高速フルカラー出力80ページ/分の
プロ市場向け高精細デジタルプリントシステム

2005年2月1日

  • 「DocuColor 8000 Digital Press」新発売
  • VCSEL光源の採用により2,400dpiの超高解像度を実現
DocuColor 8000 Digital Press
<DocuColor 8000 Digital Press>


富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂2-17-22、社長:有馬利男、資本金:200億円)は、プロ市場向けデジタルプリント機として、毎分80ページ(A4判ヨコ)という高速のカラー・オンデマンド・パブリッシング・システム「富士ゼロックス DocuColor 8000 Digital Press(ドキュカラー8000デジタルプレス)」を開発、3月1日から発売いたします。

本機は、2003年5月に発売した毎分60ページ(A4判ヨコ)の「富士ゼロックス Color DocuTech 60 V」の上位機に位置づけられます。

「DocuColor 8000 Digital Press」は、画像書込み用の光源として唯一、富士ゼロックスだけが実用化している面発光型半導体レーザー(VCSEL)を採用しました。独自開発のVCSELは、32本のビームを同時に照射することができ、描画の高密度化とプリントの高速化の両立が可能です。これにより、カラーレーザーでは世界最高のリアル2,400dpiというプリント解像度と、高速の毎分80ページというプリント速度を実現でき、これまで以上にオフセット印刷に迫る高品質のデジタルプリント機能を提供します。

注: Vertical-Cavity Surface-Emitting Laser/2003年8月発売の「DocuColor 1256 GA」以後、順次導入

また、従来の60ページ/分から80ページ/分への速度向上に耐えられるように、特に用紙の搬送部、転写部、定着部の3つの工程機能を強化し、薄紙から厚紙までさらに幅広い種類の用紙走行安定性を実現しました。これにより、プロ市場向けのデジタルプリントシステムとして、一層の活躍の場を広げることが可能になりました。



【「DocuColor 8000 Digital Press」の概要】

(1) 毎分80ページの高速カラー出力と作業効率の向上
「DocuColor 8000 Digital Press」は、プリントエンジンの基幹となる用紙搬送部、転写部、定着部の3つの工程機能を強化することにより、高速の毎分80ページ(A4判ヨコ片面、60~135g/m2)という出力生産性を実現しました。
また、個別に発生する調整作業を短縮し、プリント業務の効率化をサポートする「ユーザー紙種設定」を新たに採用しました。これにより、出力の生産性に大きく影響する機械の操作時間を短縮し、プリント業務におけるプロセス全体の生産性向上に貢献します。

(2) 2,400dpiの高解像度出力と高い表裏見当精度
デジタルプリントのプロ市場においては、プリント生産性とともに、印刷物としての画像品質が大きな商品価値となっています。「DocuColor 8000 Digital Press」は、リアル2,400dpiの解像度を実現したほか、自然で滑らかなラインを描くことのできるデジタルスクリーンを初めて採用したことにより、グラデーションやハーフトーンを美しく再現することができ、従来の「Color DocuTech 60 V」に比べてトータルの画像品質が飛躍的に向上しました。
また、使用する用紙の表裏見当の微調整について、操作画面から各用紙ごとに簡単に補正することができ、しかもその調整結果を登録して再利用する機能を搭載しました。表裏の見当精度を向上させたことにより、印刷物としての品質向上に貢献するだけでなく、作業の効率化にも貢献します。


(3) 出力ジョブを効率化できるワークフロー機能を標準装備
進化したプリントエンジンと組み合せる最新のプリントコントローラーには、EFI社の「Fiery EXP 8000カラーサーバー」(「DocuColor 8000 Digital Press」専用)を採用しました。本プリントサーバーは、「Hot Folder」機能の搭載により、複雑な出力設定も一つのワークフローとして集約することができ、ジョブ出力の自動化を図れます。
また、あらかじめ用意したテンプレートやカスタマイズしたテンプレートを活用する面付けワークフロー構築のために、自動面付けソフトウエア「EFI Impose」を用意しました。さらに、「Fiery ColorWise Pro Tools」や「EFI Color Profiler」の二つのカラーマネジメント機能を標準装備し、カラーワークフローの効率化を支援します。


