拡大するデジタル印刷市場向けに
A4フルカラー毎分110ページに増強

2005年6月6日

  • 「Xerox iGen3® 110 Digital Production Press」 新発売
  • オフセットに迫る高画質の高速オン・デマンド印刷システム
Xerox iGen3(R) 110  Digital Production Press
<Xerox iGen3® 110 Digital Production Press>


  富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂2-17-22、代表取締役社長:有馬利男、資本金:200億円)は、高速・高精細のフルカラー・オン・デマンド印刷システム「Xerox iGen3® 110 Digital Production Press(ゼロックス・アイジェンスリー・110・デジタル・プロダクション・プレス)」を、6月7日から発売いたします。  

  本機は昨年6月に発売した、毎分100ページ(A4判ヨコ)の「Xerox iGen3® Digital Production Press」の上位機に位置づけられます。  

  Xerox iGen3®は、昨年の国内での発売以来、最先端の電子写真技術を駆使したオフセット印刷に迫る高画質と、優れたプリント生産性に加えて、導入前後のお客様に密着したサポートにより高い評価を獲得し、デジタル印刷や情報処理を専門とするお客様中心に稼動している本格的なオン・デマンド印刷システムです。  

  本機は、データプリント領域で従来、モノクロで出力されていた大量の請求書や利用明細書において初めてフルカラー化を実現したほか、蓄積された顧客情報に基づいてお客様ごとに応じた一件一様の情報を提供する、1to1マーケティングとの連動が可能になったことにより、クレジットカード業界を中心に急速に関心が高まっています。  

  これは、従来の商業印刷市場とデータプリント市場の融合化が始まったことを示しており、このフルカラーの1to1コミュニケーションの急拡大は、本格的な成長を見せ始めたデジタル印刷市場において、新たなプリントボリュームの獲得を期待することができます。  

  【 デジタル印刷市場の拡大に向けて 】  
  富士ゼロックスは、1993年10月に電子印刷出版システム「DocuTech® Production Publisher Model 135」を発売して以来、乾式静電技術による電子印刷出版システムとしては常に最高速・最高画質を誇り、時代を先取りした価値により、カラーおよびモノクロのプリント・オン・デマンド市場を牽引してきました。  

  一方、データプリント市場においても1980年より、大手企業の情報システム部を中心に、情報処理センターにおける大量集中処理向けに数々の機器、ソリューションの提供を行ない、本市場における確固たる基盤を四半世紀にわたり築いて参りました。  

  こうしたデジタル印刷とデータプリントの市場における実績と経験、リーダーシップを基に、新たな市場のパイオニアとして、今後ともプリント・オン・デマンド市場、プロダクション・プリンティング(大量印刷)市場を牽引すべく、優れた価値を提供いたします。  

  さらに、従来から印刷分野の販売展開で協業を行なっている富士写真フイルム株式会社、およびグループの印刷分野の販売会社である富士フイルムグラフィックシステムズ株式会社と協力して事業を進めて参ります。  

  【 標準価格 】  
 
・機械本体
商品名 価格(税別)
Xerox iGen3® 110 Digital Production Press
- DocuSP Base Model
85,000,000 円
Xerox iGen3® 110 Digital Production Press
- DocuSP PPR Model
88,000,000 円
DocuSP® Base Modelは、CPUに1.2GHz UltraSPARCTMIVを2台搭載した標準モデル
DocuSP® PPR Modelは、UltraSPARCTMIIIを8台搭載した高速処理のハイエンドモデル
 

 
・消耗品価格
商品名 価格(税別)
ドライ・インク: K(ブラック)
1本につき 48,000 円
ドライ・インク:C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)
1本につき 66,000 円
フューザーオイル
1本につき 22,000 円
 

 
・メンテナンス料金
下記のローボリューム価格、またはハイボリューム価格を選択できます。

  ローボリューム価格
月額
メンテナンス料金
黒モード 1カウント~ 0.7 円
フルカラーモード 100,001カウント~ 2.3 円
ベース保守料金 フルカラー100,000
カウントを含む
350,000 円

