ハンディを持つ人たちと交流し、自立を支援する
NPO「イー・ナカマ(e-Nakama)を設立

2002年9月10日

  • 社員/社員OB/グループ社員が “IT支援”
  • 企業、社員、社会のより良い関係を求めて

富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂2-17-22、社長:有馬 利男、資本金:200億円)社員/社員OB/グループ社員有志は、社内の遊休品(パソコンやプリンターなど)を養護施設や障害者施設などに寄付すると同時に、ボランティアとして “IT支援”を通じた交流の場を作り、ハンディを持つ人たちのコミュニケーション手段の獲得や自立を支援するNPO(特定非営利活動法人)「イー・ナカマ(e-Nakama)(神奈川県海老名市、理事長:磯部裕三)を設立し、活動を開始いたしました。

第一号として、神奈川県藤沢市内の養護施設にパソコン5台、プリンター1台、デジカメFinePix(富士写真フイルム株式会社協力)1台を寄付、社員/社員OB/グループ社員有志が遊びも取り込みながら子供たちにパソコンの使いかたを教えるといった交流を始めており、今後は、プロのアーティスト(コンピューター・グラフィックス作家)と子供たちとの交流なども計画しております。

初年度の活動としては (1)子どもへの支援(養護施設) (2)障害者への支援(障害者施設) (3)高齢者への支援(高齢者施設)の3つの支援モデルの立ち上げを計画しており、社内から不要なパソコン、プリンターを集め、社員/社員OB/グループ社員やOBのボランティアを募りながら、活動を展開してまいります。

「イー・ナカマ」の活動は福祉面での社会貢献のみならず、従来廃棄処分していた遊休品を有効活用(再使用/長期使用)することで環境負荷を軽減させることから、エコロジー&セーフティ推進部を窓口として運営費の一部を負担し、支援いたします。

「イー・ナカマ」は、ボランティア活動を行なっている社員が発想し、社内の「バーチャル・ハリウッド」プログラム*で提案して生まれたNPOで、養護施設や障害者施設、高齢者施設などに社内の遊休品(パソコンやプリンター)を寄付するだけでなく、社員やOBがボランティアとして施設を訪問してPCの使い方を教えたり、話し相手となって交流することが大きな特徴です。

そして、これらの交流活動が、「世代を超えた仲間作りの場」、「ハンディの有無を超えた仲間作りの場」となること、ひいてはハンディを持った人たちがコミュニケーションやITについてのノウハウを身に付け、就職機会を得たり、自立できるように支援することを目指しています。

「イー・ナカマ」は、3月27日に神奈川県からNPOの認証を受け、理事長に、当社のソーシャル・サービス制度(ボランティア休職制度)の最初の活用者でOBの磯部裕三氏が就任、当社社員やOB:計15名が事務局長や理事、監査などのメンバーとなり、設立いたしました。

また、「リユースPC寄贈プログラム」で既に実績のあるNPO法人イー・エルダー(東京都渋谷区、理事長:五月女 喜ニ)とリユースPCの寄贈やヘルプデスク機能などで連携、当社のベンチャー制度を利用して独立したアシストV株式会社(神奈川県海老名市、 社長:市川晴夫)とPC/Printerの再生業務委託などの協業を進めてまいります。将来的には、他のNPO団体、他企業との連携も積極的に推進していく予定です。

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《イー・ナカマ(e-Nakama)概要》

名称: 特定非営利活動法人 イーナカマ(e-Nakama)
理事長: 磯部 裕三
住所: 〒243-0018 
海老名市本郷2346番地の1アシストV株式会社内
目的: この法人は、企業等の社会資源のうち、主にIT(インフォメーション・テクノロジー)に関する機器の再活用を通じて、非営利活動を行なう団体やハンディを抱える人達の支援活動を行なうことにより、モノとココロの交流が一体となった「笑顔あふれる循環型社会」の実現に寄与することを目的とする。
認証日: 平成14年3月29日


《「バーチャル・ハリウッド」プログラム*とは》

当社は経営品質向上活動の一環として、社内のプロセス変革をリードする事業提案制度「バーチャル・ハリウッド(Virtual Hollywood)」プログラムを、1999年1月に開始しました。これは、お客様の視点から、会社や仕事、そして自分自身を変えたい、成長させたいという想いや実行力のある社員が提案者となり、社内外の組織を越えて広く有志を募って衆知を結集し、企業のさまざまな改善・改革を推進する活動です。

「大観衆を興奮させる映画づくりのように、部門の枠を越えたバーチャルな組織で、お客様に感動を与える価値提供のシナリオを描き、実践していく」とのコンセプトのもと、「バーチャル・ハリウッド」と命名しました。

2001年12月までに、338名のディレクター(テーマリーダー)と1,043名のメンバーが中心となり、さらに全社では10%を越える社員が当プログラムにサポーターとして参加して、ダイナミックな活動を展開し、すでにこの活動から新商品も発売されています。

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《社会的存在である企業として》

わたしたちは社会の一員としてお客様や地域社会、国家、国際社会などに支えられています。当社は社会の一員として、株主のみならず、お客様、取引企業、地域社会、社員・従業員などステークホルダーのみなさまに価値をお届けすることがもっとも大切と考えております。

そして企業がお届けする価値には「経済的価値」「社会的価値」「人間的価値」があり、これらを「強い、やさしい、おもしろい」という言葉で表現しております。「強さ」とは商品・サービスの競争力、そして収益性などの経済的強さを、「やさしさ」とは環境や地域社会へのやさしさを、「おもしろさ」とは社員が仕事を独自性や魅力あるものとして捉える原動力を意味しており、当社はこうした三つの要素のバランスがとれた「良い会社」でありたいと考えております。

こうした考え方の下で、1988年から社員一人ひとりの個性を尊重する「ニューワークウエイ」を展開、1990年に国内で初めてボランティア休職制度(ソーシャル・サービス制度)を導入、1991年に、毎月の給料と各期の賞与の『端数』(100円未満の金額)に個人の自由な意志(一口:100円×n)をプラスし、年14回、継続的に拠出してもらい、会員が必要と考える分野(福祉、文化教育、自然環境、国際)で、その資金を有効に役立てる「端数倶楽部」が社員有志によって発足し、国内外で活動を続けております。

当社は、今後も社員の深い共感と自発的なコミットメントをベースに、広く社会を支えるための諸活動を行ない、当社らしい社会貢献を地道に継続してまいります。

◆ お問い合わせ先:
富士ゼロックス株式会社 コーポレート・コミュニケーション部 広報グループ
電話:03-3585-6792
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