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KIRO

野中郁次郎教授紺野 登、パートナー

KIROのKnowledge Initiative

企業組織にとって知識は有意義な資産であり、言うまでもなく、その活用と継続的創造(知識創造)はきわめて重要な経営課題です。また、企業組織にとどまらず、そこに関わる人々がナレッジワーカーとして活躍できる「場づくり」はさらに大事なテーマです。ところが、こうした考えが理解される一方で、現実の企業内では知識はしばしば資産として未整備だったり、知識そのものより、特定の、人そのものに依存してしまうことで、経営システムとして扱うのが困難だったといえます。

しかし、たとえば、企業組織やそこで働く人々の知識総体は、何らかの構造で分類することができます。そこには他社が模倣できない、独自の知識もあるでしょう。コアコンピタンスといった概念もここには含まれるでしょう。そうした知識のタイプ(あるいはマップ)をもとに、知識資産(Knowledge AssetR)活用と知識創造(Knowledge CreationR)のプロセスを駆動させていく、「知識経営」のモデルが考えられます。その一環に、最近話題になっているナレッジマネジメント(Knowledge ManagementR)も位置付けることができるでしょう。

知識経営のモデル

こうしたモデルをもとに、組織データを収集、分析することによって、知識資産の運用と知識創造プロセスを視覚化することができます。また、そのプロセスが顕在化する、ナレッジワーカーの関わる「場」に、企業情報システムを融合し、円滑に情報が知識の活用されるようにすることが肝要です。

経営を知で切ることは、人材開発、研究開発等、企業の成長発展の根幹を再考することでもあります。したがって「知識経営」は従来の戦略計画経営の時代の次に到来する、経営パラダイムであるともいえます。

私たちのKIRO(Knowledge Innovation Research Organizationの略:知識革新研究機構 http://www.knowledgecreation.com/ [外部サイト])は、こうした考えに基づいて、ナレッジマネジメントの上位概念である「知識経営」、あるいはその根幹にある知識創造の考え方や方法論を共創、共有するために設けられた、オープンでバーチャルな場です。

KIRO 図解(1)KIROは、グローバルな繋がりの中で、研究者、実践家、コンサルタントなど、個々のナレッジワーカーやプロフェッショナルズが創造した知識創造・知識経営に関わる様々なノウハウや知的財産を、企業組織が利用できるようにする知的財産の「マーケット」でもあります。たとえば、ナレッジマネジメントに関する商標、ノウハウ、調査システム等をライセンスし、それらを企業や他のナレッジワーカーに対して市場化する役割を果たしていきます。KIROは協力可能な企業やパートナーとのネットワークが基本的財産です。
KIROが提供するのは、SECIモデルに基づく組織調査のシステム(Knowledge AuditR)、商標などの知財、企業内でナレッジマネジメントをプログラムやシステムとして展開する上での標準的ステップ、知識業務分析のためのテンプレートなどです。
これらを軸に、知識経営を具現化するためのグローバルな研究ネットワークを広げ、ITサービスの評価やノウハウ交流、知識ベース事業や知識産業政策に関するコンサルティングサポートなどを展開していきます。

(C) Copyright 2000 KIRO

KIROのコアメンバーについて

野中郁次郎

KIRO 図解(2)KIRO最高アドバイザー。一橋大学名誉教授。カリフォルニア大学ゼロックス知識学ファカルティ・フェロー。知識経営論の創始者。知識とは何か、組織のなかで知識はいかにして創造されるのか、知識の創造をいかに促進するのか、日本型イノベーションの特質とは何かなどについての理論的構築とグローバルな比較研究を行なっている。その知識創造(SECI)モデルはグローバルに知識経営研究者や実践家が活用する基本的フレームとなっている。2008年5月、ウォール・ストリート・ジャーナルでの「最も影響力のあるビジネス思索家」20人のうち、アジア人として唯一選ばれた。著書に、『イノベーションの作法』(日本経済新聞出版社、2007年)、『イノベーションの本質』(日経BP社、2004年)、『知識創造の方法論』(東洋経済新報社、2003年)他多数。

紺野 登

KIRO代表。多摩大学大学院教授。野中郁次郎一橋大学名誉教授とともに、知識創造の「場」の研究をリードする第一人者。従来のコンサルティングでなく、「知識」「デザイン」「創造性」をコンセプトに、組織の知力革新、ビジネスイノベーションを支援する“ビジネス・アーキテクト”として「知識産業」企業のビジネス開発、ブランディング、知識戦略、リーダーシップ教育、ナレッジマネジメントシステム開発、知識分野の研究開発ファシリテーション等実践的指導を展開している。著書に、『知識デザイン企業―ART COMPANY』 (日本経済新聞社、2008年)、『美徳の経営』(共著 NTT出版、2007年)、『ダイナミック知識資産』(白桃書房、2007年)他多数。

KIROが "The KNOW Alliance" に参加する意味

KIRO(知識革新研究機構)は、知識経営、ナレッジマネジメントに関するグローバルな「知」の市場化を役割として設立されました。各々の"The KNOW Alliance"メンバーとはこれまでもいろいろな形で関係してきましたが、この度、こういったより創造的な場に参加させて頂けることは誠に光栄です。日本企業の知と欧米の知が融合し、21世紀の新たな経営・組織、ひいてはわれわれ自身の生き方のデザインの場になることを心より期待致します。

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