その他の主な社会貢献プログラム

富士ゼロックス株式会社 小林基金

目的と活動内容

助成対象者と運営委員長 栗原 博の交流

「富士ゼロックス株式会社 小林基金」は1977年12月、初代社長故小林節太郎の遺徳を顕彰し、日本とアジア・大洋州諸国/地域との学術交流を通じた相互理解と親善促進への貢献を目的のために、「小林節太郎記念基金」が企業内基金として設立されました。上記の目的を満たす人文・社会科学分野を専攻する博士課程在籍者を対象として、学術研究助成などを行っています。その後、本基金の立上げと三十有余年もの継続に尽力した第3代社長 故小林陽太郎の多大な功績をも称え、2016年4月に「富士ゼロックス株式会社小林基金」と名称を変更し、今日に至っています。

2017年の活動実績:「小林基金 リポート2017」のご紹介

サムネイル
「小林基金 リポート2017」

小林基金では毎年「リポート」を発行しております。2017年度も、日本の大学院で学ぶ若手の留学生研究者を対象とした「在日外国人留学生研究助成プログラム」とアジア・大洋州諸国/地域を研究する若手の日本人研究者を対象とした「小林フェローシッププログラム」における助成を行いました。
「リポート2017」では、長年にわたりカンボジアのアンコール遺跡群の発掘調査・保存修復に携わり、2017年に「ラモン・マグサイサイ賞」を受賞された上智大学教授、石澤良昭先生と文化人類学者としてミャンマーを長年研究されている国立民族学博物館名誉教授、田村克己先生によるアジアの魅力と相互理解、人材育成などについて「人と人をつなぎ、新たな価値を創造する」と題した対談を掲載いたしました。

詳しくは「小林基金 リポート2017」 [PDF:35.0MB]をご覧ください

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在日外国人留学生研究助成プログラム

1984年から募集を開始した「在日外国人留学生研究助成プログラム」は、アジア・大洋州諸国/地域から来日し、日本の大学院博士課程で人文・社会科学を専攻する若手の留学生研究者に対する研究助成です。2017年度は9の国と地域から32人に助成を行いました。
33年間に23の国と地域からの留学生に、のべ1,200件総額約9億8千万円の助成を行いました。

募集要項

小林フェローシッププログラム

1996年から募集を開始した「小林フェローシッププログラム」は、アジア・大洋州諸国/地域を研究する人文・社会科学系博士課程の若手の日本人研究者に対する研究助成です。2017年度は8人に助成を行いました。22年間に延べ205件、約2億円を超える助成を行いました。

募集要項

助成者OB・OGのネットワーク

過去に助成を受けたOB・OGの方々の、ネットワーク構築にも取り組んでいます。これまでに、東京、北京、上海、ソウルで交流会が開催されました。
また、2017年度も2018年2月に博士学位取得者による研究発表と特別講演、そして、助成対象者OB・OGをはじめ、2017年度助成対象者、指導教員の先生方、審査委員の先生方、当基金運営委員の弊社役員と社員を交え、交流会を開催しました。その他、facebookによる情報交換も行っています。

研究成果

これらの研究成果を研究報告論文として出版し、国内外の研究機関の寄贈要請に積極的に応えています。

弱視者への拡大教科書の製作支援

営業拠点で拡大教科書を製作しているボランティア

日本には目に障害を持つ人が30万人いると言われおり、この内6~7割が弱視といわれています。通常の教科書の文字や絵を読むことが困難な弱視の児童のために、現在は多くの教科書発行会社が拡大教科書を制作しています。しかしながら、弱視児童の見え方は個人によって異なり、発行されている標準拡大教科書を読むことも困難な弱視児童のために、ボランティア団体の方々が個々のニーズに合わせて「拡大教科書」を個別に製作しています。

富士ゼロックスは、この「拡大教科書」づくりを実施するボランティアの方々や弱視児童・生徒の保護者に、営業拠点や販売会社のカラー複合機を無償でご利用いただくことで、活動を支援しています。
当社の拡大教科書製作支援活動は、1989年、神奈川県の一部でスタートしました。1994年、全国へのサービス拡大を契機に、全国のボランティア団体や弱視児童・生徒の保護者・学校関係の方々に、当社の活動が広く知られるようになりました。これからも、国内外の拡大教科書制作活動を支援することにより、弱視児童の教育機会拡大への貢献を目指します。

スペシャルオリンピックス(知的障がい者のスポーツの祭典)

