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商品デザイン紹介 A3カラー複合機

A3 カラー複合機

ApeosPort-VI C / DocuCentre-VI Cシリーズ
オフィスでのあらゆるニーズに応えるA3カラー複合機

オフィス向けA3カラー複合機シリーズです。個人や組織が高いパフォーマンスを発揮し、多様な働き方を実践できる環境構築を支援する、富士ゼロックスの新コンセプト「Smart Work Gateway」を具現化しました。これにより、複合機から各種クラウドサービスへの横断利用、働き方に合わせたアプリ追加、外出先からモバイル端末等を使用した情報への容易なアクセスなど、機器とさまざまなクラウドサービスとのシームレスな連携が可能になります。これを実現するため、ユーザーが仕事や思考の流れを途切れることなく、欲しいときに必要な情報につながることが大切であると考え、ユーザーと複合機の接点をデザインしました。

 

A3 カラー複合機

複合機は、あらゆるニーズに応えてサービスの拡充が進むと同時に、その姿形も進化していかなければなりません。そのため、日本、中国、アメリカ、ドイツ、フランスにおいて、ユーザー調査と検証を行い、さらに各市場のお客様サポートメンバーにヒアリングをして、ユーザーと複合機の接点に注力したデザインに取り組みました。外観は、さまざまな設置環境に適応できるように煩雑な凹凸やカバー分割を極力なくし、複数のモジュールが組み合わさった時に「ひとつの塊」として見えることを意識して、これまでにないシンプルな佇まいを目指しました。メンテナンスは、誰もが不安なく簡単にできることを目指しました。そのために経験の有無と操作の仕方が異なるさまざまなユーザー像を具体的に描き、これらのユーザーが難しいと感じる要因である「紙の見つけにくさ」、「作業の困難さ」、「手順の多さ」について紙が走行するタイミングとともに刷新しました。

2017年度グッドデザイン賞受賞

 

外観デザイン 椎原 務 Tsutomu Shiihara

外観デザイン 椎原 務 Tsutomu Shiihara

大切にしたのは、“複合機”ではなく、仕事をサポートする“スマートツール”としての佇まいです。複合機は多くのモジュールが組み合わさっていて、それぞれ設計者も異なります。そのモジュール間のつなぎ目の調整を各担当者と図りながら、“一つの塊”として見えるように丁寧にデザインしました。開発の過程で多くの人との関わりがあるため、いかに効率よく、質のいいコミュニケーションができるかも大事です。入社3年目で任された大きなプロジェクトでプレッシャーもありましたが、チームのサポートを受けつつ、丁寧なやり取りを心がけて課題を一つひとつクリアできたことは、達成感を感じられたとともに、自信にもつながりました。

操作性デザイン 野口 由希

操作性デザイン 野口 由希 Yuki Noguchi

お客様が“心地よく・自然に”使用できるよう、操作の流れや作法を考えました。一番力を入れたのは紙詰まり除去の部分です。今までの商品は紙が見つけにくく、実際見つかっても重くて破れてしまうことがありましたが、この商品では、紙が止まる位置を設計者の方と話し合い、制御の仕方や操作力を軽くする工夫をしました。商品を開発するにあたり、できるだけリアルにお客様を感じて設計するために、操作に慣れている方とそうでない方、二人のユーザー像を具体的に可視化し、デザインに落とし込んでいきました。そのおかげで、デザイナーの思い描く操作のあり方に向かって設計者と一緒に理想の商品を具現化していくことができたと思います。

 

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