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Apeos IntegrationPlus

概要

Apeos IntegrationPlusとは

複合機からスキャンした文書をWebサービスに送信するためのジョブフローの作成/管理や、複合機に搭載されたWebブラウザーを利用したWebアプリケーションの作成、複合機の構成情報や稼働状態の管理、印刷ダイアログを開かずに印刷設定を行うためのプログラマーズガイドです。Apeos IntegrationPlus* では、仕様書、ライブラリー、ツール、サンプルなどをご提供します。

*
Apeos IntegrationPlus 5.0は、旧Apeos IntegrationPlus Web Browser kitにより提供していました仕様書、サンプルなどを継承しています。

Apeos iiXフレームワークのイメージ

Apeos iiX*1 フレームワークに対応した複合機は、スキャンした画像情報と、複合機上のWebブラウザーからの入力など画像情報に付随する情報をSOAPメッセージとして外部のWebサービスに配信することが可能です。複合機は、WebブラウザーにてApeos iiX仕様に準拠したWebアプリケーションを表示し、Webアプリケーションからスキャンや印刷を指示することが可能です。
複合機から外部のWebサービスに配信する情報の指定、Webサービスとの通信などは、Apeos JF SCLIPT*2 言語仕様に基づくジョブフローとして記述します。ジョブフローには、複合機操作パネルでの入力項目、スキャン時の設定(解像度、両面・片面など)、そして配信先であるWebサービスのURL、SOAPメッセージ形式などを記述します。

Apeos iiXフレームワーク
*1
Apeos internet integration framework based on XML
*2
Apeos JF SCLIPT:Apeos Job Flow Simple & Common Language for Internet PorTal

ApeosPortブラウザー 4.0

  • JavaScript/Ajaxの提供
    ・JavaScriptにより、ポップアップ、アニメーション表示などインタラクティブな高品位UIを作成できます。
    ・Ajaxにより、サーバー上のWebサービスをJavaScriptから非同期に呼び出すことができます。
  • 操作性向上
    ・UIデザインを一新。親しみのある新デザインイメージを提供します。
    ・ユニバーサル対応のために大きな文字、ボタンなどの部品をWidgetライブラリーとして提供します。
    ・操作パネルのテンキーなどの押下イベントを検出。画面内のソフトキーだけでなく、操作パネル全体を利用することができます。
  • 開発の容易性、接続性の拡張
    ・Microsoft® Internet Information Server (IIS)のほか、Apacheなど、デファクトWebサーバーが利用可能です。
    ・ファイルプリント機能により、プログラミングなしで印刷処理を実現できます。
    ・アクセス先ごとにApeosPortブラウザーのバージョンを切り替えることが可能です。従来のApeosPortブラウザーに合わせて開発されたアプリケーションは、従来のブラウザーでアクセスします。
仮想キーボード

仮想キーボード

Apeos IntegrationPlus 5.0の機能

Apeos IntegrationPlus 5.0の新機能

  • MIB情報による複合機の管理
    MIB情報の開示により、基幹・業務システムや印刷アプリケーションなどから複合機の構成情報や稼動状態を把握することができます。
  • 印刷制御
    ApeosPortの出力仕様の技術情報*1 の開示により、基幹・業務システムや印刷アプリケーションなどから、プリンタードライバーの印刷設定ダイアログを開かずに印刷設定を指示することができます。
  • HTTPスキャンアップロード
    Embedded Web Browser 4.0 (EWB v4) の機能拡張*2 に伴い、スキャンアップロードが可能になります。
  • ファクス送信
    ジョブフローにおいて、複合機のファクス送信、インターネットファクス送信、インターネットファクス(SIP)送信が可能になります。
  • ジョブフロー連携
    外部アプリケーション連携サービス構築支援JavaScriptライブラリーの機能拡張により、任意のジョブフローをひな形として利用できます。
  • スキャン画像からの文書生成
    Apeos JF SCLIPT言語仕様バージョン3.1.0の機能拡張*2 により、オプションを搭載することでスキャンした文書をMicrosoft® WordやMicrosoft® Excel® 文書として配信する事が可能になります*3
  • 外部アクセス機能拡張ツール
    ApeosPort-IVの外部アクセスの機能を拡張する設定ツールを追加しました。例えば、起動と共に外部アクセスのWeb画面を開くことが可能になります。

MIB情報による複合機の管理

MIB*4 情報では機種の名前、構成情報、稼働状態など様々な情報を管理しています。MIB情報を使用することで、以下の情報や状態を把握することができます。
  • プリンターの動作状態(節電中、印刷中、印刷可能、用紙切れ、紙づまりなど)
  • プリンターの構成情報(トレイ構成、両面、フィニッシャーなど)
  • 印刷ジョブの状態(正常終了、処理中など)

