商品運搬用パレット/包材も3Rと共通化により
資源循環型システムに変更

2002年12月5日

  • 3Rを商品運搬用パレット/包材にも展開
  • パレットは100%リサイクルプラスチック(ABS樹脂)を使用
商品運搬用パレット/包材
< パレットは100%リサイクルプラスチック。
包材も再使用が可能な素材。
>

富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂2-17-22、社長:有馬 利男、資本金:200億円)は、現在商品運搬用に使用している木製パレット/包材を資源循環型システムに変更いたします。とくにパレットは、新規資源をいっさい使用せず、市場から回収した複写機に使われていたプラスチック(ABS樹脂)を100%活用し、同時に主力の中速複写機/複合機8機種で共通化し、包材も使用後、リサイクルいたします。新しいパレットと包材は2003年1月から本格導入し全国に展開いたします。

パレットは約40回再利用(Reuse)可能で、使用後も新品パレットの原料として再利用(Recycle)できる資源循環型システムになっております。商品の包材も従来の1回しか使用できなかった段ボールなど紙系素材から40回以上再使用可能なポリエチレンなどのプラスチック素材に変更いたします。寿命がきた包材はプラスチックパレットと同様に再度破砕し、新品包材の原料として再活用し、包材でも3Rを推進いたします。

このように3R(Reduce、Reuse、Recycle)と共通化を同時に達成することにより、従来のパレット/包材に対して新規資源投入量はパレットについては100%、包材については94%(Reduce)、CO2排出量を約68%、それぞれ削減することができます。

また、パレット/包材費も従来のパレット/包材に対して回当たり50%以上削減可能となります。

現在当社が主力商品である毎分50枚(A4横)前後の中速複写機/複合機を運搬する際に使用しているパレットは木製で、修理をしても3回程度しか再使用できないため、年間10万台以上にのぼるパレット必要量の50%以上は新たに購入しております。

このたび導入するリサイクルプラスチック製(ABS樹脂)パレットは、他のプラスチックよりも耐久性に優れているため40回以上の再利用が可能であるだけでなく、寿命が来たものは再度破砕し、新品パレットの原料として活用できます。

また中速機種すべてに適用する共通設計となっているため、商品の出荷から使用済み商品の回収まで、商品とパレット、さらに包材も含めて「資源循環型システム」の中で使用することが可能となりました。これにより活用効率が大幅に改善され、併せて新たな森林資源の投入抑制・環境保全に大きく貢献することとなります。

当社は'95年12月、限りなく「廃棄ゼロ」を目指し資源の再活用を推進するため「資源循環型システム」を構築、回収した複写機を分解/洗浄し、各種部品を当社の品質基準に適合したパーツとしてリサイクルし、生産ラインに投入しております。

さらに、プラスチックにおいてもこのシステムを「UMG ABS株式会社」と共同で構築し、全国から回収した使用済み複写機から出るプラスチック(ABS樹脂)の再材料化としては、富士ゼロックスが市場から回収した複写機よりプラスチックを分解、分別し、破砕・洗浄工程を経た後、外観や性能に悪影響を与える異物を除去してリペレット化し、このリペレット材を原料として25%以上使い、「UMG ABS株式会社」が材料設計したリサイクル材料としてコンパウンドと調色を行ない、品質基準に適合したリサイクルABS樹脂として'98年3月からデジタル複合機などの外装カバーなどに導入しております。

また現在、韓国においても複写機の部品にリサイクルプラスチックを導入しており、今後は中国においても導入する計画です。

このたびのリサイクルプラスチック製パレットの導入は、回収したプラスチックの用途拡大を図るものです。

◆ 本件に関するお問い合わせは、当社コーポレートコミュニケーション部広報グループまで。03-3585-6792

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