国内販売シェア No.1
「EDMICS」のサービス機能を都度利用可能に

2002年7月22日

  • 総合技術情報管理システム「EDMICS」をASPで提供
  • 第一弾としてEDMICSデータ共有サービスを開始
 

富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂2-17-22、社長:有馬利男、資本金:200億円)は、開発や設計部門における手書き図面やCADデータ、部品表、設計仕様書などエンジニアリング関連の多種多様な情報を共通のデータベースに統合し、データの登録、検索、編集、出力といった一連の作業を集中的に管理できるソフトウエアシステム「富士ゼロックス EDMICS(エドミックス)*1 について、従来の販売に加え、インターネットを通じて期間貸しで利用する新しいアプリケーションサービスを、7月23日から開始いたします。

 *1 Engineering Drawing Management and Information Control Systems

今回第一弾のメニューとしてサービスを開始するのは、最新の「EDMICS 2000」シリーズに初めてラインナップする「SDES*2 EDMICSデータ共有サービス」で、これをASP(Application Service Provider)形態で提供いたします。

「SDES EDMICSデータ共有サービス」は、2001年11月にサービスを開始した独自の電子認証サービス「富士ゼロックス SDES」をベースに「EDMICS」向けに最適化し、管理する膨大なエンジニアリング情報の保管・検索・閲覧をインターネット上で安全に行なえるようにするサービスです。これにより、必要なサービス機能を必要な時にだけ利用することが可能になり、設備投資などの諸費用を抑制することができます。

 *2 Secure Document Exchange Services


【EDMICSとは】

従来、エンジニアリングに関する情報は、紙図面、CADデータ、部品表、設計仕様書など、それぞれが個別に存在し円滑な業務の受け渡しを妨げる原因になっていました。「EDMICS 2000」は、紙図面もデジタルデータとして取り込み、エンジニアリングドキュメントに関連する情報を一括して管理する約20種類のシステムメニュー(ソフトウエア群)を持ち、エンジニアリング業務の効率を大幅に向上させることができます。

基本となるデスクトップソフトウエア「EDMICS Open Document Environment」に、各種アプリケーションやネットワークサービスを組み合わせることにより、ユーザーニーズにあわせた環境を自由に構築することができるシステムです。従来から活用しているCADやDTPソフトなどのアプリケーションも「EDMICS」上で使用可能なため、過去のドキュメント資産も有効に活用できます。

富士ゼロックスでは、さまざまなメーカー同士のコラボレーションが進展する中で、インターネットを通して企業間の技術情報の共有は必須であると考えております。こうした状況を踏まえて今回、EDMICSが持つ技術情報管理機能のなかの保管・検索・閲覧機能をASP化の最初のメニューとして、サービスを開始いたしました。

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【「SDES EDMICSデータ共有サービス」の概要】

「SDES EDMICSデータ共有サービス」は、EDMICSのデータベースサービスであるDMS(ドキュメント・マネージメント・サービス)の、キャビネットを単位とした保管スペースを提供するものです。利用者は、富士ゼロックスがASP基盤上で運営する認証機関から個人証明書を取得することにより、インターネットを経由してキャビネットにアクセスすることができます。インターネット上の通信はSSL(Secure Socket Layer)によって暗号化されるため、データの検索・閲覧・取り出しを安全に行なえます。

<主な機能>

  • キーワード(基本属性+ユーザー属性)検索機能

  • 検索結果画面での属性のリスト表示

  • Web上でのインデックス画像表示、実体画像表示、実体取り出し機能

キャビネットの中では、データをドロワー、フォルダーという単位の階層構造で管理できます。また、それぞれのデータには、基本属性と最大10個までのユーザー属性を指定することが可能です。キャビネット内の環境設定、ファイルの一括登録およびユーザー属性の設定などの作業を、別途SDES付帯サービスとして提供します。

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【「SDES EDMICSデータ共有サービス」の提供形態と価格】

1. ファイル容量5GBのキャビネットを基本とし、ユーザー数が固定でファイルダウンロード回数が無制限の固定パック商品
 
2. ファイル容量5GBのキャビネットを基本とし、ファイルダウンロード回数によって利用料金が変動する従量課金パック商品
 

の2種類を提供します。

なおユーザーは、別途SDES証明書発行サービスのユーザー認証ライセンスを取得する必要があります。

5GB固定パック商品(ファイルダウンロード回数が無制限)

<5GB+50ユーザーアクセス固定パック>

 月額利用料金 280,000円/月

上記以外に、100/200/500/1,000ユーザーアクセスパック商品を、またディスク容量を増設する商品として、5GB単位の追加ディスク固定パック商品を用意しています。