  ハイボリューム価格
月額
メンテナンス料金
黒モード 1カウント~ 0.7 円
フルカラーモード 300,001カウント~ 1.6 円
ベース保守料金 フルカラー300,000
カウントを含む
690,000 円
メンテナンス料金には、トナーなどの消耗品は含まれていません。
機械本体、消耗品、メンテナンス料金には、消費税は含まれていません。
別途、申し受けます。
 

    Xerox iGen3® 110 Digital Production Pressの商品紹介ホームページへ    
    ◆ 本件に関するお客様からのお問い合わせ先は、当社お客様相談センターまで。  
    フリーダイヤル :0120-27-4100 土・日・祝日を除く、9:00~12:00、13:00~17:00  


  【主な特長】  

    (1) 毎時6,600ページ(A4判ヨコ)の圧倒的な高生産性「SmartSizeTM Technology」  
      感光体ベルト上に記録するイメージのピッチをコントロールすることにより、A4判ヨコ/フルカラー110ページ/分(毎時6,600ページ)という一層の高生産性を実現しました。従来は、100ppm(B5~A4)、50ppm(B4~A3)、40ppm(B3)というサイズごとに3種類のスピードモードでしたが、今回、120ppm(B5)、110ppm(A4)、90ppm(B4)など、9種類のスピードを自動的に切り替えてプリントします。これによりA3より小さいサイズの生産性が大きく向上します。
(プリント速度はいずれも片面送り)
 

    (2) インテリジェント・イメージング技術 : 「SmartPressTM Imaging」  
       −オフセット印刷に迫る高画質と出力の安定化を実現−  
      画像生成機構から用紙に4色(CMYK)を転写する場合、転写速度を上げることと4版の画像を正確な位置に転写し精密な画像を生成することは、相反する難しい技術課題でした。  
      「Xerox iGen3® 110」は、大型の感光体を採用することで、画像生成機構から用紙へ直接1回で転写することにより、ドライ・インクの拡散を抑えた、より高精度の画像の生成と、6,600枚/時という高速化を実現しました。この他、  
      1) 用紙ごとの画質変化を常にモニタリングし、自動画質補正をするクローズド・ループ機構  
      2) CCDセンサー3台を使った表裏位置自動調整機構  
      3) ドライ・インクを霧状に吹きかけることにより、平網画像の平滑性と細部の表現性を向上させたジェントル・クラウド機構  
      4) 表面に凹凸のあるエンボス紙にも、超音波でアシストしながら最適な画像を転写するアコースティック・アシスト転写機構  
      など、高速・大量出力時でも安定した画像品質が得られる革新的な新技術を、数多く採用しました。  
      また新開発のドライ・インクは、トナーの発色を広帯域化し、不要なテカリを一層抑えたことにより、従来のインキによる印刷の雰囲気に限りなく近づきました。さらに、少ない消費でより多くのプリントを可能にしたドライ・インクのロングライフ化により、大幅なコストダウンも実現するなど、オフセット印刷画質に迫る新次元のカラー品質を提供しています。  

    (3) インテリジェント用紙搬送技術 : 「SmartPressTM Paper Handling」  
       −薄紙コート紙から厚紙、エンボス用紙まで様々な用紙を安定走行−  
      カタログ・ポスター・DMからパーソナルブックや会報誌など、幅広い用途に対応するには、様々な用紙に対応することが求められます。  
      「SmartPressTM Paper Handling」技術は、用紙トレイ、用紙搬送、画像生成・定着、デカール、用紙ストックの各ユニットが、あらかじめ登録された用紙データベースから、用紙坪量、表面加工度、横目・縦目などの必要情報を取り出し、ユニット自身で自動調整を行ないます。  
      用紙トレイは、用紙搬送にバキューム方式を採用したほか、用紙カールに合わせてトレイ角度を補正する自動チルト・トレイ機構や、搬送用紙毎の透過性をモニターする重送防止機構など、短時間で大量出力を行なう情報処理の場合でも、安心してお使いいただける安定化機能を搭載しています。  