印刷制御

  1. DEVMODE構造体を使用した印刷制御
    DEVMODE構造体*5 には給紙トレイ、Nアップ、両面などの設定値があります。DEVMODE情報を利用することで、以下の要望に応えて、プリンタードライバーの印刷設定ダイアログを開かずに業務アプリケーションから印刷設定を指示することができます。
    ・アプリケーションからの直接印刷(両面、用紙サイズ、給紙トレイなど)
    ・データごとに印刷設定を固定して印刷(A帳票はA4/両面、B帳票はA3/2アップなど)
  2. XPJLコマンドによる印刷制御
    XPJLとは、PJL*6 で定義されていない、富士ゼロックス製品固有の機能を実現するために追加されたコマンドです。XPJL情報を付加したプリントデータを送信することで、以下の印刷設定が可能となります。
    ・トレイ制御 (給紙トレイ、手差しトレイの用紙セット、排出トレイ)
    ・印刷制御 (原稿の向き、用紙サイズ、両面印刷、部数/丁合、拡大/縮小、Nアップ指定、印刷モード(自動/カラー/モノクロ)、ジョブオフセット)
    ・フィニッシャー (ステープル位置、パンチ位置)
    ・セキュリティープリント (親展プリント/スプールプリント、パスワード/ユーザーID/文書名)
    ・プライベートプリント/オンデマンドプリント (ユーザーID/文書名)
  3. PostScript®/PCL言語による印刷制御
    富士ゼロックス製品のPostScript言語拡張により、以下の指定が可能です。
    ・用紙選択、給紙トレイ、排出先トレイ、オフセット排出、部数、両面印刷、丁合
    ・ステープル/パンチ、解像度、カラーモード、トナー節約
    ・給紙トレイのグルーピング
    また、富士ゼロックス製品のPCL*7 言語拡張により、以下の指定が可能です。
    ・用紙サイズ、給紙トレイ、排出先トレイ、部数、両面印刷、印字方向
    ・フォント

HTTPスキャンアップロード

ApeosPort WebブラウザーにてHTTPスキャンアップロードの入力要素にタッチするだけでスキャンを実行しそのデータをWebアプリケーションにアップロードできます。対象となるファイルフォーマットは、PDF、マルチページTIFF、XPS*8 、DocuWorks文書、Microsoft® Word文書とMicrosoft® Excel®文書です。Apeos JF SCLIPT言語バージョン3.1.0以降を搭載の複合機のEWB V4で利用できます。

ファイルアップロード
*1
技術情報には、MIB情報、XPJL情報、DEVMOD情報が含まれます。
*2
ApeosPort-IVの以下の新機種のみが対象です。ApeosPort-IV C5575/C4475/C3375/C2275、ApeosPort-IV 4070/3070、ApeosPort-IV 7080/6080/5080
*3
従来までは、高圧縮またはOCR結果を埋め込んだDocuWorks、高圧縮またはOCR結果を埋め込んだPDF、高圧縮XPSを生成可能でした。
*4
Management Information Baseの略。SNMP(Simple Network Management Protocol)を利用しているネットワーク機器に搭載されている機器管理情報のデータベースのこと。
*5
プリンタードライバーの印刷設定を保存している領域。
*6
Printer Job Languageの略。Hewlett Packard社が開発した印刷ジョブレベルでプリンター制御機能を提供する印刷コマンド言語。
*7
Printer Control Languageの略。Hewlett Packard社が開発したページ記述言語。
*8
XML Paper Specificationsの略。Microsoft社が開発したXMLベースの環境非依存の文書フォーマット。

ライブラリー/ツール

ApeosPortブラウザーシミュレーター

ApeosPortブラウザーの動作をWindows® 上でシミュレートするツールです。シミュレーターを利用する事により実機のApeosPortを使用する事なく、ApeosPortブラウザーに表示するWebページのWYSIWYGを確認する事ができます。
全てのApeosPortブラウザー・バージョンにおいて、シミュレーターを利用することが可能です*

ランチャー画面                シミュレートされた画面

ランチャー画面                シミュレートされた画面

サービス構築支援JavaScriptライブラリー

複合機の能力情報を動的に取得することができるので、機種の違いに左右されずに適切なUIを提供することが可能です。ライブラリーは.NET Frameworkの他、Java等の環境でも利用できるよう、APIを開示しています*

ライブラリーを活用したWeb連携アプリの構成例

ライブラリーを活用したWeb連携アプリの構成例


JavaScriptを使用したユーザーフレンドリーなWebページサンプルを提供します。

画面サンプル例

画面サンプル例

Apeos JF SCLIPT ジョブフローテストツール

Apeos JF SCLIPT テストツールは、複合機のジョブフロー処理をエミュレートすることで、ジョブフロー記述の正当性の確認とテストを行うためのツールです。実行処理時は、実行状態を示すUIを表示し、UI上からはブレークポイントの設定、記述の末端またはブレークポイントまでの一括実行、ステップ実行を行うことができます。また、実行中のジョブフローの状態変化は常にUI上に表示され、値の変化やXPathによる文書操作の状況も確認することができます。

サービス構築支援ライブラリー

Windows® プラットホームで動作するライブラリーとサンプルです。
接続した機種に応じたスキャン機能、印刷機能を提供します。
サービス構築支援ライブラリーは、サーバー側に設置するライブラリーとして全ApeosPortに利用可能です。ApeosPort-IVに対しては、サービス構築支援JavaScriptライブラリーと連携して動作します。

