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印刷物を取り巻く環境は、1990年代から急速に変化しています。高度情報化・ネットワーク化の影響とともに、印刷処理技術のデジタル化が進み、少量・他品種・短納期に対する「オンデマンド印刷」や「デジタル印刷」が普及しました。
さらに近年は「One to One Marketing(ワン・ツー・ワン マーケティング)に代表されるように、企業の営業アプローチが高度に進化してきました。デジタル印刷の分野でも「ワン・ツー・ワン=カスタマイゼーション」として、個々のお客様のニーズに合わせた情報を提供するため、顧客データベースと融合した販促DM(ダイレクトメール)の提供など、「バリアブル・インフォメーション・プリンティングシステム」の構築が求められています。
情報提供やプロモーションの投げかけなど、個々のお客様のニーズに合わせてカスタマイズし、個別にアプローチをする手法がワン・ツー・ワン マーケティングです。 従来にくらべ、レスポンス率や購買率を大幅に高め、ロイヤリティを向上させます。 バリアブルプリントとは、この、ワン・ツー・ワン マーケティングを実行するうえで大きな柱となる手段です。最新のデジタルカラープリント技術を駆使し、様々なバージョンや個別の印刷物を、高品質、迅速、低価格で実現。顧客に強いインパクトを与えることを可能にするものです。 たとえば個人ごとに作成したカタログでは、個人名を明記した書き出し、それぞれの顧客に合わせた文案、販売員の写真などを掲載することによって、まさにワン・ツー・ワンでのマーケティングコミュニケーションが期待できます。 また、顧客データベースと融合させ、それぞれのお客様の消費性向にあった個別のダイレクトメールを制作し、迅速に送付することも可能です。さらには、ウェブサイトから入力してもらった顧客情報をもとに、パンフレットを作成することができます。 このようにバリアブルプリントは、あらゆる商取引やプロモーションの分野で、新たな収益の可能性を広げるものです。
米国では広告費全体に占めるダイレクトメールの割合が日本の約3倍であり、国民ひとりあたりの年間のダイレクトメールの受け取り数も約7倍です。 日本においても、ダイレクトメールは、顧客情報の有効活用により、利益率アップに繋がる効果的な販促手法として、今後ますます活用されると考えられています。 顧客の消費性向に合わせて情報を加工し、個別のダイレクトメールを届けるシステムづくりこそ、DMマーケティング成功の鍵を握っているといえます。