全タイトル制覇を目指すJリーグ王者
“ダブルエース”を武器にスーパーカップに挑む

川崎フロンターレ

FUJI XEROX SUPER CUPへの思い

2017シーズンの明治安田生命J1リーグで初優勝し、悲願の初タイトルを獲得した川崎フロンターレが、Jリーグ王者としてFUJI XEROX SUPER CUPに初めて出場する。今オフには大型補強にも成功。さらに充実した戦力でリーグ連覇だけでなく、全タイトル制覇という壮大な野心を持って2018シーズンに臨む。相手は昨シーズンのルヴァンカップと天皇杯を制したセレッソ大阪。川崎フロンターレとしてはルヴァンカップ決勝で敗れた因縁の相手でもある。

1月24日に行われた記者会見で谷口彰悟選手は「今季はすべてのタイトルを獲ることを目標にしている」とキッパリ。「まずはFUJI XEROX SUPER CUPを獲って、シーズンをベストな形でスタートしたい。昨季のルヴァンカップ決勝の悔しさは忘れていない。リベンジという意味でも勝って波に乗りたい」と、全タイトル制覇に弾みを付ける“リベンジ”を力強く誓った。

2018シーズン展望

それだけの戦力もある。2017シーズンのJリーグ最優秀選手(MVP)に選ばれ、得点王とのダブル受賞となった小林悠選手、2016シーズンのMVPである中村憲剛選手、抜群のテクニックを誇る天才アタッカーの家長昭博選手、類まれなゴールセンスを発揮するドリブラーの阿部浩之選手といったタレント揃いの攻撃陣に、今季は大久保嘉人選手が戻ってきた。川崎フロンターレのエースとして2013年から2016年までの4年間で計82ゴールを量産。2013年から3年連続得点王に輝いた大久保選手と小林選手の“ダブルエース”は相手にとって脅威以外の何物でもない。
FUJI XEROX SUPER CUPには間に合わないが、右膝の手術から復帰を目指す齋藤学選手も横浜F・マリノス(横浜FM)から獲得した。今オフを最も騒がせたと言える“禁断の移籍”に王者の本気度が見える。あらゆる大会が大詰めを迎えるシーズン中盤以降を睨んでの補強。昨シーズン、横浜FMで中村俊輔選手からエースナンバーの背番号10とキャプテンを継承した齋藤選手が完全復帰となれば、大久保選手、小林選手、中村選手、齋藤選手という夢のカルテットが誕生する。
谷口選手が「今年は実力、経験のある選手が新たに加わり、間違いなくチーム内の競争は激しくなった。競争がないチームは強くならない」と話すように、選手たちはチャンピオンの座にあぐらをかくことなく、すでに新たな競争をスタートさせている。新シーズンを占うFUJI XEROX SUPER CUPで、大久保選手を加えた攻撃陣がどんなサッカーを見せるか。昨年のルヴァンカップ決勝ではこじ開けられなかったセレッソ大阪の堅守を打ち破る“超攻撃的サッカー”への期待も高まる。川崎フロンターレ黄金時代へ――。その第一歩をFUJI XEROX SUPER CUPで記すつもりだ。