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商品デザイン紹介 A4カラープリンター・複合機

A4カラープリンター・複合機

DocuPrint CP310 dw / DocuPrint CM310 z
卓越した機能をコンパクトボディに凝縮したA4カラープリンター・複合機

本商品は、小規模オフィスで使用するA4カラーレーザープリンター&複合機です。オフィスに一台の頼れるセンターマシンとして、小さく安価でも上位モデルと変わらない基本性能(画質、耐久性、プリントスピード、ロングライフな消耗品)を備えています。スマホのように操作できるよう、操作パネルにはこのクラスで初となる静電容量式タッチパネルを採用しました。ユーザーの快適なオフィスワークのために、複雑な操作を覚えなくても使え、使うほどにより使いやすくなるエクスペリエンスを実現しました。

 

A4カラープリンター・複合機

デザイナー自らがユーザーの利用環境を調査したことにより、本商品は「自然に目的へ到達できるサポート役」でありたいと考えました。これまでのオフィス機のような「使い方を覚えなくてはならない機器」という抵抗感を排除し、「覚えなくても使える」「使うほどにより使いやすくなる」ことを目指して、新たなデザインに挑戦しました。

2016 年度グッドデザイン賞受賞
Design Intelligence Award 2017(中国設計智造大賞)受賞

 

外観デザイン 大久保 恵 Megumi Okubo

外観デザイン 大久保 恵 Megumi Okubo

この商品はユーザーとの接点がとても近いため、“仕事の流れを止めない”をコンセプトに、迷わせない・覚えさせないデザインを目指しました。最近はスキャンやクラウドとの連携などで、お客様が操作パネルに触れることが多くなってきたので、カラフルなUIグラフィックスが引き立つようにシンプルな外観を追求しました。また、用紙取り出し口は濃紺色にして、遠くからでも紙の有無がすぐわかるように配慮しています。デザインの初期段階で、ユーザーと商品との接点で生まれる価値のイメージを絵に描いてストーリーで見せるようにしたのですが、それに対してアメリカのゼロックスとのワークショップですごく共感してもらえました。入社して間もなかった私にとっては、とてもうれしい出来事でしたね。

UIデザイン 野口 希 Nozomi Noguchi

UIデザイン 野口 希 Nozomi Noguchi

近年のユーザー調査で見えてきたのは、スマートフォンの普及により、想像以上にフリック操作が浸透していることでした。そこでこの商品では、30年近く続いていたボタンと感圧式タッチパネルの組み合わせだった操作をすべて静電容量式タッチパネルに集約する、という大胆な変更を試みました。これまでの画面デザインからフリックを活かした新たなデザインに全面変更したほか、パネルの特性を活かした心地よい操作が実現できるよう、商品の開発中にも細かいデザイン調整をしながら作りこんできました。これらは大変な作業でしたが、「時代に合った使いやすい商品を提供したい」という想いを関係者と一つにすることで、理想の商品をつくることができたと思います。

操作性デザイン 武内 雅明

操作性デザイン 武内 雅明 Masaaki Takenouchi

スモールオフィスの場合、お客様が設置からメンテナンスまで行うことが多いため、いかに迷うことなく、できるだけ少ないステップで作業が行えるかを考えました。それに加えて今回は「心地よい操作感」にもこだわりました。その一例が操作パネルのデザインです。従来は点灯と点滅の二つのパターンしかなかったのですが、ステータスランプを状態のわかりやすさに加えて視覚的な心地よさが感じられるように、光の増減によるグラデーションを用いて表現しました。また、トナーカートリッジや正面カバー、用紙トレイなどの操作部は、剛性感や操作力、スムーズさなど、操作時の快適さを実現するため何度も調整を重ねました。

 

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