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有数のコンサルティング企業であるザカティーコンサルティング株式会社。プロジェクト型のビジネススタイルを実践する同社では、高いセキュリティ機能を有するAruba無線LANソリューションの導入により業務効率の大幅な向上を実現した。同社が求めるワークスタイル、その実現に至る導入プロジェクトを追った。
*2005年12月時点の情報です。
2005年7月、フランスに本社を置くキャップジェミニとNTTデータがグローバル分野で業務提携したことにより、同年10月「日本キャップジェミニ株式会社」は「ザカティーコンサルティング株式会社」と社名変更。従来の方法論、グローバルに蓄積されたナレッジやネットワークに、NTTデータの経営資源を組み合わせることで、コンサルティング、テクノロジー、アウトソーシングのサービスを一貫して提供する。



ザカティーコンサルティング株式会社は、「組織・プロセス・テクノロジーをうまくかみ合わせることで、顧客企業が変革するためのエンジンになる」ことを掲げる有数のコンサルティング企業だ。同社に所属するコンサルタントの総数は、2005年10月現在で100名を超える。コンサルティング業務には、多様なデータの活用、分析が必要なため、PC利用の比重は高い。また、コンサルタント個々が所有するデータを集積し、会社全体のナレッジとして活用しているため、社内ネットワークシステムの重要性も高い。2005年7月に新会社となった段階で、すでに統合ネットワークシステムが稼働していたが、この時点におけるネットワークは有線をベースにしたものだ。社内全体にネットワークケーブルが張り巡らされ、社員各自のデスクや会議室に設けられた有線LANのコネクタにPCを接続することで、ネットワークへの接続・利用を行っていた。
既存ネットワークの問題点が、社内で認識され始めたのは2002年頃からだ。同社のITマネージャーである垣内氏は“有線である”ということが問題になっていたという。「業務効率上の問題と、管理運用の問題の二つがあります。前者について言えば、私たちが理想とするビジネススタイルを実現することが難しかったですね。コンサルティングは、一人、あるいは複数の担当者が顧客企業を担当して行います。客先へ出向くとき、あるいは打ち合わせの時に、ノートPCを使うことが一般的になっていたのですが、有線のネットワークだとどうしても使いづらい。モビリティに欠ける部分があったのです。後者について言えば、社内の必要な場所にいちいち有線LANのコネクタを用意したり、組織変更、部署移動のたびにネットワークの配置を変更したりといった手間が多いという問題がありました」。
有線LANの問題点を解消する手段として、垣内氏が注目したのが無線LANだ。無線LANであれば、オフィス内の好きな場所で仕事ができる、そして打ち合わせ時に有線LANのコネクタが足りなくて困るということもない。しかしながら、2002年の時点では、無線LAN機器のセキュリティ面に不安を感じていたという。顧客企業の重要情報を知り得る立場にあるコンサルティング業務の場合、情報のセキュリティは何にも増して優先される。利便性は認めるが、それだけでは導入できない、という事情があったのだ。
そこで垣内氏とシニアシステムアドミニストレーターの中山氏らは、オフィスの一部に無線LANをテスト導入し、管理運用のノウハウを蓄積しながら、来るべき本格導入の時期を待っていた、という。「私たちが求める高いセキュリティを実現する無線LAN機器が出るまでは、じっと我慢しよう、という感じでしたね」と、中山氏は言う。
テスト導入も2年目に入った2004年6月頃、あるイベントの富士ゼロックスのブースで垣内氏と中山氏が求めるセキュリティと管理機能を持った製品が出展された。それが「Aruba無線LANスイッチ」である。「その製品を見たときに、ピンとくるものがありました。これが、自分たちが探していたものだ、と思ったのです(中山氏)」。
さっそく垣内氏と中山氏は、すでに同システムを自社でも導入していた富士ゼロックスの六本木オフィスを訪れ、実態を詳しく調査した。「驚きました。自分たちが求めていたビジネススタイル~コラボレーションワークスペース~が、目前で実現されていたからです。ぜひこのフィロソフィーを自社にも取り入れたい、と思いました(垣内氏)」。
この後、垣内氏と中山氏は、「Aruba無線LANスイッチ」について詳細な検討に入った。機能面の精査はもちろんのこと、導入後の管理・運用コストの面まで含めた本格的な検討だ。当然、検討の段階では他社のソリューションも候補として比較の対象となった。その結果、最終的に垣内氏と中山氏が選んだのは、やはり「Aruba無線LANスイッチ」だった。セキュリティ、使いやすさ、コスト、運用の手間……二人が求めた条件をすべてクリアしたのは、「Aruba無線LANスイッチ」だけだったのだ。
「Aruba 800」が導入されたのは2005年10月のこと。導入後すぐに、社内から大きな反響があったという。「非常に評判は良いですね。以前のようにLANコネクタのあるところだけでなく、PCさえあればそこを仕事場にできますから、コラボレーションが非常にしやすくなりました(中山氏)」。
また、セキュリティ面でのアドバンテージも大きかったという。「無線LANは“目に見えない”電波で通信を行います。どのようにセキュリティを確保していくか、導入前には若干不安な面もありました」と中山氏は言う。Arubaにはエアモニタ機能がある。これによって不審な通信があった場合でも検知・防御することができるので安心だ。垣内氏も「コラボレーションスペースで利用するユーザーが一時的に増えても、Arubaなら安心です」という。Arubaのロードバランス機能により、負荷は分散される。また、APの障害時には、他APに自動的に補完させるセルフヒーリング機能が搭載されているため、つながらない/遅いといった問題はない。「管理・運用の手間も、大きく低減されました」と、垣内氏は補足する。もちろん有線LANで必要だったケーブル/コネクタ運用の手間も解消された。
同社では今後、さらに進んだオフィスを実現するためのネットワーク拡充を考えているという。「オフィスのみでなく、あらゆる場所で仕事ができるような環境を作りたいと考えています。そのためには、無線LANを含めた“ユビキタス・コンピューティング”の仕組みをもっと整えていきたいですね」と、垣内氏は言う。中山氏は「もっとも重要なセキュリティの部分をさらに高めながら、より使い勝手の良いネットワークを作り上げていきたいと考えています」という抱負を語ってくれた。
同社が目指す、理想のビジネススタイルの構築を、富士ゼロックスは今後もその技術力で強力にサポートしていく。

ザカティーコンサルティングのように、案件に応じて個別・複数の社員がプロジェクトに取り組むビジネススタイルが一般的になってきた。また、仕事をする場所も固定化されたデスクだけでなく、社内のあちこちに拡散している。こうした変化に対応するには、セキュリティと管理・運用性を備えたAruba無線LANソリューションが最適といえる。プロジェクト遂行型の企業なら、ぜひ導入を検討したい。
| 販売代理店 | 富士ゼロックス株式会社 |
|---|---|
| 製造元 | アルバネットワークス株式会社 |
| 関連製品 | Aruba WLAN Switch |