有害物質、マテリアル / サーマル リサイクル

回収された使用済み商品は、鉄等の金属類を主体とした従来の材料リサイクルでは、埋め立てが発生していました。
富士ゼロックスでは限りなく「廃棄ゼロ」をめざし、1998年秋より最新技術を有する全国のリサイクル会社(13社)の協力を得て、回収した使用済み複写機100台・約18トンを分解、部品ごとに分別し、材料に分解。徹底的に資源として回収する「廃棄ゼロ」化実証テストを実施しました。
この結果から、使用済み複写機は部品ごと最大44部品類に分別し、それぞれを最新のリサイクルプロセスで処理することで、廃棄ゼロが実現できることを確認しました。
1999年2月より、海老名事業所ではリサイクルライン注1で解体された再使用できない部品を対象に、このプロセスで実践に移行し、分解・分別から再資源化までをマネジメントシステムとして体系化しました。
また、同事業所内には、分解・分別作業の効率化などを研究・実証する「エコランド」も建設。
首都圏の使用済み機械の分解・分別を自社で始めました。
さらに、この「廃棄ゼロ」システムを全国レベルに広げるため、実証テストと同じ技術レベルを持つリサイクル会社とネットワーク(全国23社)を作りました。
それにより、2000年8月、お客様から回収した使用済み商品の「廃棄ゼロ」(工程ロスを除く)を実現する体制が全国的に完成しました。

  • 注1 リサイクルラインは2005年に富士ゼロックスマニファクチュアリング株式会社(鈴鹿事業所)に移管されております。

100%再資源化処理システム

リサイクルABS樹脂・クローズド・ループ・システム

100%再資源化処理システムにおける廃棄ゼロ構成

材料回収 82.4% 熱利用(助熱剤・熱融解)15.4% 工程ロス0.03% スラグ利用 2.2%