2014年5月号(192号)
表紙
「自然から学ぶ」(2004年)
[イラストレーター] 山口 マオ
特集のねらい『学びの再発見』
教育と学問の違いは、どこにあるのでしょう。学問とは、人が社会生活を営むのに必要な基礎知識を身につけ、社会の発展に貢献できる地力を養うことだとすれば、教育はその学問の前提を作る、礎になるものとみられます。一律の教えを超え、幼長を問わず自ら能動的に幅広く学び自立するには何が必要か、周辺の動きを特集しました。
巻頭エッセイ
- お化けがでた!(37) サギ
[作家・評論家] 松山 巖
特集:学びの再発見
- 対談:知の交差点(第132回)
学校と社会のつながりを考える
[おもしろ学校理事長] 名取 弘文
[東京大学大学院教育学研究科教授] 小玉 重夫
- 西村伊作の知恵の資産
[作家] 黒川 創
- 漢詩のすすめ − スーパー少子高齢単身者社会を漢詩的ホモ・ルーデンスとして生きる
[ジャーナリスト] 岡崎 満義
- 生涯学習としてのビオトープづくり
[コミュニティ・スクールマイスター] 岸 裕司
インタビュー
- さまざまな学びのすすめ
[京都造形芸術大学マンガ学科教授] 寺脇 研
グラビア
- Isle アイルランド紀聞
[写真家] 中川 道夫

連載シリーズ
- 和技を旅する(23)
江戸と京都の木版画
[東京新聞・中日新聞 論説委員] 桐山 桂一
- 時代小説の中の現代(61)
日本的死の美学を、突きやぶる
山本周五郎 『生きている源八』 をめぐって
[文芸・文化批評家] 高橋 敏夫
- ガード下スピークス(11)
時間を巻き戻す私鉄沿線の大正・昭和 —— 東向島駅高架下の東武博物館
[現代デザイン研究室主宰] 大竹 誠
- 地球に住む(37)
家は緑の絨毯に潜り込むようにある — フェロー諸島
[写真家] 小松 義夫
- 誰も知らない熊野(16)
太地 【後編】 — 太地は本当に鯨の町か
[写真家・医師] 栂嶺 レイ
- 現代科学の見方・読み方(86)
自由研究としての副論文
[宇宙物理学者] 池内 了
グラフィケーション・アベニュー
<デザイン> デュッセルドルフのユーロ・ショップを見る
[デザイン評論家] 柏木 博
<写真> 写真は嘘をつかないか?
[写真家] 谷口 雅
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