お客様導入事例 クオールアシスト株式会社 様

背景

クオールアシスト株式会社は、親会社である クオール株式会社で行ってきた障がい者雇用活動をより積極的に発展させるため、2009年2月に設立しました。そして2009年3月にクオール株式会社の「特例子会社」として認可を受け、新たなスタートを切りました。

障がい者雇用といっても多様な形態がありますが、クオールアシスト株式会社はこれまで就業のチャンスが少なかった重度の障がいの方を積極的に「在宅雇用」し活動しています。

現在の在宅勤務者は29名。グループ会社のデータ入力業務を中心にWeb制作やイラストデザイン制作などを行っています。課題とされる在宅勤務者とのコミュニケーションは、多地点コミュニケーションシステム「ワークウェルコミュニケータ®」(OKIワークウェル社商品)注1を導入して対応。担当業務によりグループを分け、グループのメンバー間だけでなくグループ間でも情報や技術を共有、最終的にいいものを作る方法をとっています。

設立当初は、印刷業務というとグループ会社の名刺印刷やチラシ印刷で、オンデマンド印刷機DocuColor 1257 GAでも十分対応できました。しかし、印刷の受注量が増えて、印刷機がフル稼働となり、年賀状の印刷繁忙期には2~3日徹夜をすることもありました。このように一年経たずして印刷業務の受注が順調に伸び、今後も増加することが見込めましたので、生産性の改善を図るとともに内製化を視野に上位機種を検討することになりました。

  • 注1 常時接続型多地点コミュニケーションシステム「ワークウェルコミュニケータ®」(OKIワークウェル社商品)
    参考:http://www.okiworkwel.co.jp/新規ウインドウで開く

導入のポイント

オフィスと自宅をつなぎ、音声・テキスト・データ共有により、コミュニケーションしている様子の写真 OKIワークェル社の多地点コミュニケーションシステム「ワークウェルコミュニケータ®」を活用して、オフィスと自宅をつなぎ、音声・テキスト・データ共有により、スムーズにコミュニケーション

導入の要件は、スピードと品質です。富士ゼロックスの700 Digital Color Pressは、スピードと品質を兼ね備えているとともに、サーバーでカラー管理が行えるのもポイントでした。今では、カラー管理だけでなく、サーバーの使い方を覚え、700 Digital Color Pressの性能を生かした業務を行っています。

さらに設置場所が狭かったため、コンパクトなサイズであること、また富士ゼロックスのアフターサービスやメンテナンスがしっかりしていることも導入の大きなポイントでした。印刷業務は納期厳守が基本のため、オンデマンド印刷機の信頼性の高さに加え、定期メンテナンスによる故障予防や迅速なフォローには、とても助かっています。

成果

オンデマンド印刷物のサンプルの写真 オンデマンド印刷物のサンプル

グループ会社の上層部の理解もあり、印刷物の依頼が増えています。印刷物がある場合には、「まずはクオールアシストに相談して、できるかできないか」確認をしてくれるようになりました。

また印刷物は、住所や連絡先が変更になることがあり在庫を持つことができません。そのため小ロット・多品種印刷に有利なオンデマンド印刷で対応し、短納期・低コストを実現しました。

将来の展望

700 Digital Color Pressで出力している様子の写真 在宅雇用の社員がデザインした制作物をオフィスにあるオンデマンド印刷機 700 Digital Color Pressで出力、その特性を最大限に活かし、印刷業務をさらに拡大中

今後は、さらにグループ会社の各種業務や名刺印刷を受注したいと考えています。現在、名刺はフォルダ管理をしていますが、名刺の受注が増えたら、名刺管理システムを導入し即納できる体制を整えたいと考えています。

冊子の印刷物も好評で、今後はグループ外からの受注を目指したいと考えています。クオールアシストでデザイン・印刷ができるようになれば、小ロットの印刷物はほぼ対応できます。 また年賀状に加え、あいさつ状などの小物印刷も増やしていきたいと考え、後処理機の準備を検討しています。 このように商品の幅を広げ、そのひとつひとつのコストをコントロールして、自社の利益を上げつつグループ会社のコストダウンを図りたいと考えています。

そのためには、今後、在宅雇用だけで対応するにはいずれ限界があります。例えば、本社事業所に通勤できる方の採用を増やすなど、就業場所の拡大を考えています。

さらに、在宅勤務者の採用エリアをもっと広げたいと考えています。現在は北海道から宮崎まで採用していますが、在宅勤務はインフラさえ整っていれば地域は問いません。 働きたいけれども外に出て働けない方、在宅の仕事はないだろうとあきらめている方など、人材は相当多く潜在的にいると考えています。

そのような方々に、クオールアシストは、一層の障がい者雇用の機会創出に努め、新しい業務に積極的に挑戦し、スキルを高める環境を整えていきます。

  • 注記 事例内容は2013年8月時点の情報です。