    (4) インテリジェント監視機構 : 「SmartPressTM Sentry」  
       −24時間のフル稼動を実現−  
      システム各ユニットの稼動状況は、本体に組み込まれた192個のセンサーにより常にプレスインターフェイス・ワークステーションがモニターし、用紙特性に合わせた最適値を指示するシステムとなっています。  
      また、機械管理者による調整や清掃が必要とされる箇所は、プレスインターフェイスの画面上の自動通知機構により、通知箇所のみのメンテナンスで済みます。これにより、お客様による日常管理工数を大幅に削減するとともに、管理者の勘や経験に頼らない最適なシステム稼動状況を維持できます。  
      さらに、プレスインターフェイスがモニターした各ユニットの稼動データは、インターネット回線を通して米国ゼロックスのコマンド・センターに直結し、オンライン診断を行なうことができます。  
      これにより、トラブル発生を未然に防ぐ事前保守や遠隔診断が可能になりました。深夜に大量出力を行なう情報処理のお客様や、短納期・24時間サービスを提供しているデジタル・プリント・サービスのお客様にも、機械稼働率を上げるためのサービスを提供することが可能です。  

    (5) 高度なプリント・コントローラー「DocuSP®」搭載  
       −高速RIP、高画質カラーを実現しワークフロー環境にも対応−  
      プリント・コントローラーには、2CPUタイプ(Sun UltraSPARCTMIV)のエントリーモデル「DocuSP® BaseModel」と、Sun 1.2GHz UltraSPARCTMIIIを最大8つ搭載した、大量ページのRIP処理や複数ジョブの同時並行処理のための「DocuSP® PPR Model」を用意しています。  
      バリアブルプリント機能  
        バリアブル処理には、ゼロックス独自のバリアブル記述言語「VIPP®」と世界標準言語「PPML」に対応しました。これにより、業務特性に合わせた最適バリアブル処理ワークフローの構築が可能です。  
        注:VIPP®はオプション  
      カラーマネージメント機能の強化  
        従来のカラープロファイルに加え、Japan Color 2001をターゲットとしたカラープロファイルやNew-SWOPカラープロファイル等を追加搭載。特色にもPantone®カラーテーブルでの対応が可能です。  
      ワークフロー構築機能  
        業務ごとの出力設定情報をデータベース化できるジョブチケット機能や、スプールフォルダーごとに出力設定を登録できるキュー・フォルダー機能などにより出力品質の平準化を行ない、適切なワークフローを構築できる強力なサーバー機能を用意しました。  
        データベース化されたジョブチケット情報は、DocuTech®/DocuPrintTMシリーズとも共通なため、ネットワークで接続し、白黒/フルカラーの最適ライン構成を構築することができます。将来、FreeFlowTMソフトウエアとの連携も予定しています。  

    (6) 製本工程までの一貫したシステム構成  
      標準構成の用紙トレイは4段(合計10,000枚:2,500枚/トレイ)、最大12段(合計30,000枚)まで拡張可能です。最大3,000枚を収容する用紙スタッカーも、最大4台まで増設可能です。  
      出力業務間の間隔を空けないシームレスなオートスイッチング機能付きですので、機械稼働率と生産性を大幅に向上させます。また、カート式トレイを採用しており、丁合い・オフセットスタック機能と併せ出力後の用紙束はカートのまま次工程に運べます。  
      注:今後、インラインによる後処理機の提供も予定しています。  

    (7) 設置環境に影響をおよぼさない環境制御機構  
      従来のプリンター同様、残存したドライ・インクや、その他の消耗品は富士ゼロックスが回収をするため、産業廃棄物処理の心配をする必要はありません。  
      機械本体には大型の環境エコボックスを設置しており、機械冷却やトレイ用紙のための温・湿度管理のほか、オゾン対策、排気を抑える空気循環機構など、設置環境に影響を与えない設計となっています。  
      また各種防音対策により、印刷関連機器としては非常に静かな稼動音を実現しました。さらに機械ユニット・部品の97%は、リサイクル可能な設計となっています。  


