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お客様導入事例 アイシン精機株式会社様

世界中からArcSuite図面情報管理システムへ24時間・365日のアクセス。支えるのは「Nortel Application Switch」!

世界中の拠点から、図面情報へのアクセスが行われているアイシン精機。必要な情報に、いつでも、どこからでもアクセス可能にするためには、システムの耐障害性を上げて「眠らないシステム」にする必要があった。この要望に応えたのが、Nortel Networks社の「Application Switch3408」が持つロードバランシング機能だった。可用性の向上という命題が、どのように達成されたのかを追った。

*2006年3月時点の情報です。

アイシン精機株式会社様

アイシン精機は1949年6月1日に設立。国内外のアイシングループの中核企業として、基盤である自動車関連事業を主力に、エネルギー関連、住生活関連、福祉関連と幅広い分野で事業を展開している。基本としているのは「品質至上」という経営理念。長年に渡る豊富な開発ノウハウと、確かな技術力で、世界中の企業から信頼を集めている。

会社外観写真野尻訓男氏中島大輔氏井塚美由紀氏

グローバル化の進行によって止まらないシステム作りの実現が急務に。

自動車関連部品を中心に、多くの分野に関連する製品を生み出し続けているアイシン精機。同社にとって、もっとも重要な資産の一つと言えるのが、製品を作り出す際に必要な「図面」データだ。取引先別、社内の部署/用途別に分類された号口、試作、先行図面など、同社では多種多様の図面データを扱っている。こうした図面データの製作、管理を行っているのが、愛知県刈谷市にあるアイシン精機の技術管理部だ。同社の技術本館では、多くの技術者が日夜新しい製品の開発や改良・図面データの作成を行っている。作られたデータはネットワーク上のサーバーに保存され、技術管理部の図面管理チームなどが一元管理を行うことになる。

一方、アイシン精機は、多くの生産拠点を展開している。各拠点では必要に応じて、ネットワーク経由で図面データにアクセスし、実際の製造を行っている。

野尻訓男氏アイシン精機で、図面システムの可用性をさらに高めなければ、という危機感が高まってきたのは2000年頃のこと。「ちょうどその頃から、生産拠点が次々に完成し始めたからです」と同社の野尻氏は説明する。「グローバル化を推し進めていく過程で、国内だけでなく海外にも、新たな生産拠点が増えました。その結果、システム全体の可用性向上が大きな課題になってきたのです。中でも特に、何かあっても止まらないシステムを実現するための耐障害性ということが課題になりました(野尻氏)」。

Nortel Applicaton Switchを採用することで、ArcSuite図面検索の負荷分散を実現。

可用性、中でも特に耐障害性への要求が高まっていたアイシン精機で、具体的な新システムへの更新が決定したのは2004年6月のことだ。直前の2003年~2004年にかけ、同社の部品表システムの全面見直しが行われたことが、大きな契機になったという。また、2005年8月を目処に、図面管理システムの改編(EDMICSからArcSuiteへ)が行われる予定だったことも、この動きを後押しした。「ArcSuite図面管理へのアクセスとして、2経路でサーバーを用意しています。双方のサーバーの負荷を分散することで耐障害性を強化することが、システム全体の課題だと考えました(野尻氏)」。

中島大輔氏この課題をクリアするために、どのような機器を導入するか、どのようなネットワーク構成にするか……野尻氏を中心にしたスタッフは、複数の製品/構成を検討したという。そして詳細な検討の結果、最終的に選ばれたのが、Nortel Networks社の「Application Switch3408」を中心に据えた構成だった。決定の要因となったのは、主に二つあるという。「一つは、ArcSuiteとの相性が非常によいことです(野尻氏)」、「また、ギガビットイーサに対応し、将来的なネットワーク増強の要求にも耐えられる仕様になっていた、という点も魅力的でした(同社・中島氏)」。さらに、実際の導入を担当する富士ゼロックスへの信頼感の高さもあったという。「機器の導入からシステムの構築、サーバー運用、保守管理まで、全てを一括して任せられるという点は、とてもありがたいことでした。EDMICSの導入・運営・サポート体制にも満足していたこともあり、最終的にはApplication Switch3408に決定したのです(野尻氏)」。

「Application Switch3408」を中心とした新しい構成は、2005年1月に導入が決定、7月末から8月にかけて詳細な検証作業を行った後、同年9月に導入作業を終えている。今回の構成では、Application Switch3408を用い、技術情報総合ポータル経由のArcSuite図面検索サーバーと、ArcSuiteアプリケーションサーバーの負荷分散を実現。アイシン精機が求めていた365日・24時間のアクセスに耐え、万が一の事態にも対応できる耐障害性/可用性の高さを実現している(ネットワーク概念図参照)。

何より重要な「安心感」、可用性向上への努力は続く。

「Application Switch3408」を導入してロードバランスをはかることによって、システム全体の可用性は大きく向上した。「端末を利用する社員から見ると、これまでと大きな違いはないように感じるかもしれません。しかし、“いつでも使える”“止まらない”という意味での信頼性は、とても高まっています(野尻氏)」。

井塚美由紀氏アイシン精機では、今後もさらに生産拠点を増やすことが予定されている。「拠点が増え、ネットワークを利用する人が増えても、今回の構成で十分対応できます。ネットワークに対する安心感を高めると同時に、将来性も得ることができました(同社・井塚氏)」。

同社では、さらなる拡充も検討中だ。「Application Switch3408」を二重化することや、サーバー群をすべて二重化(冗長化)することなども視野に入れているという。こうして、さらに耐障害性や可用性を向上させ、万が一の場合にも安心できるシステムにしたい考えだ。業務全体の継続性を支えるシステムを作り上げ、維持していきたいと野尻氏は言う。「私たちの仕事は、何よりもまず、常に利用できるシステムを作り上げ、全ユーザーに対して提供していくこと」という野尻氏らの思いを具体的な形にするためのサポートを、富士ゼロックスは今後も担っていく。

アイシン精機/図面管理・検索システム

重視されるビジネスの継続性を富士ゼロックスがサポート

アイシン精機のようにグローバル化が進行する中、世界中から“いつでも”使えるシステムを整えることが、企業競争力を高めるために必要となっている。可用性の向上に大切なのが、システム全体の負荷分散や冗長化の仕組み。トラフィックの集中に耐えうる環境を構築したい企業にとって、ロードバランサの導入は重要課題だと言える。

販売代理店 富士ゼロックス株式会社
開発元 ノーテルネットワークス株式会社
関連製品 Alteon Application Switch

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