<5GB追加ディスク固定パック>

 月額利用料金 150,000円/月

従量課金パック商品(ダウンロード回数によって利用料金が変動する従量課金)

<5GB+50ユーザーアクセス従量課金パック>

 月額利用料金 100,000円/月

上記以外に、100/200/500/1,000ユーザーアクセスパック商品を、またディスク容量を増設する商品として、5GB単位の追加ディスク従量課金パック商品を用意しています。

<5GB追加ディスク従量課金パック>

 月額利用料金 100,000円/月

また、従量課金パックの場合には、下記の従量課金ファイルダウンロード料金がダウンロード回数に応じて課金されます。

<従量課金パック ファイルダウンロード料金>

 データを1ファイルダウンロードした場合、50円/回

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「SDES付帯サービス」

「SDES EDMICSデータ共有サービス」では、保管スペースであるキャビネットの環境設定やユーザー属性設定、キャビネットへのファイル一括登録および属性の付加、ファイルデータの削除・追加などの作業を、「SDES付帯サービス」として有料で提供します。

1) 初期環境設定サービス
  ドロワー設定、ユーザー属性設定、アクセス権設定等を実施
サービス料金 150,000円/回
 
2) 環境変更・追加サービス
  既に設定されているキャビネット環境の変更を実施
サービス料金 50,000円/回
 
3) データ登録一括サービス
  ファイルデータ登録とファイルへの属性データの付加を実施
基本作業料金 12,000円/回
CD-ROM登録料金 8,000円/1枚
 
4) 指定データ属性変更サービス
  指定された登録済ファイルの属性の変更を実施
サービス料金 30,000円/回
 
5) 指定データ削除サービス
  指定された登録済ファイルの削除を実施
サービス料金 30,000円/回
 
※上記料金には、消費税が含まれておりません。別途、消費税を申し受けます。

 

◆本件に関するお客様からの問い合わせ先は、下記のお客様相談センターまで。
  富士ゼロックス株式会社 お客様相談センター
  フリーダイヤル:0120-274-100
  受付時間:土・日・祝日を除く 9:00~12:00、13:00~17:00

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[EDM市場におけるEDMICSの位置付けについて]

「EDMICS」は、1989年にUNIXをプラットホームとした図面管理システムとして販売を開始し、「EDMICSII」を経て1996年からUNIXに加えてWindows® にも対応した統合技術情報管理システムとして、「EDMICS 2000」を販売しております。

また、「EDMICS 2000」と並行して、WebからのEDMICSへのアクセスを可能にする「EDMICS Web」の販売も、1998年より開始しました。EDMICSシリーズは販売開始以来、図面管理を中心としたEDM(Enterprise Document Management)市場においては、国内市場No.1の売上実績をあげております。(下図参照)

<EDM国内市場状況>(テクノシステムリサーチ社1999年11月の調査より)

単位:百万円
 
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
EDMシステム販売金額
6,880
7,430
8,054
8,544
9,082
2001年度EDM国内市場 数量シェア見通し


[EDMICSをASP化する背景]

本格的なブロードバンドネットワーク時代を迎え、各企業では取引先との間で技術情報を共有する機会が急増しています。EDMICSユーザーからも、EDMICSのデータベースの一部に対して、インターネットを通じてアクセスしたいとの要望が数多く寄せられるようになりました。

このためまず、インターネット上で安全なデータ交換を可能にしたASPサービス「SDES」を利用してEDMICSの機能を提供することにより、ユーザーに対しインターネット上での安全な利用環境の実現という、新たな価値を提供できると考えました。

一方、業務の性格や規模によっては、導入コストや運用ロード等の初期導入障壁が高くなり、自前のシステムとして導入に踏み切れない場合もあります。そうしたお客様向けに、EDMICSをASP化することによって初期導入障壁を軽減でき、より多くのお客様にEDMICSを活用いただける機会が増えものると考えています。

また、ASPという形態でEDMICSを提供することにより、複写サービス業などには、「ドキュメント管理アウトソーシングビジネス」等の新たなビジネスモデルが提案可能となり、EDMICSの対象市場の拡大が図れると考えております


[今後の機能拡大について]

EDMICSは、パッケージソフトウエアとしてこのほか、クライアントからのファイルの登録やファイルの一括出力指示など、さまざまな機能を提供しています。

富士ゼロックスでは、今後これらの機能についても「SDES」において、ASPという形態で提供する予定でおります。

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