紙と電子の融合により経営ソリューションを拡大する
パートナー8社と連携

2005年2月2日

  • 他社業務システムとの連携強化
  • ソフトウエア開発キット「Apeos IntegrationPlus 1.0」 新発売
 


富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂2-17-22、社長:有馬 利男、資本金:200億円)は、新たなコンセプトに基づく「ApeosPort シリーズ」(アペオスポート)の活用シーンを拡大するため「富士ゼロックス Apeos IntegrationPlus 1.0 サポートパック(6ヶ月) / (12ヶ月)」 を2005年2月3日より発売いたします。また同時に、このソフトウエア開発キットを活用し、業務ソリューションを提供するパートナー8社と連携し、これを“Apeos Partners”と命名いたします。

【Apeos IntegrationPlus 1.0とは】
デジタル複合機をベースにした新しい情報システム「ApeosPort」シリーズと、外部システムとの連携を容易にするソフトウエア開発キットです。当社はこれまで個別にデジタル複合機のインターフェイス仕様を公開し、システム構築支援を行なってきましたが、このソフトウエアの活用により効率的に開発が可能となります。

【Apeos Partners結成の背景】
これまでの基幹系業務システムはデータ処理を中心とし、案件単位に紙文書と紐付けをして管理することは困難でした。e文書法の成立などにより、重要文書(契約書、領収書等)などの紙文書を電子化して有効活用するニーズが急速に広がろうとしています。

【Apeos Partners結成の狙い・目的】
“Apeos Partners”結成の狙いは、「Apeos IntegrationPlus 1.0」 を通じて業務システムであるパートナー各社の製品と、文書系システムである当社の「ApeosPort」シリーズを連携させることにより、お客様の直面する経営課題に直結するソリューションをトータルに提供することにあります。

【パートナーと対象アプリケーション】

パートナー名(順不同) アプリケーション名
eBASE株式会社 様 eBASE
株式会社NTTデータ 様 OpenCube Lite
株式会社NTTデータ イントラマート 様 intra-mart
日本オプロ株式会社 様 OPRO X Server
株式会社デジタルマトリックス 様 idDesk
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社 様 GlobalDoc
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社 様 秘文
株式会社 内田洋行 様 スーパーカクテル(予定)


【Apeos Partnersの参加および活動内容】
参加に際しては「Apeos IntegrationPlus 1.0 サポートパック(6ヶ月) / (12ヶ月)」をご購入いただくことが前提となります。その後、個別に参加の調整を行ないます。
また、“Apeos Partners”の主な活動は、イベント等での協業、ソリューションパッケージの相互販売、個別案件への共同対応等を予定しております。

【市場への影響】
技術革新や法制化により電子文書の原本性保証の実現が進み、契約書や発注書、請求書、領収書などの電子化利用が加速されると、ひいては国内産業の活性化につながるとされています。しかしこれを企業メリットにつなげるには、基幹系システムと、紙の電子化や出力が日常的に行なえるインフラとの連携が必要となります。その具体的なソリューションを提供することによって、新たな市場を広げると共に、社会への貢献を目指しています。

【今後の予定】
「Apeos IntegrationPlus 1.0」は、順次発売予定の「ApeosPort」シリーズの連携機能を強化する情報を提供していく予定です。
また、“Apeos Partners”も、お客様のソリューションニーズに対応して、順次拡大する予定です。

◆ 本件に関するお客様からの「お問い合わせ先」は、当社お客様相談センターまで。
  フリーダイヤル :0120-27-4100 土・日・祝日を除く、9:00~12:00、13:00~17:00

 


【Apeos IntegrationPlus 1.0概要】

「Apeos IntegrationPlus 1.0」は、プラットホームに依存しないオープンな仕様(XML/SOAP/HTTPなどの標準プロトコル)によって、複合機の機能を外部から容易にアクセス可能にします。基本的にWebサービスとして提供し、また他のWebサーバーの機能を利用することもできます。このような双方向のWebサービス利用を実現するため、ApeosPortには当社でApeos iiXと呼ぶ新技術を採用しました。
また「ApeosPort」シリーズと相互利用できるWebサービスを効率的に設計・開発して頂くため、「Apeos IntegrationPlus 1.0」ではApeos iiX注1のアーキテクチャーを解説し、アプリケーションサンプルを提供します。

注1:Apeos Internet Integration framework based on XML


ApeosPortとのWebサービスの相互利用
ApeosPortとのWebサービスの相互利用

 


