境負荷量を表示します。2番目のグラフでは、居室や会議室等を複数で利用した場合、その人数や役割に応じて個人当たりの環境負荷負担分を計算して表示します。例えば、広い会議室を少人数で非効率に使用した場合は負担分が大きくなります(ポイント大)。3番目のグラフでは、今現在の個人の環境負荷負担分の総計を、過去のデータや部門平均と比較表示します。これらのフィードバックによって、個々人のワークスタイルに基づいた環境配慮への意識化と改善効果の可視化を実現します。

図2 オフィスにおける個人の環境負荷

このようにROBASでは、組織で起きたコラボレーションを電子メールなどのICTのログやRFIDなどのセンサーを利用して定量的にモデル化し、リアルタイムな組織の活動状況の把握や、特定の期間や対象に着目した組織連携の分析を実現します。これにより、従来の経営では困難であった、結果系ではない行動系の組織活動をタイムリーに把握して施策を打つことが可能となります。

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