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富士ゼロックスの歴史と果たしてきた役割についてご紹介します。

わたしたちの存在意義

複写技術を核に、時代を超えたソリューション&サービスでオフィスに革命を

授業で使う資料のコピーやレポートのプリントアウト、みなさんも毎日の生活の中でコピー機や複合機を利用することも多いはず。機器のプリントボタンをピッと押せば、あっという間にでてくる書類。この便利な技術はいつ頃からあったのでしょうか?日常生活だけでなく、ビジネスシーンで欠かすことのできない、この“ドキュメントサービス”はどこまで進化するのでしょう?複写技術の誕生からIT化、そして未来の姿まで、富士ゼロックスの歴史と果たしてきた役割についてご紹介しましょう。

PPC複写機誕生 1959年 - 1979年

1960

1959年昭和34年

世界初の普通紙複写機がアメリカで発売

米国のハロイド・ゼロックス社(現・米国ゼロックス・コーポレーション)が、世界初の普通紙複写機「Xerox 914」を発売。これは、後にゼログラフィーと呼ばれる電子写真技術を用いたPPC(Plain Paper Copier)複写機。当時は、感光紙などの特殊紙に化学反応を利用して複写するジアゾ式が主流だったため、普通紙に複写できるこの画期的な商品は人気を博し、またたく間に市場を席巻しました。

米国・TIME誌が「Xeroxは万人を出版者にした」と評したほど画期的な技術でした!

1962年昭和37年

富士ゼロックス誕生

富士写真フイルム(現・富士フイルムホールディングス)と英国のランク・ゼロックス(現ゼロックス・リミテッド)社との折半出資により、富士ゼロックスが誕生。
コピーがまだ一般的でない時代、「Fuji Xerox 914」は、普通の紙に誰でも手軽にコピーが取れる革新的な商品として注目を集めました。

国内最初の一号機の契約は、警察庁。東京オリンピックが開催される2年前のことです

1970

1960年代後半昭和40年前後

レンタル方式で爆発的に一大市場を構築

富士ゼロックスのビジネスモデルは、コピー機そのものを販売するのではなく、「コピーする」というサービスを提供するという、当時としては画期的な機器レンタル方式を採用しました。メンテナンスや消耗品供給によって、常にお客様を支援するという新しいビジネスモデルによって爆発的シェアを獲得しました。

「モノ」ではなく「サービス」を売る、時代を先取りしたビジネスモデル!

1970年代前半昭和45年頃

革新的技術を次々と

米国のXerox PARC(Xerox Palo Alto Research Center)という研究所では自由闊達な環境から、現在のコンピューター環境の原点ともいえる、ウインドウシステムやビットマップディスプレイ、アイコンの開発、マウスの実装など、数々の革新的なコンピューター環境が生まれました。ここで開発された「Alto WorkStation」は「使いやすさ」をはじめとするUI(User Interface)の8つの原則を謳ったPCの原型となるもの。こうした、人間と情報の快適な関係(環境)をつくり出すというビジョンは、現在も私たちに受け継がれています。

現在主流のPCやOS、ソフトウェアの開発者たちもこの研究所を訪問。ここからアノ商品が生まれた?!

1972年昭和47年頃

通信の自由化を受け、ファクシミリを発売

1972年、国内電話回線のデータ通信利用が開放(回線開放)。これ以降、電話回線がデータ通信やFAX通信に広く利用できるようになり、富士ゼロックスもファクシミリ「ゼロックス・テレコピアII」を発売。

それまで通信回線を自由に使うことはできませんでした。この頃、国際的なFAXの画像データ伝送方法(プロトコル)が標準化

1973年代前半昭和48年頃

自社開発「富士ゼロックス2200」

富士ゼロックスが初めて自社開発した記念すべき商品「富士ゼロックス2200」を発売。当時の普通紙複写機としては、世界最小でした。

独自の技術開発が結実! 特許も続々申請

1978年昭和53年頃

省エネの先駆け「富士ゼロックス3500」

富士ゼロックス初の本格的な高速・高画質・省スペース機「富士ゼロックス3500」を完全な独自設計で誕生させました。オフィスに手軽に導入できるよう毎分40枚を100V電源で実現し、省エネ設計の先駆けに。

この頃、カラー機やレーザープリンターが登場。技術の進歩がめざましい時代

ネットワークコンピューティング時代へ 1980年 - 2014年

1980

1982年昭和57年

ワークステーションという概念と技術を世界に

「Alto WorkStation」の技術をベースに、「イーサネット」を介して高度な情報処理を可能にするワークステーション「富士ゼロックス8000INS」を発売。あらゆる機能をアイコンなどのGUI(Graphical User Interface)で表示し、マウスで指示するという革新性は世界を驚かせました。さらに「クライアント・サーバー」や「イーサネット」を世界に紹介し、後の“ドキュメントサービス”につながる事業を開始しました。