富士ゼロックスは、1995年から知的発達障害をもつ人たちのスポーツの祭典であるスペシャルオリンピックスを継続的に支援しています。
スペシャルオリンピックスは、故ケネディ大統領の妹ユニス・ケネディ・シュライバー夫人が自宅の庭を知的発達障害のある人たちに開放して開いたデイキャンプが始まりです。その後、ジョセフ・P・ケネディ財団の支援のもと1968年に組織化され、「スペシャルオリンピックス」となり、世界へ広がっていきました。
競技会は、1968年シカゴで開催された全米大会を機に、夏季世界大会が始まり、1977年から冬季世界大会も行われ、それぞれ4年毎に開催されています。現在、170ヵ国以上で、約420万人のアスリートと100万人のボランティアが活動に参加しています。
日本では、1994年に熊本を本部とする「スペシャルオリンピックス日本」が設立され、毎年、世界大会もしくは国内の全国大会が行われています。スペシャルオリンピックス日本は、世界大会への日本選手団の派遣とともに国内の全国大会の主催、日常トレーニングの支援などを行っています。47都道府県で1万人を超えるボランティアが地域の活動を支えています。

IDカードの作成や配布をサポート

当社の取り組み

富士ゼロックスは、スペシャルオリンピックスの趣旨に賛同し、会社として行う支援の他、全国どこでも参加できるプログラムとして、多くの社員がスペシャルオリンピックスに関わっていけるよう活動を推進しています。

  1. 日本で開催される世界大会や国内のナショナルゲームの支援
    それぞれの地域で寄付、協賛(機材の貸し出し等)、練習場や会議室の提供、チラシ作成やコピーサービスの提供といった活動の支援を行っています。
  2. 日常的なトレーニングや文化プログラムにおける従業員によるボランティアサポート
    スペシャルオリンピックス日本では、各地区組織(都道府県)に、日常的にスポーツトレーニングや文化プログラムが行われています。富士ゼロックスや関連会社の従業員ボランティアは、全国各地で自らボランティア登録を行い、コーチや審判、競技会運営スタッフとして参加し活動を支えています。

スペシャルオリンピックス日本(外部サイト)

版画コレクション〜版画を中心とする現代アートを蒐集・公開〜

1988年、富士ゼロックスは社会貢献・文化活動の一つとして、事業の根幹をなす印刷・複製技術「ゼログラフィー」とも関係の深い版画作品を中心とした美術作品の蒐集を始めました。コレクションの開始から25年以上が経ち、現在では、海外および日本の200名を超える作家、点数にして950点余りの作品が収蔵されています。

富士ゼロックス・アートスペース(横浜みなとみらい)の展覧会

富士ゼロックスR&D スクエア(横浜みなとみらい)内のギャラリー「富士ゼロックス・アートスペース(Fuji Xerox Art Space)」では、当社がメセナ活動(社会貢献・文化活動)の一環として蒐集・所蔵している「富士ゼロックス版画コレクション」の作品を中心に、定期的に展覧会を開催しています。

  • 年に2〜3回の展覧会を開催しています。
  • 展覧会では企画テーマに沿った作品を展示します。
  • 企画内容によって、トークイベントや講演会などを行うことがあります。

イベント情報「Fuji Xerox Art Space(版画ギャラリー)」

国際大学 ~グローバル社会に通用する国際的な人材育成の支援~

国際大学(International University of Japan: IUJ、新潟県南魚沼市)は、国際社会に貢献するために必要な、高度な相互理解と専門的且つ実践的な知識を持つ人材を養成することを主目的とする大学院大学です。世界のさまざまな国や地域の人々、あるいは、政府・企業・NGO等の組織が直面している社会課題の実践的解決に貢献できるリーダーを育成し、グローバルな公共の利益に貢献することを目指します。そのため、各国からの留学生と企業派遣生を中心とした少数精鋭教育により、政治、経済、経営などに関する専門的な知識と技能を習得し、異文化への深い理解と人間的な共感を培うことのできる学習と研究の場を提供します。
富士ゼロックスは、特色ある大学院大学として内外から高い評価を受けている国際大学に対して、資金協力に加え大学運営をサポートする人材や受講生を派遣するなど、1982年の設立以来、多方面にわたる協力を行い、国際社会に通用する人材を育成するための支援を行っています。

国際大学で学ぶ様子

卒業式

国際大学についてはこちらをご覧ください

全国高校サッカー ~「サポーター」という言葉が生まれる前から支援~

年末年始に開催される全国高校サッカー選手権大会は、高校サッカー選手にとって憧れの舞台であると同時に、数多くの優秀な選手を輩出してきた大会として注目されています。大会は、財団法人日本サッカー協会、財団法人全国高等学校体育連盟、民間放送43社が共催し運営しています。
富士ゼロックスは、サッカーが日本に根付く前の1970年、Jリーグが発足し「サポーター」という言葉が生まれる20年以上も前から、本大会をサポートしています。当社を含む5社の協賛企業は毎年交代で幹事会社を担当し、幹事会社は各都道府県で開催される地区大会決勝戦でのトロフィー授与、イベント参加なども行っています。
当社は、今後も引き続き同イベントを支援し、この大会を目指して日々練習に励む、次世代を担う高校生を応援することにより、青少年の健全な育成に貢献してゆきます。

写真提供:高校サッカー年鑑

イベント情報「富士ゼロックスが協賛するサッカー大会」