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富士ゼロックスの高度な複写技術を駆使し、

「文政十一年従四位下少将伊達斉邦公下向行列次第」

を複製、文化伝承に貢献

富士ゼロックス宮城社長から大崎市長に贈呈
 富士ゼロックス宮城株式会社(本社:仙台市、社長:佐々木 安)は、伝統文化継承に貢献する活動の一環として、宮城県大崎市の須江敏信様が所蔵する絵巻「文政十一年従四位下少将伊達斉邦公下向行列次第」注1の複製を製作、7月4日、同市役所で行われる贈呈式で当社社長から大崎市長 伊藤康志氏に贈呈いたします。

 古文書などの伝統文書の原本は、劣化のおそれがあるため展示期間も限られるほか、不特定多数の閲覧者が手で触れることはできないことが一般的ですが、複製品であれば所蔵者は劣化の心配なく展示でき、また、直接手にとり、感触も確かめることができるため、文化伝承に貢献できます。

 今回手掛けた「文政十一年従四位下少将伊達斉邦公下向行列次第」は、伝統文書固有の色彩、経年劣化による変色・欠失などがあり、複合機で和紙に忠実に再現するには、高度な複写技術が要求されます。

 複製品製作にあたっては、富士ゼロックスのカラーマネジメント技術や画像質感制御技術注2を活用し、電子化した画像情報を和紙に出力して原本の風合いを再現させました。出力においては自社のグラフィックアーツ市場向け高画質フルカラー複合機「DocuColor 5656 P」 を活用し、表面に凹凸がある和紙にトナーを定着させるための特殊な設定を加え、複製品を製作しました。

 富士ゼロックスは、社会貢献の一環として伝統文書の複製を通じた文化伝承活動を2008年から実施。現在、研究・開発の主要拠点である富士ゼロックスR&Dスクエア(横浜市)および京都を拠点としており、これまで神社仏閣、市町村、大学、企業などに250点以上の複製品を贈呈しています。

 富士ゼロックス宮城は地域に貢献する企業として、今後も、高度な複写技術を活かした文化伝承のための社会貢献活動を実施いたします。さらに、地方創生や地域活性化の動きと連動し、地域社会に貢献するソリューションの実践を進めてまいります。

複製した「文政十一年従四位下少将伊達斉邦公下向行列次第」
注1: 「文政十一年従四位下少将伊達斉邦公下向行列次第」(ぶんせいじゅういちねん じゅしいげ しょうしょう だてなりくにこう げこうぎょうれつしだい)は4本の巻物からなり長さは約30mにも及ぶもので,仙台藩十二代伊達斉邦の初めての参勤交代の下向(江戸から仙台)の行列が彩色で描かれている。1,200人を越える人物が描かれ,役職名や氏名が記載され,それぞれの職に応じた装いをしている。この時の行列の人数は2,940人と伝わり、本来このすべての人物が描かれていたのかは不明だが、現存する4本の巻物は繋がらないことから,本来の絵巻の一部であると考えられる。しかし、その描かれている情報は豊富で,大変貴重な資料である。
注2: 人の視覚特性に基づいて、画像データの色や形状などの「質感」を制御することで、直観的に特定領域の印象を変化させたり望みの色に加工できる技術

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