<VCSELについて>
  VCSELとは、コンパクトディスクなどの光ディスク読み取りの光源に用いられている半導体レーザーと同種類のもので、半導体の材料にはAlGaAs(アルミニウム・ガリウム・ヒ素)を使用しています。
素子の発光構造を従来の横型から縦型にし、基盤面から垂直に光を取り出すことで、面による発光を可能にしています。半導体基板上に発光部を自由に配置することができ、多数の発光点を配置したアレイ化(集積)が可能で、高出力で均一性に優れ、かつ低消費電力を実現しています。
富士ゼロックスでは、この優れた電子デバイスであるVCSELについて、2003年8月からデジタルカラー出力機を中心に順次採用を進めています。


<本体>
商品名 標準価格(税別)
DocuColor 8000 Digital Press (Fiery EXP8000モデル)
30,000,000 円


<メンテナンス料金>
契約形態 MV契約 HV契約
ベースメンテナンス
料金/月額
本体 265,000 円
(フルカラーモード
50,000ページ含む)
398,000 円
(フルカラーモード
100,000ページ含む)
Fiery EXP8000
カラーサーバー
40,000 円
ベース料金超過
後の加算料金
黒モード @2.0 円 @2.0 円
フルカラーモード 50,001ページ~
@4.5 円
100,001ページ~
@3.0 円
メンテナンス料金には、トナー(インク)代が含まれていません。
別途、消耗品の購入が必要となります。
なお、MV契約はミッドボリューム契約、HV契約はハイボリューム契約の略です。


<消耗品価格 >
商品名 標準価格(税別)
トナーカートリッジK(ブラック) 24,000 円
トナーカートリッジC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー) 各40,000 円
前述すべての価格表示は事業者向けになり消費税は含みません。別途、消費税を申し受けます。
なお「DocuColor 8000 Digital Press」の使用には、本体価格+ベースメンテナンス料金+ベース料金超過後の加算額+各種消耗品が、いずれも必要となります。
関連商品は、別途保守料金を申し受けます。



DocuColor 8000 Digital Pressの商品紹介ホームページへ

◆ 本件に関するお客様からのお問い合わせ先は、当社お客様相談センターまで。
  フリーダイヤル :0120-27-4100 土・日・祝日を除く、9:00~12:00、13:00~17:00
  (印刷用の商品画像データも格納しています)


富士ゼロックスは、従来より印刷分野の販売において、富士写真フイルム株式会社、およびグループの印刷分野の販売会社である富士フイルムグラフィックシステムズ株式会社と協力して事業を進めております。

今回の「DocuColor 8000 Digital Press」も富士フイルムグラフィックシステムズによる取扱いを予定するとともに、オプションとして富士写真フイルム製プリントサーバー「Xcellent」シリーズへの対応も予定しております。


(1) 80頁/分の高速カラー出力と業務プロセス全体の生産性を向上
「DocuColor 8000 Digital Press」は、80ページ/分(A4判ヨコ片面、60~135g/m2)の出力生産性を提供します。転写部は新たに「転写ベルト方式注1」を採用したことで、これまでに比べスムーズかつスピーディーな用紙搬送を実現し、60~300g/m2の全ての用紙においてプリント生産性を向上しました。さらに、お客様の作業効率向上をサポートする「ユーザー紙種設定注2」の機能を搭載し、出力の生産性を左右する重要な要素である機械の操作時間を短縮し、出力プロセス全体の生産性の向上にも貢献します。
注1 転写ベルト方式
従来、転写部はロールを使用して転写・用紙の搬送していましたが、用紙の搬送剥離をスムーズにかつスピーディーに行なうため、転写ロールと剥離ロールを組み合わせたベルト方式を採用しました。
注2 ユーザー紙種設定
用紙の特性に応じた最適なパラメーターを、最大10個まであらかじめ設定し保存することができます。

