会議における発言者抽出と情報の自動記録

課題

重要な会議では、議事録が作成・発行されますが、議事録からはその場の状況や雰囲気まで十分に読み取ることができません。これに対して、ビデオ撮影による記録は、内容もその場の状況も伝えることができる有効な手段です。しかし、1台のカメラだけで参加者それぞれの表情や動き、さらに、スライドの資料やホワイトボードに書かれた情報なども、適切に捉えて撮影することは難しく、臨場感のある会議の記録は実現できていません。

解決手段(取り組み内容)

図1:撮影をおこなう会議室の様子

会議室内に複数の固定カメラやセンサーを設置して、話者を自動撮影するとともに、スライドの資料やホワイトボードへの書き込み情報なども、会議の状況の変化(表示された、書かれた等)を起点に自動的に記録するシステムを開発しました。

  • 会議室内の全ての領域が撮影できるようにカメラを部屋の周囲から中心に向くように設定し、複数のセンサーを活用して、話者の映像を自動的に撮影します。
  • 人物位置センシングにより、話者がどの位置に動いても自動で追跡し撮影します。
  • スクリーンに表示されたスライド資料やホワイトボードに書かれた情報も映像として撮影し、会議の進行に同期して保存します。

効果

会議の内容や状況を、重要なシーンを起点として撮影することで、参加できなかった人にも、議事録だけではわからなかった意思決定の背景や理由を伝えることが可能になり、決定事項の確実な展開、迅速な対応に結びつけることができます。

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