お客様導入事例 はーとふる川内株式会社 様

はーとふる川内株式会社様の皆さんの写真

障がいのある方が働きやすく、夢をもてる企業へ
オンデマンド印刷で活躍の場を広げる

プロフィール

はーとふる川内株式会社様は、『自立・創造・実証・夢・愛情』をキーワードに、障がいのある方が働きやすい環境を創造し、夢を持って将来に立ち向かうことができる企業を目指すことを使命に掲げ、地域に根ざした活動を行っている。

URL http://www.heartful-kawauchi.co.jp/新規ウインドウで開く
所在地 徳島県徳島市川内町平石若松108番地4
設立 2011年10月3日
代表者 代表取締役社長:西野 直樹氏
資本金 2,500万円
従業員 22名(うち障がいのある方 15名)
内訳 身体 8名(うち重度 7名)
精神 7名
事業 オフィスサポート事業
(印刷部門、IT部門、デリバリー部門)
親会社 大塚製薬株式会社 様
所在地 東京都千代田区神田司町2-9
設立 1964年8月10日
代表者 代表取締役社長:岩本太郎氏
資本金 200億円
従業員 5,701名(2012年3月31日現在)
事業 医薬品・臨床検査・医療機器・食料品・化粧品の製造、製造販売、販売、輸入ならびに輸出
事業所 支店17 出張所51
研究部門 5カ所(18部門)、工場7

概要

背景

  • 障がいのある方が能力を発揮しやすく、雇用を促進するために特例子会社を設立
  • 障がいのある方の育成・定着と同時に、企業としての健全経営の両立を目指す
  • オフィスサポート事業として、印刷、IT、デリバリー部門を設立

導入のポイント

  • ドキュメントサービスセンターでの障がい者雇用に関する実践的なアドバイス
  • 専門的な知識なく、手軽に高品質な印刷を作成できること
  • さまざまな種類の用紙対応と、実際の紙を使い仕上がり見本を制作できること

成果

  • 依頼者の希望に沿う短納期の対応
  • 制作者のモチベーション向上により提案の幅が拡張
  • さまざまなアイデアのサンプルを作成し、業務提案に活用

背景

人びとの健康に寄与する製薬企業として、以前から障がいのある方の雇用促進を考えていた大塚製薬株式会社。障がいのある方たちがより能力を発揮しやすく、雇用の促進も可能であることから、特例子会社・はーとふる川内株式会社を設立しました。

特例子会社の設立にあたっては、プロジェクトを結成し、福祉施設や他社の特例子会社、障がいのある方を雇用する企業の取り組みを見学。障がいのある方とともに働く意義や姿勢、事業展開、就業規則をはじめとする諸規程策定での注意点なども学びました。

こうした活動の中、障がいのある社員によりドキュメントに関するさまざまなサービスを社内に提供している、富士ゼロックス首都圏株式会社の「ドキュメントサービスセンター(DSC)」にも訪問。「障がい者雇用への取り組み」や「フォロー体制の構築」など、特例子会社設立に向けて貴重な情報を得ました。

そして、特例子会社には「重度障がい者の雇用と育成・定着」と「独立した企業としての健全経営」の両立が求められると判断。障がいのある社員にどのような業務を担当させるのか、親会社からどのような業務を切り出せるのか、そしてそこからいかに収益を上げていくのかを考慮し、オフィスサポート事業として次の3つの事業部門を設立しました。

  • 印刷部門
    名刺、はがき、挨拶状、パンフレット、チラシのオンデマンド印刷など
  • IT部門
    ホームページ作成からメンテナンス、データ入力、グラフ作成など
  • デリバリー部門
    大塚製薬株式会社社員への配布物のメールサービス、研修会資料の作成からプリントアウト・ファイリング・会場までの発送作業など

導入のポイント

事業の柱としてオンデマンド印刷による印刷業務を選んだのは、設立前にDSCでの取り組みを見学し、専門的な知識や技術がなくても手軽に高品質な印刷ができ、小ロット・短納期の要望にも対応できると期待したからでした。

オンデマンド印刷のプリンターには、大量印刷時の高い生産性と品質の良さから700 Digital Color Pressを導入。主に名刺、はがき、挨拶状やパンフレットなどを印刷しています。

データの持ち込みからオリジナルデザインまでスピーディーに対応する同社にとって、さまざまな厚みを持つ実際の紙を使って仕上がり見本を手軽に制作できることは大きなメリットでした。

事業部チーフデザイナー・山野井宏宗様は次のように語っています。「名刺の中でも特に厚い紙まで対応できることは嬉しいですね。しかも両面の調整もキレイに合うので品質的にも満足しています」。

成果

700 Digital Color Pressの導入により、依頼者の希望に沿った短納期・高品質での対応が可能となっています。また、自分たちの手で仕上がりまで確認できるため、制作者のモチベーションが向上。紙の風合いや色味の違いなどを確かめながら、アイデアをサンプルとしてすぐにカタチにできるので、業務提案にも役立っています。

車いすの方も700 Digital Color Pressをご利用。オプションの大容量トレイは紙を何度もセットする必要がなく、負担を軽減できるとのこと。

700 Digital Color Pressの写真

オプションの大容量トレイの写真

車いすの方が操作しやすいよう、本体の高さが低い複合機ApeosPort-IV C3375 UDモデルも導入しています。

ApeosPort-IV C3375 UDモデルの写真

新たな試みのオンデマンド印刷物サンプル

社員一人ひとりの想い出を綴った、退職記念アルバムの写真

社員一人ひとりの想い出を綴った、退職記念アルバム

色がわかりにくい方に配慮したパンフレットの写真

色がわかりにくい方に配慮したパンフレット

今後の展望

障がいのある方たちが健常者とともに等しく生きる社会の実現を目指すノーマライゼーションの理念を大切に、同社では社員同士がお互いを補い合う関係がうまく構築されつつあります。「障がいのある社員から元気をもらうことも度々です」と代表取締役社長・西野直樹様。現在、社員がチームを作り、小ロットで価値の高い記念品のような印刷物など、新たな事業開発のアイデアを練っています。今後は、「在宅勤務制度などの導入や、アイデアあふれる業務展開により、障がいのある方の能力を十分に発揮し、活躍できる場を提供していきたいですね」と語っていただきました。

はーとふる川内株式会社 代表取締役社長 西野 直樹 様の写真

はーとふる川内株式会社
代表取締役社長
西野 直樹 様

はーとふる川内株式会社 事業部チーフデザイナー 山野井 宏宗 様の写真

はーとふる川内株式会社
事業部チーフデザイナー
山野井 宏宗 様

富士ゼロックス首都圏株式会社 ドキュメントサービスセンター

ドキュメントサービスセンターの社員の写真

社内業務のシェアード化とオンデマンド印刷による名刺・販促物の作成を主な業務に、メンバーの自立を目指し、明るい笑顔で取り組んでいます。

富士ゼロックス首都圏株式会社 CSR部 Document Service Center 影山卓の写真

富士ゼロックス首都圏株式会社
CSR部 Document Service Center 影山卓

特例子会社設立に際して当社を見学いただきました。いま、はーとふる川内様として素晴らしい業務を展開されているご様子、大変うれしく思います。
私たちも夢を持てる企業へと一生懸命がんばります。