ネットワークコンピューティングの先駆けに。この数年後、初代Apple Macintoshが発売

1988年昭和63年

ユビキタス・コンピューティングの提唱

Xerox PARC(Xerox Palo Alto Research Center)のMark Weiserマーク ワイザーは、「身の回りのあらゆる物にコンピューターが組み込まれ、それらが協調して人々の活動を支援していく」という「ユビキタス・コンピューティング」を提唱。ユーザーがコンピューターやネットワークを意識することなく利用できる未来を予測し、以来、さまざまな商品やサービス開発に取り組んできました。現在もこの考えをベースに、富士ゼロックスはお客様の「知の創造」をサポートするさまざまなソリューションを提供しています。

「ユビキタス」という概念は、ゼロックス生まれ! 今では当たり前のIT環境も、こうしてつくられていったんですね

1990

1989年平成元年

デジタル複合機「Able3010」

国内でワープロ専用機やビジネス向けパソコンの普及が進む中、富士ゼロックス初のデジタル複合機「Able3010」を発売。ファクスとコピーと1台2役になっても、利用者が操作に困らないように、オフィス機に初めてCRTディスプレイを導入。メッセージに従ってボタンを押すという、今では当たり前のUI導入し、複雑な操作も容易に使えるようにしました。

この頃、アメリカで商用インターネットサービスが開始。その波は、日本へも広がりました

1991年平成3年

「The Document Company」宣言

富士ゼロックスは、“ドキュメント”を単なる文書や書類ではなく、一人ひとりの知識やアイデアが生き生きと表現されたものであると定義。この人と人をつなぐ“ドキュメント”をサービスとして提供する企業となることを目指し、「The Document Company」を宣言しました。また、シンガポールにアジア太平洋地域を統括する富士ゼロックスアジアパシフィック株式会社を設立するなど、海外市場にも進出。

みなさんが生まれる少し前でしょうか?翌年の1992年に文部省(現:文部科学省)のサーバー上に日本初のホームページ「KEK Information」が公開。意外かもしれませんが、当時インターネットはまだ限られた人のみが使う、通信ツールでした

2000

1997年平成9年

ネットワーク時代に向けた商品「Able3350」を投入

1995年にWindows 95が発売されると、瞬く間にビジネスシーンでPCとインターネットが普及。それに呼応して富士ゼロックスは、1台4役をこなすネットワーク型の新「Ableシリーズ」を投入。翌年、表計算やワープロなどのアプリケーションの種類を超えて文書を一元管理できるソフトウェア「DocuWorks」をリリース。「メタペーパー」をコンセプトとしたこのソフトは紙の扱いやすさを電子の世界で再現しました。

「DocuWorks」リリースと同じ年に米国でGoogleが設立。みなさんが小学校に入る頃、いよいよインターネット時代へ突入!携帯電話が急速に普及し始めたのもこの頃です

2000年頃平成12年頃

オンデマンド印刷機で、小ロット短納期印刷が可能に

1990年代半ばから急速にDTP(Desk Top Publishing:机上のPCで商用出版物の編集、組み版を行い出力すること)が普及し、制作工程が格段に容易に。「必要な枚数をもっと早く印刷したい」という市場のニーズに応え、オンデマンド印刷機が登場。富士ゼロックスも2000年に世界最高速のフルカラー電子印刷出版システム「Color Docu Tech 60」発売しました。

これ以降、オンデマンド印刷の需要は年々拡大。みなさんが手にしている、カタログやチラシもオンデマンド印刷かも?!

2002年平成14年

コンビニ店頭で、個人文書の取り出しが可能に

富士ゼロックスは、業界で初めてコンビニの店頭に設置したデジタルフルカラー複合機からさまざまなコンテンツを取り出す「富士ゼロックス ネットプリント」のサービスを開始。一般家庭や急増するモバイル・ワーカーのプリントニーズに応えました。

当時は事前登録が必要でしたが、今はSDカードやUSBメモリーからサッと出力。その先駆けとなるサービス

2005年平成17年

クラウドコンピューティング時代へ

富士ゼロックスは、複合機に本格的な外部システム連携機能を搭載した「Apeos Port C6550 I」を発売。インターネットや企業内のさまざまな情報システムとの連携でドキュメント処理のワークフローを構築し、業務効率を向上させる提案が可能になりました。

みなさんは中学生くらいでしょうか? ビジネスのIT化がグッと進化しました。スマートフォン誕生前夜となるこの頃、FacebookやYouTube、Twitterがサービスを開始。時代を感じますね~

