電子文書の長期保存に有効な
e-文書法対応文書管理システム

2005年12月20日

  • 業界標準の長期署名フォーマット「XAdES」に準拠
  • 「ArcSuite e-文書法対応」 新発売
 


 

富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂2-17-22、社長:有馬利男、資本金:200億円)は、次世代電子商取引推進協議会注1(略称:ECOM-イーコム/会長:後藤卓也 花王株式会社 取締役会会長)が策定した長期署名プロファイルである「XAdES」(エックスエーディーイーエス)注2に対応した、文書管理システム「富士ゼロックス ArcSuite(アークスイート) e-文書法対応」を開発。2006年1月16日から販売を開始いたします。

 

 

昨今、e-文書法、個人情報保護法の施行や証券取引法の改正(日本版SOX法)注3などの影響によって、企業内の電子文書の管理が重視される中、紙文書を電子化した際の原本性を確保するニーズが高まっています。一般的に、電子文書の原本性確保には、電子文書データの改ざん検知が可能になる「電子署名」と、信頼できる第三者からの時刻認証を行なう「タイムスタンプ」が使用されています。しかし、電子署名やタイムスタンプには有効期限注4があるため、重要文書など、長期間保存する文書に付与された電子署名は、期限が切れた後も有効性を確認できるような、長期署名フォーマットへの対応が必要となります。

 

 

「ArcSuite e-文書法対応」は、2002年11月から販売している統合文書管理システム「富士ゼロックスArcSuite Office」の電子文書の保管/管理といった基本機能に加え、電子文書の原本性保証を提供いたします。業界標準である長期署名フォーマット「XAdES」に準拠した文書管理システムとして、ArcSuiteの管理サーバーに登録された電子文書に、電子署名とタイムスタンプを使って検証を実行。Web画面から、ユーザーによる一括操作で、電子文書の原本性の保証が可能となります。

 

 

さらに、「ArcSuite e-文書法対応」を当社のApeosPortをはじめとする複合機や「証憑ソリューション」注5と組み合わせることで、契約書や領収書などの紙文書(=証憑)のスキャンから、原本性保証、保管/管理までの一連の機能を実現いたします(図参照)。企業における重要文書の電子化が進む中、オフィスの複合機を入口とした、e-文書法で求められる要件に応える電子文書の長期保存に有効なソリューションとして提供いたします。

 

 
e-文書法対応ソリューションの主なステップ
<e-文書法対応ソリューションの主なステップ>

 

 


  【 「ArcSuite」とは 】  
 

「ArcSuite」は、企業の重要な情報資産を、大規模に一括して管理することができるデータベース機能と、関係者同士が場所や時間を越えて協業できるコラボレーション機能、ドキュメントを中心としたさまざまな業務の流れを管理するワークフロー機能を兼ね備えたシステムです。

 
 

操作は、統一されたデザインのWebポータルから簡単に利用することができ、入力から管理までを一貫してサポートします。同時に多くの関係者によるやり取りが安全に行なえるように、高度なセキュリティの下での有効活用を支援いたします。

 
注1 : 2000年4月に発足、一般消費者や企業間取引の別を問わず安心して電子商取引が実現できるためのルール作りや、政府への提言、ユーザのニーズに基づいた国際標準化活動などを実施。
注2 : XML Advanced Electronic Signaturesの略で、XML署名フォーマットを拡張した長期署名フォーマット。本製品は、2005年8月にECOMが策定したXAdESのプロファイルに準拠しています。
注3 : 金融庁方針として、米SOX法(組織の内部統制に関する文書化、評価、監視等を規定した米国の法律)を手本に、2008年3月にも証券取引法が改正され、内部管理の状況や意思決定過程などの文書化が義務付けられることが予定されています。
注4 : 電子署名の有効期限は通常2~3年間で、タイムスタンプは方式によって5年~10年の有効期限となっています。
注5 : 契約書や領収書などの紙文書(=証憑)を、ApeosPortなどの複合機でスキャンすることで業務プロセスに取り込み、企業の会計プロセスといった基幹システムと連携。今年5月から提供開始。

  ◆ ArcSuite e-文書法対応の商品紹介ホームページへ  
  ◆ 本件に関するお客様からのお問い合わせ先は、富士ゼロックスお客様相談センターまで。  
  フリーダイヤル: 0120-27-4100 土・日・祝日を除く、9:00~12:00、13:00~17:00  


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  【 ArcSuite e-文書法対応 標準価格 】  
  基本セットのモデル価格: 10クライアントライセンス 4,500,000円~
詳細は、以下の通りです。
 
 
商品名 使用許諾料金
ArcSuite e-文書法対応 基本パッケージ 1.0
3,000,000 円
クライアントアクセスライセンス(10クライアントライセンス)
100,000 円
ArcSuite e-文書法対応 原本性保証オプション 1.0
500,000 円
ArcSuite e-文書法対応 登録プラグイン for ApeosWare Flow Service 1.0
100,000 円
: その他オプションはArcSuite Ofiice 2.1用オプション商品と同等です。
: 上記価格は事業所向けに記載しており、消費税は含まれていません。
別途、消費税を申し受けます。
 


  【 ArcSuite e-文書対応の特長 】  
  今回の「ArcSuite e-文書法対応」で機能強化した点は次の通りです。  
  1. 原本性保証機能  
    電子署名とタイムスタンプの付与/検証の機能を追加。これにより、電子文書データの改ざん検知と、信頼できる改ざん不可能な第三者の時刻認証がされます。フォルダーや文書を指定し、電子署名やタイムスタンプを付与することが可能です。フォルダーを指定した場合は、フォルダー内一括処理となります。  

