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新しい取り組みを会社全体に浸透させるにあたって、現場の理解を得られるかどうかが重要なポイントでした。そこで、今回のプロジェクトの意義や効果について、電話やメールなどの一方的な通達ではなく、全国の各支社へ実際に足を運んで説明し、担当者の理解と協力を得ることを最優先に考えました。
直接現場を訪問したことで、支社でも本社と同じように各営業店の出力状況を継続的に把握することが難しいと考え、課題にしていることが分かりました。そこで、今回の出力環境の最適化を進めることで、各拠点の統制管理が図れるメリットを伝え、各支社の理解を得ることができました。
時期的にリーマンショック直後で、支社でもコスト削減が大きな課題になっていたことも、今回のプロジェクトをスムーズに展開させることができた要因の1つであったと考えています。
営業店でも業務全般を管理して、全体的なコスト削減に取り組んでいました。しかし、出力環境に関しては「カラー印刷を極力モノクロにしてください」や、「紙の両面に印刷してください」などの注意喚起を行なっているだけでした。
こうした背景から、抜本的にコスト削減が可能になる今回のプロジェクトは、営業店にもすんなりと受け入れられました。もちろん実際には、出力機器が少なくなったことで、席からの距離が遠くなるケースもあります。しかし、今ある台数が本当に必要かどうかというと、そうでもありません。現状の使用状況に合わせ、高機能な複合機が配置されたので、プロジェクトを評価する声がほとんどです。
また、富士ゼロックスのセンターで機器の状態を監視し、トナーの補充や故障の処置など、こちらが意識しなくても迅速に対応してくれるので、管理の手間がかからなくなりました。