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Virtual Hollywood® Platform 2.バーチャルハリウッド活動のご紹介

Virtual Hollywood®のご紹介

「Virtual Hollywood® Platform」活動は、会社、仕事、自分自身を変えたい成長させたいという「思い」や「実行力」のある社員が、自らディレクターとなり、お客様そして社会への価値創造を目指して、テーマを設定します。そのテーマを基に、シナリオを作成しながら、社内外から広く参加メンバーを募り、共通の目的をもった仲間たちとテーマの具現化に向けてコミュニティ活動を実践していきます。

年間スケジュール:シナリオ作成からクランクアップまで、1年間のチーム活動ステップ 「活動テーマの3条件」1.部門横断的なテーマ・課題 2.自ら主体的に行動をとれるテーマ 3.お客様にフィードバックできるテーマ [年間スケジュール]4月:募集開始 5月:クランクイン 6月:スタート研修 10月:中間研修 [チーム活動のステップ]ディレクター応募→シナリオ作成→活動計画立案→プロセスオーナーへのプレゼンテーション(シナリオ作成からプレゼンテーションまでの間に活動メンバー募集)→チーム活動(シナリオの実行と検証)→プロセスオーナーへの活動報告・提案→クランクアップ

1999年から始まった「Virtual Hollywood® Platform」は、これまでに多くの組織横断的なコミュニティ活動を展開してきました。参加者たちは、Virtual Hollywood® Platform活動を通じて、創造することの大切さや協力することの難しさを知ります。一方、自らの意志でチャレンジし、考える姿勢を身につけた参加者たちは、従来の組織活動においても、上司から高く評価されています。また、活動を通じて磨いたプロジェクトマネジメント、戦略策定、コンセプト形成に関わる能力や人的ネットワークは、それぞれの日常業務で活かされています。

プロジェクトは、意気込みだけでは進まない。活動を支えるサポート体制

Virtual Hollywood® Platform活動への参加者は、自分でプロジェクトを実践した経験のない人が多くをしめます。そのため、参加者は「どのように活動をすればよいのか」、「どうすれば自分の思いを実現できるのか」と不安をかかえた状況から活動を開始します。そこで、「Virtual Hollywood® Platform」においては、専任のスタッフが、テーマの具現化に向けたディレクターの活動支援を行うほか、企業風土変革の加速化に向けて、社内の各組織と連携を図りながら、「継続的な新たなアイデア創出」、「意識変革」や「個の啓発」を目的とした場の提供を行っています。

バーチャルハリウッド活動の成果

「Virtual Hollywood® Platform」活動は、通常のプロジェクト活動と違い、すぐに成果につながるものではありません。しかし、富士ゼロックスは、参加メンバーがそれぞれの職場においても「自ら発想し、実行に移す働き方」ができるようになることで、これらの「自律型人材」が将来にわたって活躍することを期待しています。

一方で、「Virtual Hollywood® Platform」活動の具体的な成果も出てきました。たとえば、脳の記憶の仕組みを解明する基礎研究に従事していた社員が、業務を通じて病院関係者と様々なコミュニケーションをとるなかで、多くの医師が医療文書の電子化の必要性や現状の文書管理などに不具合を感じていることを知り、当時富士ゼロックスがあまり参入していなかった医療市場に対し、ドキュメントの技術を活かせないかと考えて開始した活動は、現在は、リアル組織として、お客様に「医療診療統合管理システム」を提供しています。

また、製造のプロセス改革を担当していた社員が、「製造の現場のノウハウを分かりやすく可視化することで、製造業としての富士ゼロックスの価値をお客様に提供したい」と開始した活動では、製造現場での改善事例やソリューション事例をテンプレート化し、そのテンプレートをもとに自ら営業活動の支援を行いました。この活動が、また新たな製造現場でのソリューション・テンプレートの作成につながり、メーカーならではの価値をお客様に提供しています。

バーチャルハリウッド活動の広がり「バーチャルハリウッド協議会」

富士ゼロックスは、チャレンジしようという意思のある社員に活躍の場を提供し、組織横断のコミュニティ活動が行われ続けることが、新たな価値を継続的に創出し続ける組織風土の醸成につながると考えています。

当初、この取り組みは富士ゼロックスの社内活動として始まりました。一方で、自ら考え行動するたくましい人材の育成、柔軟な組織風土の形成、そして新たな企業価値の継続的な創出は各社共通の経営課題となっています。そこで、「Virtual Hollywood® Platform」活動の考え方や取り組みに賛同いただいた企業の皆様と共に学び、情報交換する場として、2006年にバーチャルハリウッド協議会が発足しました。

バーチャルハリウッド協議会は、協議会への参加企業や大学の皆様と共に、新しい働き方を考え、実践につなげていくべく、定期的な会合を中心とした活動を行っています。また、各企業の活動事例を通じて学術的な観点からバーチャルハリウッド活動に関する調査研究を行っています。その一環として、2012年5月に、冊子「これからのリーダーの創り方-バーチャルハリウッドが先導する日本型経営の進化-」を発行しました。

「バーチャルハリウッド協議会」ホームページへ

「Virtual Hollywood® Platform」は、組織の壁を越えるだけでなく企業の壁も越えてさらなる成長を続けています。

企業の成長と自律型人材