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INTERVIEW-2

開発部門 小松 裕

Q&A

Q1.いま携わっている業務・役割

経理や調達業務など必要な文書の揃いの有無で進捗を管理するApeos PEMaster、Evidence Trackerの設計・開発を担当しています。
システム全体のアーキテクチャー設計やSEさんと一緒にお客様のニーズやお困り事を検討する要件獲得など、上流の部分から、実際のプログラムを記述するコーディングや動作検証に至る最下流の部分まで、幅広く対応しています。

Q2.仕事に対し、心がけていること

お客様や他部門の方から話を聞き、それを論理だてて解釈し、最終的にはプログラムとして矛盾がない形に落とし込むことが仕事のため、コミュニケーションにおいて齟齬がないように気を使っています。相手の意図をよく理解しないと、間違った方向に進んで結局手戻りややり直しになってしまうので。
また、ソフトウェアの設計や実装といった作業は、設計者の頭の中や実コードにしか現れない情報が多く、それをすべて可視化するのは非現実的であるし、そのレベルの細かい情報をお客様や他部門と議論しても意味はないです。なので、方向性を合わせることが最も重要だと考えています。
具体的に心がけているのは以下の2点です。(1)目的と前提条件を把握する(ゴールイメージを共有するかどうかは時と場合による)。(2)決めるべきことはサクサク決める。これは時間をかけるべき本質的な部分に集中したいからです。

Q3.私の技術に対する思い

強いコンセプト

ソフトウェア/ソリューションの世界では、「実現不可能」なものはあまりありません。お客様が欲しいものは、論理的に矛盾(他の要件とつじつまがあわない、ロジックが組めない)がなければ、あとは時間やお金の問題をのぞけば、作ることができます。
ともすると、お話をお伺いして、矛盾点を解消して、時間やお金の許す範囲で対応する、の繰り返しになりがちです。これでは単に顕在化したニーズを実現しているだけで、感動には至りません。

感動に至るには、継続して実行し続けるに値する一貫したコンセプトが必要なのだと思います。コンセプトをベースに蓄積したノウハウとソフトウェア資産によって、圧倒的に早く、安く提供できるようになり、他社が一朝一夕では追いつけない細かい部分まで行き届いたソリューションを提供できるようになるのだとおもいます。

強いコンセプトには、技術分野に対する知見はもちろん、自社環境やトレンドに対する知見や企画力、果ては未来を見通す力までもが必要です。つまり構築はとてもとても難しいのですが、ソリューションはだれでもなんでも「やりゃできる」分野なので、「なにをやるか」こそが最も重要で、その構築力こそが絶対的基準であるのではないかと考えています。

情熱

新しい概念を提唱する人は、その新しいものに対して人がどう感じて、どう感動するかということを真摯に考え、情熱を注ぎ込みます。実際のところ、既存の基準がないので、そこに情熱を注がざるを得ないのかもしれません。
対して、ヒット商品のまねをする人は商品の表層だけをコピーして、表面上の数値だけをスペックアップして、「ヒットした○○よりもいい」と謳います。基準は、お客様ではなく、競合商品です。

ソフトウェアには、UIの操作感など、細かく地道な調整が必要な部分や、どう動かすのが最適なのか判断が迷う部分が多々あります。このような部分で情熱や信念を持って接するのと、「コピー」を前提に接するのとの差が、全体の使い勝手の差や統一性にあらわれてくるのだと思います。
また、ソフトウェアも他の分野と同じく、基本設計によって後の拡張性がある程度決定します。使う人が想像出来る状態で基本設計するか、コピーを作るために基本設計するかの意識の違いも、時とともに顕在化するのではないでしょうか。

「コピーはオリジナルに追いつけない」とは先行者優位みたいなものではなくて、情熱まではコピー出来ないことが原因です。どれだけお客さんや対象のことを真剣に考えるか、その情熱の量は絶対的な指標と呼べるのではないかと思います。

Q4.ストレス解消やリラックス方法

泥酔デーを設けて、ストレス解消します。何故泥酔か?というと、『ああ、やっぱりだめなんだ』と自分の限界が再確認できるからです(笑い)。
土日一人で家飲みの時が一番危ないです。ワインや日本酒系は悪酔いしますが焼酎やコニャックなどの蒸留系は悪酔いしません。ハイボールなども自分で作ります。

One Day ある日のスケジュール

午前10時 出社は10時。メールチェックを行った後、プライオリティをつけ、その日の業務を開始する。
午前中 2日後のApeos PEMaster Evidence Tracker次期バージョンの設計・開発会議のため、要件を確認しながらシステム全体のアーキテクチャーの設計を検討し、プレゼン資料を準備する。
昼食 社員食堂にて同期のメンバーと食事。
午後1時 技術調査として、次期バージョンに導入する新機能の要件に対応したソフトウェアモジュールをピックアップし、調査や試用、デモプログラムの作成などを行い、結果をまとめる。
午後2時 ミーティングは1~2時間のものが入ったり入らなかったりします。チームで分担して設計を行うため、各人の設計内容のレビューや、詳細内容のすり合わせのための確認作業がよく発生します。
夕方 自席に戻り、現行バージョンでの市場から報告された不具合の現象確認や修正作業などを行います。
帰宅 遅いときは、10時ごろになるときもあります。