プラスチックカードへのプリント技術

現在、セキュリティーを高めるために、ICカードは、金融、交通、行政などあらゆる分野で採用され始め、その市場は、広がっています。

ICカード上に印刷する技術は、これまでのオフセット印刷や昇華転写が主流でしたが、富士ゼロックスでは、複写機に用いられているゼログラフィー技術を応用したカード印刷技術を開発しました。ゼログラフィー技術を用いると従来の印刷法で必要だった版が不要になるため、印刷内容の変更が容易になり、プリンターを使う感覚で1枚1枚に異なるイメージを高解像度で印刷したICカードをオンデマンドに作製することができます。

さらに今回開発したICカード印刷システムは、印刷・丁合・ラミネートを1台の装置でオンライン化しているため、

  • ホコリやゴミの混入が少ない。
  • 表裏の組合せの誤りがなく、位置合わせ精度が高い
  • 特殊表面処理(抗菌・防傷など)可能
  • 安全で環境への負荷が少ない
  • 低ランニングコスト

などのメリットを実現することができています。

ICカード印刷システムとそれを支える技術

カード印刷は、シート印刷、シート揃え、仮止め、シート圧着の各プロセスから構成されています。これをゼログラフィー技術をベースにオンラインで自動化しています。