  2. 業界標準となる長期保存フォーマットに準拠  
    W3Cが公開する標準仕様であり、ECOMにおいても提言されている長期保存フォーマット「XAdES」を採用。 「原本性保証」を実現するための電子署名、電子証明書、タイムスタンプ、CRLはすべて「XAdES」に準拠したXML形式で管理します。ECOM相互運用実証実験に参加し、合格との判定を取得しております(2005年12月16日現在)  
: World Wide Web Consortiumの略で、WWWで利用される技術の標準化をすすめる団体。
1994年10月に発足。

  3. 一括検証機能  
    e-文書法での電子化文書の国税要件である、  
    保存期間(7年)を通じて当時その文書が有効であったことが確認できること  
    課税期間(1年)を通じて署名・タイムスタンプの付与時にその文書が有効であったことの一括検証  
   

に対して、XAdESによる電子署名・タイムスタンプ検証機能を実現いたします。

 

  4. 電子署名延長機能  
    電子署名、電子証明書、タイムスタンプの有効期限を延長する機能。設定された時間にバックグラウンドで、ArcSuiteに格納された情報を検索し、必要に応じて有効期限の延長を行ないます。  

  5. ロギング(履歴管理)  
    原本のファイルに対するすべてのアクセス履歴を保存し、いつ、誰が原本に対して何をしたかを記録。これにより、原本のファイルに変更(改ざん)が加えられた場合の改ざん検知や追跡を可能とします。  

  6. 上書き防止(バージョン/リビジョン管理)、削除防止  
    キャビネット単位に操作制約を与え、電子文書の上書きを防止します。操作制約が設定されているキャビネットでは、証明が付与されている・いないに関わらず、すべての電子文書の上書きが防止されます。  


  【 動作環境 】  
  ・ドキュメント管理サービス動作環境  
 
項 目 仕 様
ハードウエア 「OS」欄記載の各Windows® OSの動作を保証するDOS/V PC
CPU 32bit CPU: Pentium 4 2GHz以上
64bit CPU: Pentium4(EM64T) 3GHz以上、Xeon(EM64T) 3GHz以上、Opteron(AMD64) 3GHz以上 (XeonプロセッサーまたはマルチCPU構成を推奨)
メモリー(注1) 512MB以上 (推奨2GB以上)
ハードディスク容量 3GB以上の空きディスク容量
OS Windows ServerTM 2003, Standard Edtion (SPなし/SP1)日本語版
Windows ServerTM 2003, Enterprise Edition (SPなし/SP1) 日本語版
ソフトウエア Oracle 10.1.0.4 (無償バンドル提供)注2
DocuWorks 6.0.2 日本語版(必須:別途購入) 注3
ネットワーク 100Base-TX対応以上のネットワークカードを推奨
その他 CD-ROMドライブ
注1 :

メモリー容量は、1CPUあたりに必要とされるメモリー量です。複数CPUの場合は、各CPU毎に必要となります。

注2 : ドキュメント管理サービスの使用許諾に含まれています。
注3 : DocuWorks文書を全文検索のインデックスに反映するために必要です。
 


  ・クライアント環境  
  システム管理者用クライアント動作環境(システム管理ツール利用時)  
 
項 目 仕 様
ハードウエア 「OS」欄記載のWindows® OSの動作を保証するDOS/V PC
CPU 32bit CPU: Celeron 500MHz以上
64bit CPU: Pentium4(EM64T) 2GHz以上、Athlon64(AMD64) 2GHz以上
メモリー 256MB以上 (推奨1GHz以上)
ハードディスク容量 50MB以上の空きディスク容量
OS Windows® 2000 Professional (SP3/SP4) 日本語版
Windows® XP Professional (SP1/SP2) 日本語版
Windows® XP Professional x64bit Edition (SP1/SP2) 日本語版
Windows ServerTM 2003, Standard Edition (SPなし/SP1) 日本語版
Windows ServerTM 2003, Enterprise Edition (SPなし/SP1) 日本語版
ソフトウエア Microsoft® Internet Explorer 6.0 (SP1/SP2) 日本語版 (32bit版)
Macromedia Flash Player 8.0.22.0注1
格納されているアプリケーションファイルをコンテント表示で閲覧するためには別途対応するプラグインソフトウエアが必要
ネットワーク 100Base-TX対応ネットワークカードを推奨
 


  一般クライアント動作環境  
 
項 目 仕 様
ハードウエア 「OS」欄記載のWindows® OSの動作を保証するDOS/V PC
CPU 32bit CPU: Celeron 500MHz以上
64bit CPU: Pentium4(EM64T) 2GHz以上、Athlon64(AMD64) 2GHz以上
メモリー 256MB以上 (推奨1GHz以上)
ハードディスク容量 50MB以上の空きディスク容量
OS Windows® 2000 Professional (SP3/SP4) 日本語版
Windows® XP Professional (SP1/SP2) 日本語版
Windows® XP Professional x64bit Edition (SP1/SP2) 日本語版
ソフトウエア Microsoft® Internet Explorer 6.0 (SP1/SP2) 日本語版(32bit版)
Macromedia Flash Player 8.0.22.0注1
DocuWorks Viwer/Viewer Light/Viwer Light for Web 6.0.2
格納されているアプリケーションファイルをコンテント表示で閲覧するためには別途対応するプラグインソフトウエアが必要
ネットワーク 100Base-TX対応ネットワークカードを推奨
注1 :

Macromedia Flash Player

    ワークフロー(ワークフローエディター)、文書群分類のマップ表示時に必要。
 



  • XEROX、The Document Company、および"デジタルX"のマークは、商標または登録商標です。
  • その他の社名または商品名等は、各社の登録商標または商標です。




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