富士ゼロックス上海が「廃棄ゼロ」を達成

2005年2月3日

  • 持続可能な社会を目指して
  • 87トンの廃棄物(2003年時)をゼロに削減


富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂2-17-22、社長:有馬 利男、資本金:200億円)の生産拠点、富士ゼロックス上海(中国・上海市閔行経済技術開発区、総経理:松本 雅史)は、事業所内の生産活動において発生する段ボールやプラスチック、一般ゴミなどの廃棄物を再活用することなどにより、「廃棄ゼロ」を達成いたしました。

注: 当社は、「廃棄ゼロ」の定義を、単純埋め立てが0.5%(重量)以下としています。さらに、3カ月間連続で再資源化率99.5%以上の達成を条件にしています。

今回の「廃棄ゼロ」達成は、中国ではやはり生産拠点の一つである富士ゼロックスシンセン(中国・広東省シンセン市、総経理:稲垣 政昭)に続くもので、これにより富士ゼロックスの環境保全活動は日本国内だけでなく、中国でも大きく前進いたしました。

おもに中低速の複写機/複合機、およびトナーの開発・生産を行なっている富士ゼロックス上海では、2004年3月に廃棄物の分別を開始し、「廃棄ゼロ」のコンセプトを従業員に浸透させ、意識改革を図るなどの取り組みを進め、埋立地に搬送される固形廃棄物の削減に努めました。生産工程において発生する資源を最大に有効活用すべく、例えば使用済みトナーを焼却する施設では、焼却時に発生する熱を従業員用の手洗所の暖房に利用したり、一般ゴミを発電に利用するサーマルリサイクルとして再利用施設に送ったりしています。

このような施策を通じ、廃棄物の再利用・再資源化を進め、2003年に87トンあった埋め立ておよび単純焼却の廃棄物を再資源化し、ゼロにいたしました。

富士ゼロックス上海は、早くから環境配慮型ソリューションを全ての生産工程に導入しています。1989年にはトナーダストの回収や、雨水・下水を分離するための環境保全装置を利用して廃棄物・排出物を制御しており、これらの装置に投入したコストは建設投資額全体の約4%を占めています。さらに、1997年には環境管理システムを導入し、1998年6月にISO14001認証を取得いたしました。

こうした活動が実を結び、2002年、2003年に上海市閔行区環境保護局から「環境保護の信頼できる企業」に認定されています。また、環境経営のさらなる向上と競争力強化に向け、2004年12月24日にOHSAS18001を取得いたしました。労働安全衛生管理システムの強化に率先して取り組むことにより、労働安全や衛生面でもコーポレートガバナンスの向上を図っています。

注: OHSAS18001:Occupational Health and Safety Management Systemsの略で、労働安全衛生マネジメントシステムのことを意味します。この規格は、組織が従業員の業務上の労働安全と衛生に関するリスクを洗い出し、対策を立案し、これを実施することで、問題発生の可能性を低減させることを目的としています。

富士ゼロックスおよび関連会社は、「持続可能な社会の実現」を目指し、省エネルギー、資源の有効活用、廃棄物の再利用を推進し、環境経営を実践しています。廃棄物/排出物ゼロを目指した富士ゼロックスの環境配慮戦略は、海老名事業所、竹松事業所で大きな成果を上げており、中国の事業所での成果はこれに次ぐものです。この戦略展開により、省エネ・省資源に伴うエネルギー消費の厳しい管理と効率的な再資源化を図る一方で、売り上げ面および生産面での成長を実現しようとしています。



【 富士ゼロックスおよび関連会社での環境への取組み 】

富士ゼロックスおよび関連会社は、環境基本戦略に基づく環境経営基盤整備の一環として、ISO14001EMSの認証取得を進めており、2004年12月現在、日本国内53事業所または組織、海外21事業所または組織、研究、開発、製造、販売などの部門で取得が終了しております。そして今後も世界トップレベルの環境経営の実現を目指し、持続可能な社会の実現に取り組んでまいります。



【 富士ゼロックス上海について 】

主に中低速の複写機/複合機、およびトナーの開発・生産拠点。中国だけでなく、全世界に高品質・低コストの商品を供給し、富士ゼロックスの複写機事業を支えています。

所在地 上海市閔行経済技術開発区南谷路46号
設立年月日 1987年11月4日
敷地面積 36,000m2
資本金 3,800万USD
生産内容 複写機、デジタル複合機、その他関連部品
従業員数 約1,400名 (2004年11月現在)


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