  【「Xerox iGen3® 110」の主な仕様】  
 
Xerox iGen3® 110本体の主な仕様
プリント方式
レーザー・ゼログラフィー方式
連続プリント速度
最高6,600ページ/時(A4片面):110ページ/分(A4片面)
出力解像度
600×600dpi×8bit, 600×4800dpi×1bit
ラインスクリーン
150lpi, 175lpi, 200lpi, Stochastic
用紙サイズ
最大 364×521mm、最小 178×178mm
最大印字可能領域
最大 361×519mm
用紙重量(坪量)
非コート紙 60gsm~350gsm
コート紙 90gsm~350gsm
対応用紙
コート紙、非コート紙、
特殊紙(エンボス紙、穴あき紙、タブ付き紙、ラベル紙、OHP)
給紙方式
フロントローディング方式 4段トレイ
各トレイ 約2,500枚収容可能(120gsm コート紙換算)
出力収容枚数
カートトレイ方式 約3,000枚収容可能(120gsm コート紙換算)
環境制御機能
空調装置内蔵によるシステム内部の温・湿度管理、
クローズド・ループ制御管理、排気を抑える空気再循環機構
大きさ
7,210(幅)×2,438(高さ)×1,829mm(奥行き)
機械設置面積
8,740(幅)×5,280mm (奥行き)
質量
3,580kg
電源
本体 400V/230V 40A×2 (50Hz)、208V/120V 50A×2 (60Hz)
用紙フィーダー 100V~240V 16A~8A
出力スタッカー 100V~240V 10A~5A

DocuSP®プリントコントローラーの主な仕様
ハードウエア
Sun FireTM V890(Baseモデル)、V880(PPRモデル)
CPU
Sun 1.2GHz UltraSPARCTMIV×2 (Baseモデル)
Sun 1.2GHz UltraSPARCTMIII×8 (PPRモデル)
メモリー
8GB (Baseモデル), 16GB(PPRモデル)
ハードディスク
73GB×3
外部メディア装置
DVD/CD-RW drive
ネットワーク
インターフェイス
10 Base-T/100Base-TX
ネットワーク
プロトコル
TCP/IP、IPX/SPX、AppleTalk、DHCP, NDS, SNMP MIB II , IPP, HTTP,
TCP/IP Socket Gateway
プリントデータ
フォーマット
PostScript® Level 1,2,3、TIFF、ASCIIテキスト、 PDF1.5、FRF
バリアブル記述言語
VIPP®(オプション)、PPML
対応クライアントOS
Windows® 2000/XP
Machintosh® OS 9.1以降、OS X version10.1 以降
SolarisTM 2.6以降
標準搭載書体
欧文 Adobe® Type1 PostScript® 171書体+Type3 2書体
和文 Adobe® 標準CIDフォント12書体
サイズ
欧文 480(幅)×714(高さ)×836mm(奥行き)
ディスプレイサイズ
17型 液晶ディスプレイ
電源(定格電流)
200V 8A×3(Baseモデル)、100V 15A×3(PPRモデル)
質量
約 88 kg
 


  • Macintosh®、AppleTalk®、EtherTalk®、LocalTalk®は、米国アップルコンピュータ社の登録商標です。
  • Microsoft®、Windows® 95/98/Me、Windows NT® 4.0、Windows® 2000/XPは、米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。
  • Adobe®、PostScript®は、Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の商標です。
  • Intel®およびXeonTMは、Intel株式会社の商標または登録商標です。
  • XEROX、The Document Company、および"デジタルX"のマークは、商標または登録商標です。
  • SUN、Solaris、ULTRASPARCは米国SUN Computerの商標です。
  • その他の社名または商品名等は、それぞれ各社の商標、または登録商標です。


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