2010

2007年平成19年

お客様の経営課題解決に貢献するサービスを

ドキュメント関連業務のアウトソーシングサービス「Fuji Xerox Global Services」を本格展開。これは、ビジネスのあらゆる場面で発生するドキュメントの作成・管理・活用や、業務プロセスを最適化し、お客様がコア業務へ集中できる環境をつくるサービス。メーカーからIT業界、大学、医療機関まで、業種や分野を問わず、さまざまなお客様にサービスを提供しています。

ビジネスには、IT化や電子化では解決できない、人が介在する煩雑なプロセスがあります。その部分の最適化を図るのがこの「Fuji Xerox Global Services」です

2010年平成22年

横浜みなとみらい21に富士ゼロックスR&Dスクエア誕生

新研究・開発拠点「富士ゼロックスR&Dスクエア」では、次の時代に向けた「徹底した顧客視点での新しい顧客価値の創造」をコンセプトに、領域を超えた各部門間の連携強化。ここから日々、新たな価値が生み出されています。 また、この年に中小規模事業所や新興国市場での一層の量販を狙い、低価格、環境配慮型の小型プリンターの新シリーズを販売。新市場に本格参入しました。

「富士ゼロックスR&Dスクエア」は、開発者が一堂に集まるフレキシビリティに富むワークスペース!

2011年平成23年

さまざまなクラウドサービスをサービスイン

パブリッククラウドを活用したビジネスコミュニケーション支援サービス「Sky Deskサービス」やドキュメント共有を支援するクラウドサービス「Working Folder」など、さまざまなクラウドサービスを提供

みなさんが大学に進学したこの頃、オンラインストレージサービスが広く活用されるように。この年に、LINEサービス開始

2014年平成26年

ASP SaaSクラウド

「スキャン翻訳サービス」で特別賞、顧客満足度調査で3年連続業界No.1を獲得!

お客様の「こんなITサービスがあったらいいな・・・」に次々と応えてきた富士ゼロックス。その技術力とサービス力が評価され、2014年は「スキャン翻訳サービス」でASPIC会長特別賞を、J.D. パワー アジア・パシフィック2014年日本ITソリューションプロバイダー顧客満足度調査では、3年連続業界No.1を獲得しました。
「スキャン翻訳サービス」は、外国語が苦手でも、紙をスキャンするだけで外国語の文書内容がさっと理解できるクラウド型の機械翻訳サービス。その手軽さが評価されました。顧客満足度調査では、導入からサービス提供まで、すべてのチェックポイントでトップスコア。3年連続業界No.1を獲得しました。

未来の技術を開発し、最適なカタチで提供、さらにお客様に満足いただく。このよいサイクルが富士ゼロックスの強みです。

これからの富士ゼロックス 2014年~

20XX年

夢の商品・サービスがみなさんの力で完成する!

富士ゼロックスでは、価値あるコミュニケーションの実現に向けて、4つの重点技術領域に取り組んでいます。その領域は「デジタルイメージング技術」「キャプチャリング技術」「コンテンツハンドリング&プロセッシング技術」「デリバリング技術」。この領域に向け、画像処理プロセッサー技術や位置情報を利用した音声ガイドサービス技術、手書き情報入力システム「Denshi-Pen」のための2次元座標符号化技術などを開発してきました。

さらに、次代の事業の芽となる技術開発を進めています。手書き文字認識からクラウドサービス、ビッグデータ解析・分析、マーキングプロセス技術開発、予兆診断までその研究・技術開発テーマも多種多様。さて、この技術を組合せ、未来にはどんな商品やソリューションサービスが生まれるでしょう・・・

例えば・・・
  • 待ち時間ゼロ! 超・スピーディーな複合機。
  • パソコンで作った文書画面をタッチするだけで電子ペーパーに複写。電子ペーパーに専用ペンで書き込み、アイデアをブラッシュアップ。
  • 自分の座席までドキュメントを届けに来てくれるプリンターロボット。プリンターがやってきてくれるなんて、便利!
  • テーブル型の電子ミーティングデスク。作成した文書をタッチペンで呼び出し、紙を扱う手軽さで書いたり、相手の方向に回転させたり。遠隔地との会議も自由自在!
  • グローバルビジネスの文書を自動翻訳して出力、表示してくれる複合機。
  • 紙に書いた手書き情報を簡単かつ迅速に電子化! そのままメール転送でき、チェックや管理が簡単に。
  • モバイル端末からワンタッチで電子ペーパーに情報を表示。在宅勤務中でも出先でも、状況に応じて必要な情報にアクセス。
  • セキュリティーの精度を高めた高機能複合機で、改ざんなどの不正を防ぐ。
  • センシング技術によって、「いつ、誰が、誰と」コミュニケーションをしているかを見える化。コミュニケーションの活性化や教育研修に活用。

さあ、私たちと一緒に、新しいソリューション&サービスを生み出しましょう!