アプリケーションとのインターフェイス

アプリケーションとのインターフェイス

注記:
ContentsBridge Utility for Windows® は、富士ゼロックスのWebサイトから無償でダウンロードすることができます。
*
Apeos IntegrationPlus 4.1.1以降にて提供。

サンプル

スキャン機能サンプルプログラム

スキャン機能サンプルプログラムでは、ApeosPortブラウザーからの操作により文書をスキャンし、サーバーに格納する例を説明します。Apeos JF SCLIPTサンプル、SOAP Messages with Attachments受信サンプルなどがあります。

プリント機能サンプルプログラム

プリント機能サンプルプログラムは、サーバー上の文書をApeosPortへ印刷する方法を説明します。WebアプリケーションからContentsBridge Utilityを呼び出すサンプルや、プリンタードライバーを呼び出すサンプルがあります。

画面デザインガイド・サンプル画面

ApeosPortの操作パネルから、「使いやすい」、「誤操作の少ない」、「整合が取れた」画面を作成するためのデザインガイド、およびデザインガイドに準拠した画面サンプル(HTML、画像)を提供します。

画面サンプル

画面サンプル

Widgetライブラリー・サンプル

ApeosPort-IVのEmbedded Web Browser V4 を使用して、「使いやすい」、「誤操作の少ない」、「整合が取れた」画面を作成するための、Web画面のパーツを提供します。

その他の機能

画面遷移

画面遷移

認証連携

ApeosPortの認証情報を Webアプリケーションへ引き渡し、ユーザーの利便性とセキュリティーの両立を図ります。

認証連携

認証エージェントによる複合機利用の管理

複合機の利用者の認証や利用制限を行う認証エージェントのインターフェイスを利用することで既存の認証基盤と複合機の認証機能を仲介する認証エージェントを開発することができます。認証エージェントにより、ユーザーごとに複合機の利用を制限することができます。また、エンドユーザー自身によるICカード登録やテンポラリユーザーの利用許可といった特別な認証機能を実現することが可能です。

認証エージェント

ContentsBridge Utility for Windows® 連携

ContentsBridge Utility for Windows® は、ApeosPortから引き渡されるプリントジョブ実行チケットを利用した操作性の高いセキュア印刷機能や、地紋(Watermark)を付与した印刷機能を提供します。

ファイルプリント

ApeosPortブラウザーにてファイル* へのリンクにタッチするだけでファイルをダウンロードして印刷することができます。従ってWebアプリケーションはファイルをアップロードしておくだけで印刷機能を開発する必要がありません。またインターネット上にあるファイルをファイヤーウォール越しで印刷することができます。

ファイルプリント

ジョブログによる複合機利用状況の把握

複合機のジョブログを取得するインターフェイスを利用することで、コピーやFAX、ジョブフローの実行などといった複合機の利用状況を知ることができます。このインターフェイスを利用することで、いつ誰が何枚出力したといった複合機の利用状況を取得する機能を開発できます。

*
DocuWorks、PDF、TIFF、XML Paper Specification(XPS)に対応。

ライセンスについて

Apeos IntegrationPlusのライセンスには、開発支援ツールの使用権許諾に加えて、開発支援ツールのドキュメントなどについて技術的なお問い合わせにEメールにて回答を返送させていただく開発サポートサービスや、検証スペースのご提供などのサポートパックが含まれています。

バージョンアップについて

Apeos IntegrationPlusでは、使用許諾契約が満了するまで、どのバージョンからでも最新版へのバージョンアップ(有償)ができます。

お手続きについて

Apeos IntegrationPlusでは、会員登録から技術サポートを開始させていただくまでに以下のお手続きがあります。

[1] 会員登録

富士ゼロックスデベロッパーサポートプログラム(Fuji Xerox Developer Support Program: FXDSP)の会員登録を行ってください。

[2] ご購入のお申し込み

Apeos IntegrationPlusのご購入をこちらからお申し込みください。

[3] 審査

ご契約にあたり、Apeosパートナー様としての適否を審査させていただきます。

[4] 面談

ご契約にあたり作成されるソフトウェアについてインタビューさせていただきます。

[5] ご契約

富士ゼロックスとApeos IntegrationPlus使用許諾契約を結んでいただきます。

[6] 開発支援ツールの送付

Apeos IntegrationPlusの商品パッケージを送付させていただきます。商品パッケージにはシリアル番号が記載されたライセンス証書が同梱されています。

[7] サポート開始

サポート担当者(テクニカルコンタクト)様より、ユーザーIDとシリアル番号をこちらからご登録ください。ご登録後にサポート開始のご連絡を差し上げます。

[8] ダウンロード

ダウンロードページに掲載の使用条件に同意の上、ダウンロードしてご利用ください。

FXDSP会員登録WebサイトならびにFXDSP会員専用Webサイトは、富士ゼロックス オンラインサービスにて提供しています。


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