商品名 サポート期間 標準価格
Apeos IntegrationPlus 1.0サポートパック(6ヶ月) 6 ヶ月 219,800 円
Apeos IntegrationPlus 1.0サポートパック(12ヶ月) 12 ヶ月 399,800 円
上記価格は事業者向けに記載しており、消費税は含まれていません。別途、消費税を申し受けます。
上記開発キットは開発に対する技術支援付きの商品です。



1. ドキュメントフローサービス
  PC・アプリケーション・業務システム等とデジタル複合機の入出力を、固有に連携したいという要求に対して、従来のアプリケーション・インターフェイス(API)やソフトウエア開発キット(SDK)を用いる方法では、高度な技術や多大な工数が必要となり、個々に連携方法が異なるため、都度連携機能を開発する必要があります。
Apeos iiXフレームワークを用いたWebサービス連携では、業務におけるジョブや文書のフローをApeos JF SCLIPTと呼ばれるXML言語を用いて指示・定義する方法により、汎用性が高く低コストなソリューション開発ができる事や、短期間で既存のシステムに複合機を連携する事が可能となります。
つまりApeos JF SCLIPTにより、購買・調達・在庫管理や、これらを支援する電子ワークフロー、顧客管理・知識管理などのソリューションにApeosPort を入出力端末として利用可能となり、PC・Webブラウザーが存在しない環境においてもApeosPortを利用して文書を入出力する事を可能にします。
「Apeos IntegrationPlus 1.0」は、Webサービス連携に基づくドキュメントフローサービスを開発するための開発支援ツールです。今回、Apeos iiXや個人認証の仕組み、Apeos JF SCLIPT注1(ジョブフロー)の記述方法、ジョブフローやユーザーの管理方法など、3点について仕様を開示します。
(1) ジョブフロー仕様
a) Apeos iiX動作仕様
Webサービス連携のためのフレームワークが、ApeosPort上でどのように動作するのかについて説明します。またジョブフローの共有サーバーであるApeosWare JF Pool ServiceとのI/Fについても説明します。
b) Apeos JF SCLIPT仕様
ApeosPort上で業務やユーザー固有に複合機の機能を提供すると共に、ApeosPortから他のWebサービスを呼び出す一連の指示・定義を記述するXML言語のスキーマ仕様です。Apeos iiXでは、この一連の指示・定義をジョブフロー(JF)と呼びます。
(2) ジョブフロー管理I/F仕様
a) Apeos iiX Service Management I/F仕様
ApeosPortに対してジョブフローやユーザーの登録・設定・削除などを行なう管理I/Fについて説明します。
注1:Apeos Job Flow Simple & Common Language for Internet PorTal

2. ApeosPortのカストマイズ
  ApeosPortでは、業務やユーザー固有に複合機の機能を提供するため、Apeos JF SCLIPTを用いて複合機の操作パネルをカストマイズすることが可能です。またApeosPort上での個人認証の結果によりユーザーに使用権のあるジョブフローのみを表示するといった利便性とセキュリテイを提供します。
ApeosPort と連携するWebサービスは、ユーザーが設定する項目を操作パネルに表示するための指示や、ユーザーが操作(入力・選択)した結果をSOAPメッセージにしてWebサービスに送るための指示を、Apeos JF SCLIPTに記述してApeosPortに送付します。

カストマイズされたApeosPortの操作パネル
カストマイズされたApeosPortの操作パネル


またWebサービスは、選択されたジョブフロー固有のパラメータ(属性)を設定する操作パネルや、パラメータ(属性)の値を入力・選択する操作パネルを表示するために、一連の定義をApeos JF SCLIPTに記述する事も可能です。

パラメータを指定する操作パネル
パラメータを指定する操作パネル


パラメータの値を選択する操作パネル
パラメータの値を選択する操作パネル


3. ジョブフローの管理
  クライアントや他のWebサービスからのSOAPメッセージの要求に基づいて、ApeosPortはApeos JF SCLIPT(ジョブフロー)やユーザーの管理機能などをWebサービスとして提供します。
また同じ業務やユーザーのジョブフローを複数のApeosPortやWebサービスで共有して利用するため、ApeosWare JF Pool ServiceはApeos JF SCLIPTを集中管理する機能をWebサービスとして提供します。

ジョブフローを集中管理するWebサービス連携
ジョブフローを集中管理するWebサービス連携



特に指定しません
SOAPプロトコルをサポートしている環境であれば、プラットホームには依存しません。


1. ユーザーサポートサービスのご案内
(1) ライセンス証書
(2) ライセンス登録方法の情報
2. メディア: CD-ROM(1枚)
(1) Apeos iiX サービスマネジメントインターフェイス仕様
(2) Apeos JF SCLIPT仕様(言語仕様書)
(3) Apeos JF SCLIPT仕様(デバイス動作仕様)


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