(2) 2,400dpiの高解像度と高い表裏見当精度により高品位出力を実現
「DocuColor 8000 Digital Press」は、新たな光源としてVCSELを採用し、2,400dpiという超高解像度を実現しました。また、HQデジタルスクリーンMACS技術注3により、グラデーションやハーフトーンをなめらかに美しく再現します。さらに、新技術IReCT技術注4の採用により、カラーレジストレーション精度や表裏見当精度も飛躍的に向上しました。
表裏見当精度の微調整は、オペレーター自身で調整可能な項目注5が追加されたほか、操作画面からの簡単操作で、調整をフルデジタルで制御することができます。これらの調整値はプリントエンジンに記憶させるため、特定の業務処理時に設定を呼び出して適用することができます。より高品位な出力を実現するだけでなく、業務の効率化を支援し対象業務の拡大にも貢献します。
注3 MACS技術(Micro Accurate Control Screen)
これまでのアナログ波を使用したスクリーン技術に対し、全ての処理をデジタルで行なう技術です。アナログの不安定な部分をなくし、レーザー書き込み段階で滑らかな画像出力を実現しました。さらに、2,400dpiの超微細な画素制御により、自然なスクリーン描画が可能となり、階調再現性も大幅に向上しました。
注4 画像位置制御(IReCT)技術(Image Registration Control Technology)
色分解されたイメージデータの画素位置を、各色ごとに補正することで画像位置を検知し、位置ズレが発生した場合には、その情報に基づき、入力データを補正することで、従来実施していた、プリントエンジンの用紙搬送部の位置を変えるなどといったメカニカルな調整ではなく、フルデジタル制御を行う技術です。これにより、カラーレジストレーション精度や、表裏見当精度が飛躍的に向上しました。
注5 アライメント調整機能
従来調整可能であった、用紙斜行、用紙見当位置、画像直角度については、出力ごとに個別設定が必要でした。今回、これらパラメーターを20個まで保存することを可能とし、さらなる精細な補正を実現する表裏画像倍率補正機能も新たに搭載しました。

(3) 出力ジョブを効率化するワークフロー機能を標準装備
進化したプリントエンジンをサポートするプリントコントローラーとしては、EFI社の「Fiery EXP 8000カラーサーバー」を採用しました。本サーバーは、「Hot Folder」機能を搭載し、複雑な出力設定もひとつのワークフローとして集約、ジョブ出力の自動化を図ることで業務の効率化を推進します。
また、従来のFreeForm注6に加えFreeForm2注6、PPML注7、VPS注8の合計4種類のバリアブル言語に対応しました。これにより宛名や住所などのテキスト部だけでなく、写真やイラストなどの画像部も可変データとして高速バリアブル処理を実現し、業務にあわせたダイナミックなバリアブル出力が実現できます。
さらに、自動面付けソフトウエア「EFI Impose注9」を搭載し、あらかじめ用意したテンプレートやカスタマイズしたテンプレートを使用した面付けワークフローの構築を支援します。加えて、「Fiery ColorWise Pro Tools注10」、「EFI Color Profiler注10」の二つのカラーマネジメント機能により、高度なカラーワークフローの構築を実現できます。これにより、お客様の業務形態に合わせた適切なワークフローの提案が可能です。
注6 FreeForm/FreeForm2
FreeFormは、共通部分をマスターデータとしてFieryに登録し、可変部分のデータを出力すると自動的に共通部分と合成し、バリアブルプリントを完成させる技術です。
さらにFreeForm2では、PrintShop Mailと連携することで複数のマスターデータを登録することが可能となります。
注7 PPML(Personalized Print Markup Language)
デジタル印刷の普及目的に米国で設立された非営利団体「PODi(Print On Demand Initiative)」によって規格された、XML(the Extensible Markup Language)ベースの言語フォーマットです。PPMLは、バリアブルデータを効率よく出力でき、また業界標準であり汎用性が高い言語です。
注8 VPS(Variable Print Specification)
ページ内のデータを、すべてパーツ単位でRIP処理した後にディスクに保存・再利用するため、余分なRIP処理を行なわず高速に出力する技術です。
注9 EFI Impose
Fiery EXP8000カラーサーバーに標準搭載の面付けソフトウエアです。7種類のテンプレートのほか、お客様の業務形態に合わせたカスタムテンプレートも作成可能です。
注10 Fiery ColorWise Pro Tools/EFI Color Profiler
Fiery ColorWise Pro Toolsは、Calibrator、Color Editor、Profile Manager、Spot-Onの4つのモジュールで構成されており、簡単な操作でカラー調整を実現します。
さらに、EFI Color Profilerと組み合わせることで、ICCプロファイル作成/カスタマイズを実現します。

