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フューチャーセンターが「未来志向で創造的に対話するための場」であるために、守るべき原則があります。これに基づき運営される場が、フューチャーセンター・セッションです。
フューチャーセンターは、仲良しクラブの対話ではありません。まずテーマを突き詰めることが重要です。問題を提起し、人を集める「問題のオーナー」にとって、そのテーマは「夜も眠れなくなるような本質的な問い」でなければなりません。それでなければ、対話をしても行動は何も起きませんし、なにより人も集まりません。
イノベーションの源泉は、多様な人のアイデアです。その問題をいつも議論している人だけではなく、もう1 レベル、問題の抽象度を上げ、本質的な問いを立てることで、「未来のステークホルダー」を集めることができます。企業であれば、NPO の人を呼ぶことを考えます。行政であれば、意識が高く新たな挑戦をしている市民を招くこともあるでしょう。地方であれば、他の地域の人も呼びましょう。新たな気づきは、外部からもたらされます。
フューチャーセンターでの対話が、なぜ複雑な問題のブレークスルーの可能性を持つのでしょうか。それは、一堂に会した多様な人たちの関係性を構築し、前向きなパワーを引き出すからです。それによって創発が起きるのです。
対話するだけではなく、アイデアをその場で形にすることが大切です。絵でもシナリオでも、演技でも構いません。
アイデアが出たら、何でも壁に貼ります。ホワイトボード、フリップチャート、付箋はできるだけ多く用意します。
その場でアウトプットを出したり、アクションプランを作ることに熱心になりすぎてはいけません。参加者一人ひとりが深い気づきを得ることで、必ずアクションが起きます。信じましょう。