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デザイナー紹介 高木 友史

デザイナー紹介 高木 友史

さまざまな領域に挑戦し続けることで、視野が広がっていく。

サービスソリューションUIチーム デザイナー 高木 友史 Tomohito Takagi

2004年入社。複合機やプリンター、デジタル手書き入力ペンなどのプロダクトデザインに携わった後、複合機の操作パネルなどのUIデザインを担当。中国市場向け複合機の商品デザイン全般の推進にも携わる。現在は、IT機器の見える化サービスや文書管理ソフトウェアなど、サービスソリューション商品のUX、UIデザインを担当。固定分野にとらわれず、さまざまな領域に貪欲にチャレンジし続ける、その理由を聞いた。

 

常に新しいことに挑戦する、
その考えや企業の姿勢に共感

デザイナー紹介 高木 友史

——富士ゼロックスに興味を持ったきっかけを教えてください。

大学のプロジェクト学習で、産学連携の企業の一つに富士ゼロックスがありました。そのプロジェクトには参加しませんでしたが、富士ゼロックスのことを調べていったら、アメリカのゼロックスコーポレーションのパロアルト研究所のことを知ったんです。PCの起源であるAltoやイーサネット、ユビキタスコンピューティングなどの発明や、常に新しいことを発信していることを知り、興味が湧きました。ユビキタスも今ではIoTという言葉で一般的になっていますが、昔から先進的な考えを持った会社だなという印象を受けましたね。そのようなアイデンティティーが流れているところは、現在、仕事をしている中でも感じます。

 

——デザイン研究会への参加が入社のきっかけだったそうですね。

1週間かけて行われるデザイン研究会がとても刺激的でした。他の大学の学生と密に交流できましたし、何よりトレーナーの社員の方がとても個性的で面白かったですね。こういう人たちと一緒に仕事ができたらいいなと素直に思えたんです。これをきっかけに富士ゼロックスのデザイン部門を第一志望に考えるようになりました。

 

多様なデザイン領域の経験が、
自分を成長させてくれる

——入社後、最初に手掛けたデジタル手書き入力ペンのお話を聞かせてください。

デジタル手書き入力ペンは、ペンの先端に小型カメラが搭載された電子ペンです。入社後すぐにそのプロダクトデザインを任されることになったのですが、大学時代は主にシステムのデザインや使いやすさを学んできたので、スケッチや図面作成はやってきませんでした。だから、学びながら仕事を進めていくという感じでした。デジタル手書き入力ペンは、入社当時はまだ研究段階で、どういう利用シーンがあるのか、いくつもパターンを考えて、シーンスケッチやモックアップを何度もつくって試行錯誤して、7年くらい経ってようやく商品化になりました。右も左もわからない状況での新しい領域のチャレンジでしたが、スケッチや図面は描いていけば徐々にうまくなっていきます。当時はやったこともないプロダクトデザインをやることになり困惑しましたが、今は会社に入ってから学ばせてもらえたと感謝しています。

デジタル手書き入力ペン

——A4カラー複合機の外観デザインを担当されたときはどうでしたか。

複合機は、操作パネルや、スキャンをする装置、用紙トレー、フィニッシャーなど、色々なものが組み合わさって商品ができています。それぞれ設計者や担当者が違うので、そのやり取りや調整作業が大変でした。例えば、紙を排出する部分とスキャンする装置の横幅が異なるので、その部分をどう整理していくかなど、課題を一つひとつクリアしていくのは大変でしたが、その分、とてもやりがいを感じることができました。

 

操作パネル基盤

——その後、UIデザインを希望して中国市場向けのA3コピー機を担当することになります。

プロダクトデザインを5~6年やっていたら、自然とユーザーインターフェイスもやってみたいと思うようになって、希望を出しました。当時担当した中国市場向けのコピー機はとてもコストが厳しくて、日本や北米市場のようなタッチパネルは到底無理なので、基本は物理的なボタンと体重計などで使われているセグメント表示を使って操作パネルをデザインすることになりました。ボタンに関しては、周囲にLEDを設けて点灯や点滅で伝える配慮をしました。ボタンの配置やセグメントの表示方法には基板上、色々と制約があるのですが、実際のものを見ながら設計者とミリ単位でつめていく作業は、プロダクトデザインを担当したときの経験が非常に役立ちました。自分としても、とても手ごたえを感じることのできた仕事でしたね。

 

価値あるモノやサービスを提供するために、
今後も新しいことにチャレンジしたい

——今はソリューションデザインを担当されていますね。

複合機だけではなく、他の分野でのデザインにも関わりたいと思いまして、ソリューションデザインへの希望を出しました。今はDocuWorksなどのソフトウエア商品やITの見える化サービスなどのソリューションサービスのデザインを担当しています。基本的にプロダクトデザインやUIデザインを担当していた頃と仕事の流れは変わらないですよね。デザインの対象や、やり取りする相手は変わりますが…。複合機のときは本体と色々なオプションとを同時並行に進めていましたが、今もさまざまなデザインの依頼がたくさん来るので、これまでの仕事の進め方は非常に役立っていて、自分のベースになっている気がします。また、商品をつくる構想段階でスケッチをして可視化するのですが、スケッチを描いていたプロダクトデザインを担当していたときの経験がとても役立っています。

——今後の目標を教えてください。

これまで色々な経験をさせてもらっていますが、今後も新しいデザインの領域にどんどん挑戦していけたらと考えています。富士ゼロックスは、これからも、お客様に新しい価値のあるモノやサービスを提供していきます。自分自身も新しいことを発信したり提供していくところに惹かれてこの会社に入ったので、お客様に喜んでいただけるように、さまざまなことにチャレンジしていきたいですね。

 

 

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