(4) 充実したオプション群
増設トレイ
60~300g/m2、最大320×488mmの用紙に対応した、フロントローディング方式の2段トレイです。本体のトレイと同様、エアアシスト技術を搭載しているほか、ユーザー紙種設定機能や自動トレイ切り替え機能にも対応しています。給紙容量は、各トレイ2,100枚注11で、大量出力を強力にサポートします。
注11 当社J紙換算時。

スタッカー
トップトレイ、スタッカーカートにより合計3,750枚注12の排紙容量を確保しました。標準で付属された2台のカートの使用により、次工程への用紙運搬も簡単にでき、大量出力を強力にサポートします。
注12 当社J紙換算時。




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DocuColor 8000 Digital Pressプリントエンジンの主な仕様
形式 コンソール型(床上型)
プリント方式 レーザー・ゼログラフィー方式
解像度 2,400dpi (94.5ドット/mm)
プリント(用紙)サイズ トレイ
1,2
定形サイズ B5~12×18インチまたはSRA3
非定形サイズ 182(タテ)×182(ヨコ)mm
~320(タテ)×488(ヨコ)mm
用紙重量 60g/m2~300g/m2 (ただし、使用できる用紙は別途銘柄で規定)
ウォームアップ・タイム 最大時 :7分 (室温20℃、湿度60%)
連続プリント速度

・A4判ヨコ、片面プリント の場合
・A4判ヨコ以外の用紙については、プリント速度が異なります。
詳細は、当社営業にお問い合わせください。
用紙重量 プリント速度 (枚/分)
60~80g/m2 80
81~105g/m2 80
106~135g/m2 80
136~186/m2 60
187~220g/m2 60
221~300g/m2 40
OHPシート 30
給紙方式/給紙容量 フロントローディング方式 2 段トレイ給紙
トレイ1、2 :各2,100枚 (当社J紙換算)
出力収容枚数
(標準キャッチトレイ排出時)
最大500枚 (当社J紙換算)
電源 200V 24A (50/60Hz共用)
消費電力
最大 6.0kw以下
スタンバイモード 3.0kw以下
大きさ 2,540(幅)×1,105 (奥行き)×1,383(高さ) mm
機械占有寸法 4,020(幅)×3,425mm(奥行き)
質量 1,000kg



プリントコントローラー Fiery EXP8000の主な仕様
CPU Intel® XeonTM (3.2GHz × 2)
OS Windows® XP Embedded
メモリー 1.5GB
ハードディスク装置 160GB×2
外部メディア装置 DVD-ROM、CD-R/RW
ネットワークインターフェイス 1000 Base-T、100Base-TX、10Base-T
ネットワークプロトコル TCP/IP、AppleTalk®、SMB、NetWare(IPX/SPX)
ページ記述言語/プリントデータフォーマット PostScript® 3TM、TIFF、PDF 1.5
RIP Adobe® CPSI 3016
搭載フォント 和文 Adobe® 標準CIDフォント12書体
欧文 Adobe® Type1 PostScript® 126書体+TrueType® 10書体
最大消費電力 最大203.9W
質量 約 23.2kg
サイズ 205(幅) × 603(奥行き) × 575(高さ) mm
ディスプレイサイズ 19型 液晶ディスプレイ




  • Macintosh®、AppleTalk®、EtherTalk®、LocalTalk®は、米国アップルコンピュータ社の登録商標です。
  • Microsoft®、Windows® 95/98/Me、Windows NT® 4.0、Windows® 2000/XPは、米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。
  • Adobe®、PostScript®は、Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の商標です。
  • Intel®およびXeonTMは、Intel株式会社の商標または登録商標です。
  • XEROX、The Document Company、および"デジタルX"のマークは、商標または登録商標です。
  • その他の社名または商品名等は、それぞれ各社の商標、または登録商標です。

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